お隣の国なのに、なんだか無縁に暮らしている韓国です。海外旅行も幾度か出かけましたが、韓国には行ったことがありません。「冬のソナタ」は見ましたけれど、それに続く韓流ブームには乗れませんでした。私の心の奥のどこかに、戦時中の二つの国のわだかまりが、蹲っているのでしょうか。
そんなわけで韓国の文学も1冊も読んだことがありませんでした。新聞の新刊書の広告に興味のある言葉を見つけました。日経新聞の3月8日の広告欄です。
「あら、そんな無理なこと、出来るはずがないわ、やるだけ無駄よ」とあきらめる時の言葉なのでしょうか。でも韓国ではジョークとしてではありますが、割れなくても、汚すくらいはできる、という人々が出てきたのですね。岩を見つけたら、あきらめるのではなく、仲間に知らせて、一緒に悩んで、解決法を見つけたいというのです。無数の卵で、岩を割ることができるかもしれないと信じながら。
日本にも「雨だれ石をも穿つ」ということわざがあります。「蟷螂之斧」とあきらめないで、信じて精進することが大事なのでしょうね。
いい言葉を教えていただきました。