その教室・ふみもと子供将棋教室は瀬戸市にあります。主催者文本力男さんが、その教室の在り方について朝日新聞(学びを語る)に書いていらっしゃいました。おせっちゃんが適当にまとめてメモっておきます。学ぶ姿勢。教える姿勢。大事ですね。
「強さよりマナー」。将棋を通じて相手への思いやりを学び、人生を豊かにしよう。
勝ち負けよりもマナーや配慮を学ぶこと。
「定石」「詰将棋」「人との対局」が指導の3本柱。繰り返し基礎を身に付けさせます。基本を知り、土台をつくることの大切さを教えます。「礼儀」や「思いやりが人生の土台です」
対局後は必ず「感想戦」をさせます。何処が勝負の決め手になったか、最善手は何だったか、「教える」ことも「教わる」こともどちらも学びです。
勝っても、ガッツポーズは禁止です。勝って偉ぶることは許しません。敗者を尊重する姿勢を徹底させます。
強いだけでは尊敬されません。棋力だけでも尊敬されません。棋力は低くても周りに配慮できる人間にみんなが一目置くように指導します。
他人への思いやりや配慮を持てるようになることの方が、人生においては重要な学びです。
野球界の昨シーズンで、誰からも尊敬され、親しまれた大谷さん。野球はお父さんが監督をするチームで学んだようですが、父親、学校の監督などに、基本と人間性を学んだようですね。部屋の壁に貼って、目標にする項目を書き足していったと言いますが、その早くに決めた目標が、「ゴミを拾う」「部屋の掃除をする」だったとか。
指導した大人も立派ですが、学んで守った子供、立派です。