いろいろ備忘録

泳がせシーズンは下田・伊豆方面(神津島、銭洲、イナンバ、御蔵島、大島沖など)、それ以外は新潟の上越方面での釣行記

タイ・シミラン諸島釣行(2000年)

2000-02-04 08:21:00 | 海外遠征
タイのプーケット島沖約100kmに、9つの島からなるシミラン諸島があり、年に数回一週間程度の遠征を行っています。ターゲットは主にポッパーを使ったトレバリー類で、モルジブ並みとはいかないまでも、一回の釣行で一人平均10本程のロウニンをキャッチ&リリースしています。今後は、ジグによるイソマグロやスピニングでのシロカジキ、バショウカジキも狙っていく予定でいます。
釣行記録

一言で言って今回はハズれでした。一日目は低気圧がベトナムにあって波は2~3メートル。日本の大型遠征船ならたいして気にもならない波ですが、こちらはプレジャーボートに毛のはえた様な木造船。通常7時間(プーケット島の東側のチャロンビーチから出船)の航程が、この日は大波を受けながらなんと11時間もかかり、着いた時にはもう4日分ぐらい船に乗った気分でした。実際、この日プーケットからシミランを目指した他の漁船は皆引き返したそうです。今シーズン最初のシミラン釣行ということで、船頭さんは気合いが入り過ぎていたようです。それでも数か月間攻められてなかったせいで今回はハタ類がポッパーに複数ヒットしたり、バショウカジキの群れがボートの脇でジャンプを見せてくれたりと、魚影が濃いという印象は受けました。私たちの本命のヒラアジは、かなりの数のチェイスはあったものの、ヒット数は実釣時間12時間で12回程度、最大17キロ、平均で8キロ程度でした。2回かなり大きなヒラアジのヒットがありましたが、1回はすっぽ抜け、もう一回はかなりラインを引き出されて最後はラインのどこかにキズが入っていたらしくそこからブレイクしてしまいました。いづれもけっこうのサイズでした。今回は凪悪で好ポイントを攻められないというハンデがありました。普通タイでは10月末にはモンスーン型の気圧配置が消えて毎日べたなぎの安定期に入りますが、今年は異常気象で未だに天候が安定していません。今回釣れない分、シュノーケリングは楽しめました。珊瑚礁には相当魚がついていて水族館状況。船の上から餌をなげると養殖場の魚のように魚が群れて水面から競り出していました。また、夜餌釣りで遊んでいると2~3キロのメジナ(サンノジ?)のような魚が釣れたりで結構楽しめました。使用タックル等:ロッド:ホットスタッフのHS-92GT 9 feet リール:シマノバイオマスター8000 ルアー:ヨーヅリの一番でかいペンシルポッパー(前回から同一ルアー使用、もう塗装は完璧にはげ、歯型だらけのプラステイックの棒状態だが別に支障なく釣れた。) トリプルフック:がまかつの一番でかいフック。ペンチで簡単に返しが潰れて良い。ライン:ダイワのCrystal clearという多分外国向けに出しているもの。安いので愛用している。20ポンド、773mで千円! リーダー:銀鱗の20号 これも50mで500円ぐらい。


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