いろいろ備忘録

泳がせシーズンは下田・伊豆方面(神津島、銭洲、イナンバ、御蔵島、大島沖など)、それ以外は新潟の上越方面での釣行記

ナメてはいけないイナンバのキハダ

2006-04-30 09:57:00 | マグロ
水温:20℃、潮:大潮、波:1.5m、天候:晴、船:寿美礼丸、乗船:14名、釣座:右舷ドウ、釣果:イシガキダイ(2.0kg)、船中:キハダ2本(15kg, 22kg)

イナンバにキハダが回遊しはじめたため、混むのを承知で無理して出張前のラストチャンスに出かけました。着いてみるとルアー船と化して、餌釣りはわずか3人。日本の近海でルアーで20~30キロの魚が釣れるというのはこのときぐらいなので当然ですが、他船もルアーが多かったです。

突然の釣行で仕掛けのストックがなく、船の上で作ることになったのが全ての失敗のもとでした。結局、当りは二回。1回目は、ハリス30号で喰わないので20号に落として針も14号に替えた途端にヒットしたが、すぐにすっぽ抜け。2回目はハリスとクッションゴムの連結部分がすっ飛んでしまい、これもバラシ。いずれも、きちんと仕掛けを作っていたら取れた魚でした。(ただ、2回ともバカでかい当りでした。2回目はドラッグがユルユルなのに、はじめの5mで仕掛けが飛んでしまいました。)例年のようなアベレージ20キロ以下を想定していたので、痛い目に遭いました。

回遊中のキハダはかなり大型で、40キロクラスも結構いそうです。確実に取るためにはハリス40号、ヒラマサ針の17号あたりが無難です。20号では当りは頻繁ですが、取りこめる確率はかなり低くなります。とは言ってもこの釣りは、一回当たったら他の人は仕掛けを上げて見学することになります。連休中でもあり、大物釣りに慣れていない人にヒットすると魚を寄せられないので見学時間ばかり長くなり釣りになりません。とりあえず、はじめにヒットさせることも肝要です。

仕掛けは潮がタルイときは3ヒロ、早いときは4~5ヒロ。釣り方はかなり真鯛釣りに近く、沖竿で波を吸収してくれるようなサオがベストです。私のように沖竿に出来ない人にはあまり向かない釣りです。針先が隠れるように大きめのオキアミを差すこと、コマセが切れないように注意すること。この2つだけ注意すれば今のところかなりの確率でヒットします。

銭洲はサバとムロの猛攻で餌釣りは釣りにならないようです。カンパチが喰うまでイナンバがいいかもしれません。





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