花言葉の由来
英名ではグレープヒヤシンス(Grape hyacinth)と呼ばれ、
ブドウのような青紫色の花を咲かせるムスカリ。
花言葉では紫色が悲しみのシンボル※になることが多く、
ムスカリの花言葉「失望」「失意」もこれにちなみます。
※ギリシャ神話の中に登場する美青年「ヒュアキントス」の名前から取られています。
ヒュアキントスは恋人のアポロンと円盤投げを楽しそうに遊んでいました。
元々ヒュアキントスに横恋慕していた風の神であるゼピュロスは
その姿を見て冷静ではいられませんでした。
二人のあまりの中の良さに嫉妬して突風を吹かせたところ
アポロンの投げた円盤は軌道を変えヒュアキントスの額に激突。
アポロンの必死の手当の甲斐なくヒュアキントスは亡くなってしまいます。
ヒュアキントスの流した血から生えてきた花がヒヤシンスといわれています。
大量の血を流して死んでしまった
美少年ヒュアキントスのその血から紫のヒヤシンスの花が咲いたといわれ、
紫のヒヤシンスは悲しみのシンボルといわれるようになりました。
花にも、色々な由来から名前がついているのだと思うと、
感慨深いですね~
食卓に切り花の水仙を飾っているので
部屋に、ほのかな香りが漂っている。
いつも、この季節になると主人が「もう水仙が咲いているかな?」と、つぶやくので
千早赤阪村の水仙を見学にいくのが、我が家では恒例となっている。
(画像はお借りしました)
出掛けたら、またUPしたいと思います。
意外や意外、水仙の由来が凄い
水仙の花言葉
水仙の全般的な花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」です。
これはギリシア神話にある、自分以外の人を愛せなくなる呪いをかけられた
ナルキッソスのエピソードに由来しています。
ナルキッソスは自他ともに認める美貌の持ち主でしたが
高慢な態度で女性を受け入れず傷つけることもありました。
それを見た女神メネシスは、ナルキッソスに自分以外誰も愛せなくなる呪いをかけ、
ナルキッソスは水面に映る自分に恋したまま水辺で衰弱死してしまった、というエピソードです。
これを由来として、水辺にうつむくように咲く水仙はナルキッソスの化身とされました。
そのため、水仙にはルナキッソスから連想して「自己愛」や「うぬぼれ」という花言葉が
ついているのです。