唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

ゴタゴタ。

2015-08-25 18:35:23 | 間質性肺炎
事前の連絡がなく床の清掃が入る。
 病室に来た業者さんに、色々と聞くが全く会話がかみ合わない。
 
 何時から始まるのか?
どのくらいかかるのか?
その間自分はどうすればいいのか?
     的外れな答えで全くわからない。
 ベットから動くときは酸素ボンベが必要なのでそれが通れる空間を確保してほしいと伝えても全く忘れて部屋中の物を移動し始める。 物に囲まれる自分。
酸素ボンベを使ってもろくに動けない、持続的な下痢の身としては行き届かない人たちに何をされるのかと不安が募り、ついつい声を荒げてしまう。
 大人げないと反省、終わってから、リンゴジュースで詫びをする。
 
 一方、看護婦さん、事前に知らせて欲しいと言うと、自分は関係ないという。この方以前から誤魔化したり嘘ついたりで酷いのだが、あまりの無責任さにこちらも声を荒げて言いあいになる。
 最後は、自分は言ってないが別のスタッフが事前に説明したはずで、本人にも説明したと確認を取っていると平気で嘘をつく。 お話にならない。
 
 と、まあ、くだらない事でもめてた一日となったが、なんとなくすっきりした。 多分溜まってたストレス発散で、おk。
 
 そして、もっと大切な事。
周りの環境は仕方がない事。気の利かない業者だろうが、嘘つき看護婦だろうが、世の中には必ずいるもので、対処するしかないのだ。
そういうものを受け入れて人生が成立する。
起ること受け入れる。 それが現実なのだから、「なんでこうしないんだよ。」などと自分勝手な我を押し付けない。
 現実を間違ったものとしてどうするの。
視点を上げれば目先のゴタゴタは呼び込まない。
  


噂 話。

2015-08-15 10:33:02 | 間質性肺炎


俺のベットにヘルパーさんが良く立ち寄る。
 一休みなのだが、結構深い話をしていく。。。のはいいが、身内でない俺にみんな色々しゃべるので「モノシリさん」状態。
 
 そんなに俺を信用していいのかい?
 
何かあった時、「あなたはどっちの味方?」などと言われた場合の対応が頭をよぎる。
 無意識に、リーマン時代に身についたのであろうリスク管理。
  
 どこの職場もおなじです。
 人間関係が一番大事です。
 
 患者さんとのやり取りを見ていても、感じることは、反発されたり嫌われるには理由があるという事。 相手に原因を押し付ければ悪くなるばかり。
 




泥中の蓮の花。

2015-08-15 10:28:25 | 間質性肺炎
毎日毎日単調な日が続く、
  どうしてこういう病院に入院しているのだろう。
  
潰瘍性大腸炎。 
  まあ、長年の膿が出た。
 
医者や薬に頼らず、10年かけて治りかけて来た頃に、
劇症心筋炎。
  一命を取り止め、強運、奇跡と言われるが、心臓に障害が残り普通の生活は難しくなる。 
 
 
 普通はそこで止まるだろうに、予後の薬で薬剤性の間質性肺炎。
 
毎日酸欠で少しずつ全く動けなくなる。 酸素を吸ってトイレへゆっくり行くのがやっととなり、
 ベット上での安静が必要で入院、そして今の病院へ転院。 
  
とどまる事を知らない、次から次へやってくるQOL(生活レベル)の低下。
長年かけて身に着けた俺の強みがどんどん削られる。
 
 
長年の歪は解るのだが、、、、、、
因果解消の為なのか、泥中の蓮の花の修行なのか。
 
 
捉え方はいろいろで、意味付けや理由付けは自分で勝手にできる。
  だが、極めるのは自分自身。  結果は自分では決められない。
  大切なのは、できる努力をしおかれた環境を生かすこと、
   そして、多くを学ぶこと。
 
       

  
  


入院は修行。どこでも学び。

2015-08-08 07:41:36 | 間質性肺炎
 
  「あちー、あちー」と、周りを気にせず勝手にエアコン温度を下げる人間が嫌いなのだが、、、、部屋の温度がやけに低い。
 
  出入りの床屋さんも寒くてびっくりしている。
 寝たきりの患者は何も言うはずもなく、いつもぶーたれている看護婦さんが自分の都合で21度に設定したらしい。
 
 人の面倒を看る前に、養豚場で豚さん相手に練習をして来る事を進めたい看護婦さん、
 
  先日は寝たきりの患者相手に、
『おむつ交換してあげているんだから、、「痛い」じゃなくて「ありがとう」って言いなさい。』と言ってました。  コントみたいです。 
  
 
管理栄養士と話して食事は変わった。 が、しかし、
肉食禁で、代わりに焼売(肉+化学調味料)がでる。 
 肉の代わりに、つくねか肉団子かわからないものがでる(これも肉+化学調味料)。 
 こちらの意図が全く伝わっていない。
白身魚のムニエル(献立上)はケチャップで出てくる。 確かにケチャップをかければ何でも食えるようになるが、、、、どういう人が作っているのだろうか。
  絶好の修行の場を提供して頂き、有難い事です。
 なんとでもできる俺、何とかしろ。



お見舞い。

2015-07-24 18:44:06 | 間質性肺炎

本日、父の命日。 3回忌。 縁風院良浄政擧博厳政居士。  安らかに。


 昨日は、母方の実家の叔父と叔母が見舞ってくれた。
 近所に住む叔母さん方から預かったお見舞いを一緒に持ってきてくれる。 何度もお見舞いを頂いているのでこちらが気を使わないように
「お見舞いじゃないから。何かの足しにでもしてね。」 などと言ってくれて、どれも茶封筒などに入れてくれている。


部屋に入ってすぐに、自家製スイカを頂く、宇都宮から冷やしてもってきてくれる、おいしい。ベリーのような濃厚な甘さ。 
 他にも、自家製のキュウリ、トマト、枝豆、梅干し、玄米おにぎり、肉じゃが。 それとこちらがリクエストしたキウイとバナナ。
 玄米はわざわざ人生で初めて炊いてくれたようです。  どれもこれも心づくし、気づかいがこもっていて本当にありがたい、感謝します。
 ちょうど入浴日で風呂上り、一休みして頂く冷えたキュウリ、トマト、枝豆が格別でした。 キュウリ用の味噌まで気遣いされている。 
 最近食欲が無かったのに腹が減ってきて玄米おにぎりまで頂いた。

今まで病院では感じたことがないくらい充実した感覚。  体調が一気によくなるようだ。
自分の周りの叔父叔母は気配りが利く。 そういいう環境で育ったから色々見える。


 今日は、意外や意外、マンションお隣さん 山田さんが見舞いにきてくれた。
本人は東京に住んでいる。 先日お母様が亡くなり、焼香にはいけないので少しばかりの香典を送らせて頂いた。
 今度はお見舞いを頂いて行って来い、チャラになってしまった。 母でもそうするから、母親からだと思って受け取ってくださいと、言われた。    いやはや。
 せめて、自分が動けるときにもう少しお役に立てれば良かったと、それが心残り。 
最後は、眠るようにゆっくり往生されたそうです。  ご冥福をお祈りいたします。