雪虫 日誌

雪虫大好き人間の生活日誌

自然の話題やカメラの話題などを取り上げます

150年前の昆虫学

2008年05月23日 | ファーブル昆虫記
最近眼の調子が少し良いような気がします。
ファーブル昆虫記の続きをまた読み始めました。

2巻目まで読む限り、ファーブルが興味を示したのが、狩り蜂の獲物保存方法と帰巣ということのような気がします。

「狩り蜂は一撃で獲物を動けなくする」のだそうです。しかも殺してしまうわけではなく、呼吸はさせておいて、運動機能だけを麻痺させ、そこに卵を産み付けるようです。卵から孵った幼虫は新鮮な獲物を食することが出来るという事ですね。

また、蜂や蟻の帰巣についても書いています。
蟻の帰巣の謎は現代ではフェロモンが関与している事が解明されていますが、当時は未解明でしたよね。

小学校の頃ミツバチがダンスをして花の方向を教えるとか、蟻の行列はフェロモンが関与していることなどを科学雑誌で読みましたが、これらの解明の発端は観察からくる『なぜ』だったのですね。150年前、ファーブルの時代の『なぜ』はほとんど解明されたのかもしれませんが、まだまだ『なぜ』がありそうな気がします。
これからも『なぜ』という気持ちをいつまでも持っていたいですね。
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