雪虫 日誌

雪虫大好き人間の生活日誌

自然の話題やカメラの話題などを取り上げます

ダーウィン

2009年03月19日 | ファーブル昆虫記
ファーブル昆虫記を少しずつ読んでいます。

次の項は『進化論にお灸』

その前に予習をしておかないと・・・。とばかり、本を買ってきました。
『Newton』

今年はダーウィン生誕200周年、『種の起源』150周年 だそうです。
そうするとダーウィンが50歳の時に書いたンですね。すごい!!

さてさて、おりえんすは高校時代理科は物理&化学だったので生物はあまり習っていない。そこで、この三連休は生物の時間で~~す。

頑張るぞ!!
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ファーブル昆虫記は無名?

2008年11月14日 | ファーブル昆虫記
今日は金曜日 昔で言うと花金でしょうか?
でも、仕事量は多いし、アメリカのPCで今日も悩まされるし、で大変な一日でした。ふ~~~~っ。

でも、通勤読書は続けています。
ナショナルジオグラフィックの場合もありますが。我が家に届いて1週間もかからずに読み終えるので、ほとんどはファーブル昆虫記です。
現在 3巻目の初めのほうを読んでいます。

海外では、あまり読まれていないと聞くのですが、彼の観察力には感銘を受けます。なぜあまり読まれていないのか、ここまで読んで分かるような気がしました。

さて、明日はどこまで読めるかな。

ダーウィンの「進化論」を真っ向から批判している箇所が何箇所かあります。
つまり指示されない理論を書いた書物はあまり評価されないのです。
でも、頑張って読みます。彼の理論付け、証明方法は勉強になりますから。
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自然の力

2008年08月27日 | ファーブル昆虫記
先日から気になっていたことがあります。
我が家のナナカマドの葉がなくなっているのです。上の方だけ葉がなく、茎だけになっています。

おかしいなぁ と思っていたら、ナナカマドの下の土に黒い顆粒状のものがたくさんあります。
これは昆虫の幼虫の仕業。

きっと何かの幼虫が大量に発生して、ナナカマドの葉を食い散らかしているのですね。きっと。
殺虫剤でもまこうかな?

でも高いところで、散布もままならず思案に暮れていたところ、今日数種類の鳥が訪れている事が確認されました。今日みたのはシジュウカラ。しっかり幼虫を咥えていました。
この現象で殺虫剤は止めました。鳥さんたち、しっかりナナカマドを守ってね。

やっぱり自然はすごいですね。
何かの生物が大量発生すると、それを食料にしている生物が狙いにくるのですね。
殺虫剤撒かずにいて良かった。

今日ファーブル昆虫記2巻目を読み終えました。
彼の観察力には感動します。そして彼にはセオリーがありますね。それは
『私は観察者である』
ということ、事実を書いただけでそれの裏付けは後生の学者に任せるということですね。自然科学で大切なことは『観察』であり『現象』です。
いかに論理づけるかが学者の仕事ですよね。
でも、観察や現象を捉えて疑問がなければ、きっと自然科学は成り立たなかったと思います。
2巻目をを見終えてファーブル先生に感謝です。

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150年前の昆虫学

2008年05月23日 | ファーブル昆虫記
最近眼の調子が少し良いような気がします。
ファーブル昆虫記の続きをまた読み始めました。

2巻目まで読む限り、ファーブルが興味を示したのが、狩り蜂の獲物保存方法と帰巣ということのような気がします。

「狩り蜂は一撃で獲物を動けなくする」のだそうです。しかも殺してしまうわけではなく、呼吸はさせておいて、運動機能だけを麻痺させ、そこに卵を産み付けるようです。卵から孵った幼虫は新鮮な獲物を食することが出来るという事ですね。

また、蜂や蟻の帰巣についても書いています。
蟻の帰巣の謎は現代ではフェロモンが関与している事が解明されていますが、当時は未解明でしたよね。

小学校の頃ミツバチがダンスをして花の方向を教えるとか、蟻の行列はフェロモンが関与していることなどを科学雑誌で読みましたが、これらの解明の発端は観察からくる『なぜ』だったのですね。150年前、ファーブルの時代の『なぜ』はほとんど解明されたのかもしれませんが、まだまだ『なぜ』がありそうな気がします。
これからも『なぜ』という気持ちをいつまでも持っていたいですね。
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トックリバチ

2008年02月04日 | ファーブル昆虫記
ファーブル昆虫記も第二分冊を読み始めました。

冒頭はトックリバチが登場です。
第一分冊のから続いている昆虫を捕まえて、神経系にダメージを与えて、運動系を麻痺させて、幼虫に与えるという方法は第一分冊に登場するハチと同じです。トックリバチはヨトウムシを餌にするようです。

名前の通り、巣はとっくり型の泥で作られますが、卵の生み方が驚きました。
とっくりの天上から、糸がついていてその先に卵が付いて、卵がぶら下がっているようです。まるでウスバカゲロウの卵(優曇花の花:うどんげのはな)に似ているような気がします。詳しい話は読み進んでからまた書くことにしますね。

ちなみに写真はミジンコ飼育中の水槽のガラスに付いていた卵(?!)
何の卵なのでしょう?しばらく観察してみることにします。

いずれにしろ、親は子どもが成長しやすいような環境を整えているのだなぁ と感心させられます。さてさて、人間は・・・。我が家は・・・。ちょっと考えますね。
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第一分冊読破

2008年02月01日 | ファーブル昆虫記
通勤読書 ファーブル昆虫記第一分冊 読み終わりました。

第一分冊はスカラベのお話が三章とハチの話が十九章でほとんどがハチの話でした。

やはり、一番感じたのがファーブルの観察力がすごいということですね。
様々な実験をして観察する。それでその行動に対して、推論をする。これはすごいことですね。
たとえばツチスガリは甲虫類を一刺して、甲虫を不動のものにしてしまう。でも、アナバチはバッタ類を三回刺す。この違いはどうやら神経の構造にあるようだ、と推測しています。甲虫類の神経節は第一神経節から第三神経節まで比較的近い場所にある。そのためそれらの神経節付近を一刺しすれば甲虫類は不動の状態になるわけです。しかしバッタ類は第一神経節から第三神経節まで離れた場所にあるため、各神経節を1回ずつ刺さねばならないようです。
そこまで考えつくところが、とてもすごいですよ。

第十四章では
==========ここから引用==========
海抜約1800メートル、そのヴァントゥ山の頂で、私が昆虫学上どんな恵まれた運に恵まれたか、さっき述べておいた。こんなめぐりあわせが一貫した研究を許すくらい頻繁に現れたらかなりの結果を出せようが、不幸にも私の観察は一例だけだ。そしてそんなことがまたあろうとは到底私には望めないことだ。だから私はこの観察には憶測しか築いていけない。私の「そうらしい」を「そうだ」に変えるのは、将来の観察者の仕事だ。
==========ここまで引用==========
とあります。昆虫の行動の不思議をある程度解明して築いて行くことが、必要なんですね。そして、将来の研究の礎になるような観察が必要なんだ!と考えさせられました。

今年は雪虫撮影を頑張ろうと思います。そしてファーブルの目のような観察眼をもちたいですね。

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写真は今朝の夜明けです。部屋の中からの撮影でした。

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昆虫を食すハチ

2008年01月30日 | ファーブル昆虫記
通勤読書も定番になりつつあります。いまでは 老眼のため眼鏡を外さなくては本が読めません。でも頑張っています。目標の 一冊/月 も到達できそうです。

ファーブル昆虫記も第一分冊はあと少しで完読です。
はじめは糞転がしの話でしたが、そこはさらりと流して、第一分冊はハチのお話。
ハチにもいろいろあることが判りました。特に昆虫を食すハチ。
食す昆虫の違いによってハチの名前が違うことに大変興味を覚えました。

ツチスガリ は 甲虫類
アナバチ  は バッタ
コガバチ  は 芋虫(幼虫)
ハナダカバチは ハエなど

昆虫の命名は様々な方法があると思いますが、食べ物の種類で名前が変わるのが、昆虫の分類の上で分けられることがおもしろい。

現在の分類方法はほとんどDNAによる分類と思っていたが、昔から昆虫の食料で名前が分類されているのは、新たな発見でした。

通勤読書で新たな発見があったら、またブログにアップしますね。
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つちすがり

2008年01月14日 | ファーブル昆虫記
ファーブル昆虫記 第一分冊で2番目に登場するのは『つちすがり』です。
日本ではあまり見かけない虫です。おりえんすも想像がつかなかったのですが、蜂でした。
日本動物大百科(平凡社.1999)によると、ハチ目フシダカバチ科ツチスガリ亜科に属します。あまり生態はわかっていないみたいで、詳細が不明です。

ここに登場するのは「タマムシツチスガリ」と「コブツチスガリ」ですが、どちらも甲虫類を餌とするようです。獲物を捕らえる狩りの方法は神経をアンモニアで麻痺させるという方法がとられるようです。

固い鎧を着た甲虫でも弱点はあるのですね。でもツチスガリたちはどのようにしてその弱点を見いだしたのでしょうか?すごい技ですよね。

ファーブル昆虫記のおかげで、昔買った図鑑類を読むようになりました。
通勤読書もメリットがありますね。さて、次はどんな昆虫が登場するのか楽しみです。
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写真は今日夕方の月です。もう少し下には夕焼け雲があったのですが、月の周りの雲は焼けませんでした。残念。
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スカラベ

2008年01月10日 | ファーブル昆虫記
ファーブル昆虫記の冒頭はやはり聖こがね(スカラベ:糞転がし)でしょう。
人間が想像しなかったものを食料とする エコロジー的な昆虫ですね。

生態を観察するのに大きな虫かごを作ったり、子どもに褒美を与えて、卵の入ったボールを見つけようとしたのですが、成功しなかったみたいですね。

図鑑をいろいろ調べてみると通常保存食として丸めるボールには卵がいなく、卵の産み付けられるボールは雄が特別に作って、雌を誘うようです。そして2匹で土中の巣に持ち込むようです。幼虫は親たちが作ったボールを食べて育ちます。

ファーブル昆虫記はフランスで書かれたため、登場する虫たちはフランス特有のものが多いようですが、気候が類似する日本でも似たような虫がいそうです。
でも今の日本では、道路もアスファルト、歩道もアスファルトであまり虫たちの環境としては良くないようですね。スカラベも牧場に行かなければ見ることができないのかもしれません。
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