2014年9月5日
このアーシャ・ノースさんのメッセージは、「道」の理解をするのにわかりやすいので、ご参考に供します。「道の体現者」の解釈にも通じます。
2014年8月28日
皆さんがもうこれ以上持つ必要のないもの、その何かにお別れを告げる時がまた来ました。おわかりでしょう、皆さんはこの絶え間ない光の流れによってますます加速しながら前へ前へと突き動かされているので、常に荷物はできる限り軽くしていただきたいのです。多くの皆さんはこのプロセスの始まりの時点からそうした方がいいだろうと感じていますね。実にわかりやすいことです、あらゆる意味においてこれは古い荷物を捨てるという終わりなきプロセスですから。ですが今回は、皆さんを邪魔し続けてきたあの深く染み込んだ古くからの癖のことではありません。古い癖の痕跡はまだあちこちに残っているかもしれませんが、癖そのものはもう取り除かれています。いま話しているのは、もっと遥かに魅力的なもののことです。皆さんはこの世界に来るにあたり、複雑なブループリント(青写真)を持ってきています。そのブループリントは、この惑星全体の再建と再構築という進行中のプロセスにおける皆さんの役割を構成しています。ですから、皆さんはこの全プロセスにとって絶対に欠くことのできないものを携えているのです。しかしいま、その重荷を手放す時がきています。そうすることによって皆さんの存在の中にある生来の情報パッケージをこのエネルギーの流れの中にリリースすることになります。実際には皆さんがそうすることでこのプロセスの加速が進みます。そして同時に、皆さん自身の荷物も軽量化されます。
このペイロード(貨物)はこれから規定されたスピードで目的地へと運ばれてゆきます。ですから、皆さんはそれが何処へどのようにして届けられるか、心配する必要は一切ありません。皆さんがすべきことは、ただそれが起きるに任せること。とてもシンプルな方法でできます。皆さんはこの身体の中で存在しに来る前に、この段階の準備をしてきています。皆さんは地球表面から離れた遥か彼方で行われるプロジェクトを達成させるために機器や資材を載せた構造物を宇宙に打ち上げていますね。ちょうど同じように、皆さんが携えているものはある場所で有効活用されます。それは皆さんにとってはなかなか想像のつかない場所です。ですから、皆さんは日々を送る中で足元の下の方に隠れている鉱脈に点火しながら、同時にブループリントの欠片をいわば放送電波へ向けて解き放ってゆくのです。このように説明するのは、何も皆さんを頭の弱い人達のように扱っているわけではありません。ただ、皆さんが携えているもの、エーテルの中へリリースされるものはあまりにも複雑でとても説明などできません。あえて言うなら、このプロセスでの皆さんの役割はメッセンジャーであり、携えているものを活用されるべき時に活用されるべきスペース(空間)に配達することです。このように言うと本当だろうか、と思う人も中にはいるかもしれませんね。それもそうでしょう。皆さんはこれから何をしようとしているかすら分かっていないのに、そんなに重要な作業をどのように実行できるというのでしょうか?
説明しましょう。これは皆さんの惑星で起きる大規模な集団レベルでの目覚めのプロセスにおいて、きわめて重要な部分です。なぜなら、皆さんがこれからリリースしようとしているものは実に広範囲に及ぶ結果をもたらすことになるからです。皆さんが慎重に隠し持っているこのメッセージを明るみに出すと、そのメッセージはエネルギー周波数の確立された階層内にある配列を次から次へと始動させます。そして、それによってリリースされたすべてのピースは再び複雑な光の構造としてまとまり、皆さんの中で、そしてこの惑星の中でさらに深いレベルでの変容が起きます。皆さんの能力を超越したところでしかこの全体像は見えませんが、皆さんはそのようなプロセスに参加するのはこれが初めてではありません。そのようなことを何度も何度も求められてきましたからね。ですが今回は皆さんの内なる貨物室の扉が勢いよくいっぱいに開かれていますので、皆さんがこの世界に持ってきているものが何であるか、何を解放することに力を添えようとしているのかをちらりと垣間見ることでしょう。それでもまだ、いったい何のことだろうと不可解に思っているかもしれませんが、ただこう言っておきましょう。このプロセスでの自分の役割をもっとよく理解するために座って黙考することができれば、マインドに情報の手掛かりがやってくるはずです。
皆さんはそれぞれに唯一の存在です。今回皆さんが持ってきているものは、かつて皆さんが持ってきたものとはまったくの別物です。さらに、他の人が今生で持ってきているものと比較することもできません。つまり、皆さん一人一人の貢献は他には存在しない、唯一の貢献なのです。ですから、皆さんがこの壮大なる変容パッケージのリリースを許可すれば、皆さんは包み隠された向こう側をちらりと覗き見するのを自分に許可することにもなります。そこに何か見つかるでしょうか、このプロセスでの皆さんの重要な役割が何であるか伝えてくるでしょうか。どうぞ確かめてください。皆さんはそれぞれに異なっていますから、皆さんがそこに見るものもそれぞれに異なるかもしれません。たとえそうであっても、このプロセスにおいて皆さんは全員、等しく重要なのです。
これを再び明るみに放つという作業を引き受けてくださった皆さん一人一人に感謝を申し上げます。こうすることで、この巨大オペレーションに関わるすべての人が貢献するペイロード(荷物)との交流が可能となります。いいですか、皆さんだけではありません、マザー・アース自身も皆さんを包んでいる大気中に重要なコードをリリースし始めます。皆さんはこの上なく素晴らしく偉大なチームのメンバーとしてこの壮大な惑星の改善のため、そしてすべてのものの荷物を軽くし、光を灯すために取り組むのです。
今回の壮大なプロジェクトの全体像の解釈ですが、天・地・人の、天は宇宙の存在、地 は地底(アガルタなど)、人は人類の、3つの世界がひとつになって大宇宙の平和と進化に貢献する大きな節目にあるわけです。人類より進化した4~5次元のアガルタや宇宙の存在がなぜ人類とともにニューエルサレムの創造や宇宙の進化に共に共同作業をするのか、どのようにするのか、そこが「道」によるものであることがこれから明らかになってゆきます。
解釈が極めて正確であるのはこのメッセージが後世に見直されることを意味しているのだと思います。古い奴隷時代に語られた道や教の解釈にも限界があるからです。
これについて「中庸」をご紹介いたします。
宇野哲人「中庸」より抜粋
1章「天の命ずるをこれ性と謂い、性に率うをこれ道と謂い、道を修むるをこれ教えと謂う。道は須臾も離るべからざるなり。離るべきは道にあらざるなり。是の故に君子そのみざる所を戒慎し、その聞かざる所を恐くす。隠れたるより見(あらわ)はなく、微(かす)かなるより顕(あらわ)なるはなし。是の故に君子その独りを慎むなり。」天すなわち宇宙の主宰者、天地万物の創造の神が賦与したものを性といい、この元来の本性にしたがうのを道という。道は元来自然に備わっているが、生まれながら知る聖人ならぬ限り、行なうところ必ずしも道と一致しないので、これを修める導きを教えという。道は、天性のものであり、これを瞬時たりとも離れてはならない。離れることが出来るものは道ではない。故に君子は常に敬い畏れて修養を心がけ、見ないうちから戒め慎み、聞かないうちから恐れ懼れるようであり、天性に従うようつとめる。幽暗のところ、微細のことは、その痕跡未だ現れなくても、意念一たび発して善悪の機既に動くと、必ずやがては外に露見してくるものである。故に君子は常に戒慎恐懼して、自分一人の意の起るところ、心、行いを慎むのである。
説:
天の命ずるこれ性と謂い、性の率うこれ道と謂い、道を修むるこれ教えと謂う。道は須臾も離るべからざるなり。離るべきは道にあらざるなり。
天の命ずる:天とは唯一絶対の創造主のことです。創造主の命(人の存在の意義)、つまり創造主の分霊(性)を具えた存在、この存在が人類です。魂の核、絶対愛と表現している「純粋な霊」がもともと具わっているのは創造主より付与されたと表現されています。
性の率うこれ道と謂い:性にともなって率られてきたのを道といいます。つまり創造主は今日のため、私たちが使命を果たすために道【ペイロード(荷物)】を伴わせたのです。
道を修むるこれ教えと謂う:「道を修むる」という表現は、今日の時期までは一般に公開されない時期だったので、修めると文章上で表現されています。実際は「道は得る」ものです。得た後に道にもとずき修道します。道(真理)を伝えてきた教えを宗教といい、真理を伝えていなければ教とは言えません。
なぜ性に率いられているのに、あらためて得る必要があるのか、一人一人には役割や縁があって、ブループリントを実行に移すための絶妙な計画に沿って、外側から個々の縁に応じて扉をあける鍵があります。
人間に転生した者でも、道を携えた選ばれた者がいて、その者たちがこれからリーダーとなってゆくので、このメッセージの重要性は計り知れません。
Deshi