【ゴージャスおしゃれライフ】in オーストラリア

ゴールドコーストの海や町並み、料理、ボーダーコリーとの日々,
「美しい生活臭のない癒され写真」を掲載しています。

世界遺産 姫路城(改修間なしの白鷺城)と カルキ臭い偽温泉 赤穂へ

2015年11月28日 03時32分19秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ
9月15日


世界遺産、


6年近くかけて大天守の白漆喰の塗り替え・瓦の葺き替え・耐震補強を3月に終えた姫路城へと。


北欧から帰って

その足で
赤穂温泉へと向かう。











平成の修理を終えた 真っ白な白鷺城である。


公開直後ではないので
天守閣にも待ち時間なくすんなりはいれる。







ここでは
なんとなくのぞきたくないが
覗いてしまう

お菊井戸。






立札には
この井戸に
策略にはまり
投げ込まれたお菊さんのお話が。







言うまでもなく播州皿屋敷という怪談のもととなった史実。



「いちま~い」

「にま~い」

と数える声は


落語の

すっかり人気者になったお菊が

6枚目くらいで帰らないと憑り殺されるとあわてて逃げる衆に

早口で 18枚数え終えてしまい

「明日お休みしよおもてまんねん」




という「落ち」の関西落語の語り口を思い出してしまう。




さて




北欧のあとは

やっぱり

ゆっくりと温泉へ。





忠臣蔵でお馴染みの
播州赤穂へと
車を走らせる。


旅館を吟味する暇がなく

直接

前日に



じゃらんや トリップアドバイザーでも
そこそこの評判だったので


「潮彩きらら 祥吉」という旅館にはいる。







「瀬戸内海の海と夕陽と空を感じるお風呂。
きらきら光る瀬戸内海の水面と夕刻の夕陽を湯船に取り込んだ作りを目指しました。
その仕掛けは、全国的にも珍しい手法を用いています。」


公式ページのお風呂の説明。







おお、確かに
お風呂から瀬戸内海が一望できて
ゆったりする。

客が少なかったので

本当にゆっくり
はいっていたところ


なんか
カルキ臭い。

アトピーのある手指が
ピリピリとしてくる。



もう
あったまに来て

食事時に
かかりの仲居さんに確かめると

「派遣なのでわかりません
奥に
聞いてきます」とのこと。

お風呂は
やはり温泉ではなく

外にある
一人寝そべる程度のがひとつ
二人寝そべる程度のがひとつ

「小さな寝そべり用のが温泉です」との答え。

オットは貸し切り有料を利用して

「ああ、いい風呂だった」と
帰ってきて

「あれは温泉だ」と言い張ったが

確認するとやはり

「温泉ではない」
との答え。


遠路はるばる
出向いて
スーパー銭湯と同じお風呂にはいっていたと
思うと

もう
残念やら腹立たしいやら。

確かに公式ウエブの
風呂の説明には

温泉という言葉を使っていない。

当然、
脱衣所には

温泉の説明書きもなかった。







瀬戸内海に面する突端で
立地はよく


部屋からの眺めは

夕日が美しかったが






頭に染みついた
カルキ臭がなかなか抜けずに

不快。



不機嫌に

お食事処に出向いたら

大部屋で

前後は衝立でしきられていたが


隣との衝立はない。



もうこれは
飲むしかないと

ガンガン飲みまくりの偽温泉旅行。























翌日は


城主刃傷事件で

お取りつぶしにあった浅野家の

赤穂城址へ。


お濠には

なぜか

オーストラリアの黒鳥が飼育されていた。







訪れる人もなく

ひっそりと
した
城址。



ここにも

哀しい歴史的事件があったわけである。