【ゴージャスおしゃれライフ】in オーストラリア

ゴールドコーストの海や町並み、料理、ボーダーコリーとの日々,
「美しい生活臭のない癒され写真」を掲載しています。

テレビ撮影話しも今年でそろそろ大詰め

2005年12月24日 12時20分11秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ
イブです。

ライトニングリッジという場所は、
夫の車のナビによるときっちりゴールドコーストから
800キロ離れている。
以前、行ったときは 町に近づくにつれ 赤土の道路脇に
累々と羊、カンガルーなどの死骸が数十メートル置きに
その崩れ果てた姿を見せていた。
羊の死骸は、まったくムートンの敷物がそのまま
打ち捨てられたような様相である。

彼らは 干ばつで 
生き抜くため新たな草を求め
自分の領域より向こうの
道路を隔てた牧草に移動しようとして
車にはねられたのであろう。

今年は、周りの木々も青々としており
昨年までの水不足が 解消されているようで
動物の死骸は数えるほどしか見なかった。

行く道で見つけた数キロも続く向日葵畑には
本当に驚いた。
サンフラワーオイルを採るのだろう。
日本で見るひまわりより二周りほど小ぶりである。
膨大な数のひまわりが一斉に同じ方向を向いているのは壮観であった。

別の小型バスに乗っていたテレビクルーの若者達は
眠りこけていたそうで 見なかったらしい。


テレビ出演に至るまで(今なら書ける裏話)

2005年12月23日 06時52分06秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ
髪をなびかせ カズの艇に近づくマイク石坂。

放映までは いろいろ書かないでね?と電話がかかってきたので
一旦アップした記事を削除。

今なら書いてもいいでしょうか。

ある日、一本の電話が 会社にはいった。
スタッフが 「なんかテレビの取材だそうです」と取り次ぐ。
テレビ製作会社と称する女性の声で
「年商や 家のお値段は?」といった質問もあったが
いくらなんでも プライベートなことなのでそんな唐突電話には答えられない。
「日本からロケハン取材の者が伺うことになると思いますが」
とのこと。

ほぼ10日後くらいに
ディレクターさんが現地のコーディネーターと一緒に来店。

コーディネーターというのは
日本からのこうしたテレビやCMの撮影時などに
あれこれ調査や手配、通訳をしたりする仕事らしい。

その日は、
オパールカズを始める前からのサクセスストーリーを
ビデオカメラの前で微に入り細に入りお話しする。
「自分話し」を 請われて遠慮なくできるのは
なかなか楽しいものである。

後ほど
「ビデオを会議にかけたところ大好評でしたので
今度のA様はカズさんで行かせていただきたいです」
と連絡がはいる。

それからはメールにて
スケジュールのやりとり。
テレビクルー総勢5人が日本からやってきたのは
10日後のことだった。
内容は1週間、早朝から晩までの予定がびっしり。

もし私が
「やっぱりやーめた」とか言い出したら
どうなるのかしら?
書類を取り交わしてもいない(金銭の授受がないから当然だが)
単なる
「撮りに行くからお願いします」
「はい面白そうだからぜひ」的な口約束だけ。

「これってお互いに日本人同士だから 大丈夫な話だね」と
夫と語り合っていたことであった。






まだ続く「金のA様×銀のA様」撮影裏話し

2005年12月22日 09時06分01秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ
マイク石坂氏と初めてお会いしたのは 本当にゴールドコーストのマリーナミラージュでした。
クルーザーに乗ったカズと出会うシーンから 始まったわけです。

うちの船なんぞは おもちゃのようなものですが
ここのヨットハーバーには お値段数億円の豪華クルーザーはそこらじゅうに
停泊しています。
リゾート地であるゴールドコーストに住むオージーには
家も車も船も桁違いな裕福度を見せ付けてくれるお金持ちが多いのです。

沿岸をクルージングすれば そうした人々が持つ家家は
三階建てが目立ち ヘリポートまであるような目を疑うくらいの豪華版であることがわかります。

テレビで説明があったように
海辺の家に桟橋があるのは 常識。
桟橋があるということは 当然一家に一艇。

車の価格が日本の2倍はするのと同様、船も決して安くはないのにもかかわらずです。

テレビに出たオパールカズ邸の桟橋は
温暖化による増水か 大雨で何度も水没し
かなり老朽化が進んでしまいました。
映像を後で見て 歩き方がおぼつかなかったのは
腐ってしまった木を踏み抜かないかとおっかなびっくりで歩いていたからでした。
これを機に 浮き桟橋に改装することに。

余談ですが
マイク石坂氏がおしゃべりするときは
人形が自動的に動くわけもなく
下でアシスタントDの方が
揺らしています。
そのわざとらしい揺れ方が 映像で見ると面白いですね?

我が家のコンプレックスや ゴールドコーストの桟橋の上空からのシーンは
実際にその同じ日に ヘリコプターを飛ばし
重いカメラをかついだカメラさんが
身を乗り出すようにして
撮影したものです。

映像ではカットされていましたが
風圧がすごいので帽子を抑えつつ 笑顔でヘリに手を振り続け
両手がふさがった状態で 走るクルーザーのデッキに立つのは 
至難のわざでした。

傍から見ていると ヘリに空襲されているみたいだったそうです。

また、登場した二頭のいるかは
実際に私たちの艇の横を泳いでいたのを
ヘリからのカメラが捉えたものです。

HPも見てね




ビールがダイエットの元凶でした

2005年12月21日 09時10分47秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ
テレビ撮影前にカズがしたことと言えば
当然、日本人女性のほとんどが関心のあるダイエット。

身長160cm すでに「体重51.5kgを越えてピクとも動かないデジタル数字」
状態にまで達し、事態は火急を要することになっていたのである。

炭水化物をやめ、昼間は 何度も書くが サウナでの冷凍みかんや冷凍マンゴーで
しのぎ、ようやく49.5kgに戻し カメラの前に立った。

・・・が
撮影が終わるたびに夜は「お疲れ様酒宴」。
プールサイドでの バーベキューシーンでは
ビールを実際に飲み始めており、
「カズさんはビール持たないでいいです」と
ディレクターに注意されたくらい。
(これでは再現ドラマと違いがなさ過ぎでーす

放映が終わったあとは
これでよかったと
ほっとした反動で食べること飲むことが続いていたのが一昨日まで。

再び、これでは元の木阿弥。と 反省。

二日間、ビール抜きにしたら
なんと49kgまであっという間に戻りました。

エヘン

と、こう書くと
テレビを見た方は
あのビール林立(または散乱)シーンが脳裏によぎるでしょうが

私が実際に飲んでいるのは
昔も今も
スタビービールで一本375ml。(これは手で栓が開けられます。こっちではフツー。)
アルコール度数3.5%なのですよ。


いきなりですが 「株のお話」 と 「新たなテレビ」のお話

2005年12月20日 10時03分11秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ
大納会っていつ?と調べたら 

「取引所における年末の最終取引日。例年12月30日がその年最後の立ち会いとなり、手締めとともに取引は前場(9:00~11:00)で終了します。当日が休日に当たる場合はその直前の営業日になります。前場だけの取引で終了する半日立ち会いが行われるのは、大納会のほか、年明け最初の取引日にあたる「大発会」のみとなっています。年初の始値を意識した動きから、大納会は買い支えの動きが顕著となることがあります。」

場所:日本橋兜町← かぶとちょうかーーこれも今更ながら
なんだか そうだよねーって感じです。

「手締め」とか やっぱりトラディショナル日本っぽい。
ニューヨークストックマーケットはちりんちりんって鐘みたいなのを鳴らしているけれど。
「買い支えの動き」ってことなら そんなときに売るのは顰蹙?無粋者なのでしょうか?

「金のA様×銀のA様」テレビの話は
1月に もう一度、オパールカズのVTRがほんの少しだけ出るみたいです。
もう再現ドラマはやらないでね?
寝姿は・・・恥ずかしいです。
あんまり、書くといけないかもしれないので このくらいで。

師走は みんな忙しいです。
 

「金のA様、銀のA様」 撮影裏話③

2005年12月13日 09時38分45秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ

ライトニングリッジで久しぶりに邂逅したカリビアン、ピーターが
何年もかけて掘り進んだオパール採掘穴の入り口は,
ようよう大人が一人入れるような大きさで、簡単な網で盗掘を防いでいるだけ。
そこには鉄はしごが真っ暗な穴に向けて下ろされていた。

聞かなければよかったのだがその深さは15m。
ちょっとしたビルの3階分くらいに匹敵するくらいである。

降りてくださいというディレクターの指示で、
はしごを伝ってカメラさんや音声さん テレビクルーが次々降り出す。

最後まで残ったのは ディレクターの一人と私。
二人とも高所恐怖症。

「うっわーこれ、こえーなー」とかの声を残しながら
彼が闇に消えていく
あとは私だけ。

「手に力を入れずに足を使って降りるんだよー!」
下からピーターが叫ぶ。

ゆっくりゆっくり。
はしごが自分の体重できしみ揺れる。
その間数分。

すぐに撮影開始。

穴の中の探検が始まる。

体長50cmくらいのエリマキトカゲがオパール岩壁にはりついているのを発見。
砂漠を散歩中、深い穴に誤って落ちてきたのだ。
しかし、そこは昆虫もいなく地上(50度C)よりもかなり温度が低い。
彼らが生きていく場所ではない。
ピーターの相棒が 袋に入れ地上にひきあげて 
近くだと再び落ちるので
遠くで放してやることに。

彼の話では1年間で二回くらい
猛毒のブラックスネークが落ちていたことがあったそうだ。
ただ、温度は低いから動きが鈍く 見つけてすぐにスコップで昇天させたとのこと。

まさしく砂漠の穴のなかでの宝探しは命をかけている。

「金のA様×銀のA様」撮影裏話②

2005年12月12日 12時42分14秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ
カジノのシーンは 私の最も楽しみにしていた撮影内容ではあった。
なにしろ、女性として一番着飾っているところを
ショーオフできるわけだから。

撮影も
三日目になり 
早朝ゴルフや 早朝ドライブ、業者との対応シーン
晩御飯を作るところなど
実際の私の日常の生活を捉えるということであり
特別なことをしているわけではないが
撮影場面により洋服もPTOに合わせて何度も着替えたり
そのたびにアクセや靴も変えたりする。

本物の女優さんならスタイリストがついて
ただ着替えればよいのだろうが
私の場合は
特にテレビクルーが指示してくれるわけではないので
自分であれこれ どのお洋服がふさわしいかな?
と的確に選び出さねばならない。
しかも
予定はほとんど分刻みである。

おかげで私のクローゼットは脱ぎ散らかしたり
迷ったあげくほっぽってしまった衣服、靴で
足の踏み場もなくなるほどに。

その日の収録の終わりの
カジノのテーブルに座っているときは
何度も
「カズさん もうちょっと楽しそうな顔を」
とリクエストが・・

このシーンは
ほとんど顔にモザイクと紗がかかっていた。
その理由は
本当にお疲れモードだったからかもしれない。