動物研修

動物園には、様々な動物が持ち込まれます。

ペットを逃がしたり、飼えなくなったからと投棄されたり、また違法に密輸され税関で摘発されたりと様々ですが、投棄されたり逃がしたりした動物は、動物管理センターの方々が捕獲収容に行きます。その中には、爬虫類が多いのです。

そんな職員も、様々な動物に精通・・・してるわけではありません。と、言う事で今回、増えて来た爬虫類の捕獲保定の研修にやって来てくれました
下の写真は、捕まえたり押さえたりする道具です。
　　　　　　
左のスネークフックは、ヘビをひっかけて持ち上げたり頭を押さえたり用途は様々です。右のトングは、捕まえるためのマジックハンドかな

他にも、道具はありますが、最近多くの毒ヘビもペットとして飼われ、咬まれたと言う事故も記憶に新しいですが、捕まえる職員が咬まれては、もともこもありません。いかに安全に、そして捕まえた動物がケガをしたり死んでしまったりしないようにもしなければなりません。

さぁ、実習です
と、言うもののこんな大きなワニガメは、とても危険です
　　　　　　　　　　　　
それでも、捕まえてもらいます
『咬まれたら、指は無いどころが足も無くなるりますよ』と脅す訳ではないけど慎重にしなければ大事故ですから真剣です
動物園の飼育係は、常に触る事ができ経験もありますが、動物管理センターの職員は、そんな機会も少なく良い経験になったと思うのですが、なによりこんな経験が経験で終わってくれることを願うばかりです
それにしてもこんなのが、もし池や川にいたらと思うとぞっとします。