大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

砂ゼロアサリが食べれます。

2017年12月11日 05時04分50秒 | 日記
福岡市漁業は2年前から、アサリの養殖に取り組んでいました。名付けて「二枚貝完全養殖チャレンジ事業」。一番の特徴は「砂を含まない環境で養殖した<砂ゼロアサリ>」というところです。アサリといえばどんなに砂抜きしても、食べると、ちょっとジャッリッとくるものですが~
砂ゼロとは、すごいですね!!
どんなやり方でしょうか?「養殖は福岡市東区の志賀島で行われてい」ます。「海水を井戸からくみ上げて殺菌処理して陸上のプールに入れ、稚貝を半年~1年ほどかけて育てる。1センチ前後になったころに目の細かいかごに移し、志賀島の沖合500メートルにあるワカメ養殖用のロープに下げて3センチほど迄大きくして出荷する」そうです。なるほど~≪海水の出る井戸≫がうまく利用されているのですね!もともと志賀島の海はワカメやサザエ、カキ、真珠などが養殖されているきれいな海です。海水の淡水化装置も設置され、福岡市の水道水にもなっています。

すでに<砂ゼロアサリ>の試作料理の試食会も11月末にあり、「12月から市内の漁協直営店で期間限定でメニュー化、市内産のカキを輸出している香港の高級レストランにも出す」とのことです。
そして、福岡市政だより(12月15に号)には試験提供開始のお知らせが出ました。「12月7日から1月25日までの毎週木曜日に、市漁業協同組合直営のレストラン<博多家(ハカタハウス)>で砂ゼロアサリを使った料理が提供されます。アサリがなくなり次第終了となります。」
メニューは試食会で試食された決められた「①アサリを殻ごと鍋で炊いた炊き込みご飯、②アサリと冬野菜の酒蒸し、③アサリのクラムチャウダーの3品」です。
どれもおいしそうです。福岡にお出かけの際には、ぜひ味わってはいかがでしょうか?有明海のアサリも負けられませんね!
*問い合わせ先:福岡市水産振興課☎092-711-4364、Fax092-733-5557
(下㊤:福岡市政だより2017年12月15日号、下㊦:2017年11月28日朝日新聞・伊藤宏樹「<砂ゼロアサリ>試験出荷辺福岡市漁協、2年前から養殖挑戦」より)