新座 金鳳山平林寺 紅葉 一期一会
山ならともかく平地、当然まだ早いよねと思いつつ、平林寺に紅葉を狩りに行きます。
少しなら・・・ それと本当の紅葉時期に来ても良いか下見です。
禅寺です。 しかも看話禅(かんなぜん)の臨済宗ですね。
ほのかな色づきがあります。
落ち着いた境内です。
高野槇というのは関東でもよく育つんですかね。 鎌倉でも見ます。
ギミックな感じ・・
これがお寺の境内? 広大です。
来るときも”こんもりしてるはずだからすぐわかる” というつもりで歩いてきたら、ただの林です。 どこだと通行人にお聞きすると”この林ですよ。入り口は先です。”だって。
そうかと歩くと案内表示あり、「入り口1キロ先」だと・・・ニャニ・・そんな歩くの・・まあ、運動だからいいけど・・・
まだまだですね。 しかし、これが色づくと見事でしょうね。
島原の乱の供養塔があります。
そう、ここは幕府方指揮官伊豆守松平信綱公の墓所です。 供養であり、戦勝記念だったんでしょうね。
天草・島原の乱は宗教一揆には分類されません。 信者が含まれていた、それだけですね。この乱を平定したことにより徳川体制は磐石になったと言われます。
傍らの紅葉一葉。
整った参道と宝篋印塔や五輪塔群が”ここは庶民の墓所じゃないよ!” と物語っているようです。
全体にはまったくまだまだというところですが、おませさんがちらほら・・でしょうか。
ここには曼珠沙華(ひがんばな)が咲いていたんですね。
野火止の碑です。
野火の火勢を監視していたらしいようです。 野火? 天然の山火事ではなく人為的な”火”ですね。
狩猟目的か農耕(焼畑)目的だったんだろうということです。
森林はときに大きく伐採しなければならないと聞いたことがあります。
樹勢の衰えた老木の遮光により、新世代の樹木が育たないので、結果森林自体が老化するという理屈だったかと思います。
それを一気に”火”でやってしまうというのは、自然が豊かだったんでしょうね。
紅葉の向こうはかなり深い林です。
これが錦に染まる頃というのは見事でしょうが、人も多いのかな?
ギミックに戻ってきました。
感想、寺域としては非常に広大、東京ドーム おっと 今年は甲子園球場○個分の方がいいね(^^)・・ といった言われ方があてはまる。一方で伽藍ということではそれほど大きな寺ではないかも・・
”大きなお世話、禅の道場です ゛(`ヘ´#)” とおこられそうですが・・・(^^;
中央の高木が多重塔に見えてしまいます・・
やはり深い。
帰り際発見!
境内の樹間の庭地、掃き跡もないのに一体どうやって落ち葉片付けてるの?
こういうことだったんですね。
掃除機の逆、筒先から空気を吹き出して落ち葉を吹き集めています。
まもなくの紅葉本番に余念がないですね。
歩いていて足腰が弱ってるのを実感します。
筋肉の疲れというより、関節がギシギシするような疲れですね。 ”廊下” と同じ発音をする、その”ことば” でしょうね・・・やだね・・
お昼です。うどんでも食べて帰りましょう。
こうやって待ちます。
ん・・さわやか・・・ですが、2口目からは感じが違います。 口の中に渋がねっとりまとわりつくような・・・
この地酒は、冷やすのではなく、燗で呑むのではないのかな・・・?
さいたまもうどん県です。また、さいたまで知るうどんは非常にCPが高いです。
これももちろんおいしいですが、CPとなると・・・
紅葉期は行列でしょうね。
これも野火止用水の一端でしょうね。
よどみもなく、通水状態はいいです。
この台地にみのりを育んできたんでしょうね。
新座の駅まで少々あります・・・(;^_^A