告知から一月近く経ってしまいました。。
スミマセン。
激熱ポータブルICレコーダ比較第2弾!
みなさんフィールドレコーディングは楽しんでいますか?
各メーカー、既に出揃ったかと思いきや、未だ続々発表されています。
大きさや使い勝手、もちろん音質、どれも個性豊か!
私事ですが、昨年末にゲットさせていただきました。
SONY「PCM-M10」 !
以来僕のカバンの中にいつでも忍ばせてあるのです。
今回はM10も一緒に比べて参ります。
使い勝手や大きさはお店で確かめる事が出来ますが、実際収録してみて選ぶ事は難しいでしょう。
数あるレコーダの中のほんの一部ですが、収録したファイルを用意しましたので、聞き比べてみてください。
- SONY「D-50」
今回も別売のD50専用の風防を使います。
D50に関しては前回も記してあるので、是非こちらもご覧ください!
- TASCAM「DR-100」
マイクがビルトインされたタイプの中では、今回一番の大きさ。
マイクアングルは動かせませんが、単一指向のマイクが120度で配置されています。
XLR入力も2ch装備。
ボリュームのあるサイズなので長時間の手持ちは辛いかもしれません。
風防は付属のスポンジではなく、前回も登場したWindTech製MM-18を使用します。
- ZOOM「H4N」
90度、120度が選択できるビルトインマイクの他、
XLR入力も選択でき、内蔵ステレオマイクと外部入力での4ch録音も可能です。
付属のスポンジを装着して録音します。
- SONY「M10」
「録音」「再生」「早送り」など、あまりにも分かり易く日本語プリントされたフロントパネル。
値段も手頃なコンシューマーモデル。
ipodと重ねるとピッタリ同じサイズ。
無指向性マイクが搭載されています。
- audio-technica「BP4025」+ Roland「R-44」
BP4025 X-Yステレオマイクロフォンと、ご存知R44の組み合わせです。
この5台を持って、いざ吉祥寺へ!
初春の井の頭恩賜公園周辺にて決行です。
花粉症の僕には花粉が少々キツイですが…
■まずは公園付近を通る京王井の頭線。
踏切脇の安全な場所に三脚を立てて録音してみます。
今回は写真のようにセッティング。
写真中央のRycoteのカゴに入っているのがBP4025です。
■L側「吉祥寺方面」、R側「渋谷方面」近距離での電車の通過。
踏切から線路に接近した状態、大音量で収録してみます。
まずは手前の線路、渋谷方面行きです。
渋谷行き線路までの距離は約5m、少し右側に連結部があります。
警告音は左から鳴っています。最後に遮断機のモータ音が右手から聞こえます。
- audio-technica「BP4025」+ Roland「R-44」
- TASCAM「DR100」
- ZOOM「H4N」
- SONY「D50」
- SONY「M10」
- audio-technica「BP4025」+ Roland「R-44」
- TASCAM「DR100」
- ZOOM「H4N」
- SONY「D50」
- SONY「M10」
面白いくらいに個性がでています。
「DR100」ドッシリした見た目だけあって、音も落ち着いて良い感じ。
大きさ重さ共にありますが、その分操作パネルが大きいので扱いやすいです。
最も安価な「M10」も健闘しています!
無指向性マイクの特性というのもありますが、低音も十分。
ステレオ感は劣りますが音質は良し!
同じくSONYの「D50」。
M10と比較すると低域に物足りなさを感じます。
好感度故に少々低音を押さえた設計になっているそうです。
ステレオ感があるので、電車の通過していく音像はハッキリ聞いてとれます。
■場所を移し、今度は少し離れての収録。
線路と並走する小道に場所を移し、上方から狙ってみました。
- audio-technica「BP4025」+ Roland「R-44」
- TASCAM「DR100」
- ZOOM「H4N」
- SONY「D50」
- SONY「M10」
上空をジェット機が飛んで行きます。各レコーダのステレオ感を比べてみて下さい。
後半に渋谷行き(手前の線路を右へ)吉祥寺行き(奥の線路を左へ)、の順で電車が通過していきます。
■対面に移動します。手前が吉祥寺行き電車。
路面の高さから収録。
渋谷行きの電車(奥の線路を左へ)が通過した後、マイク前のスロープを
自転車がブレーキをかけながら通過していきます。
ヘッドホン等で大音量での試聴される方はお気をつけ下さい。
二本目は手前側の線路を吉祥寺行きが通過していきます。
- audio-technica「BP4025」+ Roland「R-44」
- TASCAM「DR100」
- ZOOM「H4N」
- SONY「D50」
- SONY「M10」
「DP4025」、低域から高域までバランスよく出ています。
電車通過後の空気感は、「M10」では低音が出過ぎているように感じました。
「H4N」はステレオ感もなかなかです。メニュー操作は階層も浅く、ダイヤル式で使いやすいのですが、電車が通過する一瞬での調節には、ボタン式のRECレベル調節は不便さを感じます。
そういった意味では「D50」の方がバランス良く収録できるのではないでしょうか。
「D50」「M10」は使用感はほぼ同じで、メーターのスケールも見慣れている為なのか、個人的にはレベルもとり易く感じます。
■次回は公園内でのベースノイズと、外部マイク「DP4025」を入力して、
レコーダとしての力量を比べてみますので、是非お付き合いください!
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ONPa NARI
Thanks for comments
is happy to assist you
I think great microphone BP4025
When there is a chance
perfoms equipment reviews
Goodbye!!