富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

松尾大社「河州酒造家」石灯籠

2023年12月29日 | 石灯籠❤

京都の松尾大社。「お酒の神様」として有名ですが、そこに富田林の造酒屋の名前の入った「河州酒造家」石灯籠があります。

基礎部分に「大行司 仲村徳兵衛 肝煎 杉山長左ヱ門」 と彫られています。

〈画面をクリックすると拡大します〉

幕末において旧石川郡は河内地方の酒造の一大産地で、実に全体の1/4を生産していたそうです。

 

〈画面をクリックすると拡大します〉

中世以降、現在に至るまで「お酒の神様」として、酒造家から信仰を集めています。

関東を含む全国から石灯籠が奉献されています。

 

富田林市には民衆信仰の石灯籠が34基あります。そのうち「太神宮灯籠(伊勢灯籠)」が25基(74%)と非常に多く、次に「金毘羅灯籠」が5基(15%)と続きます。そのほか、愛宕山灯籠や大峯山上常夜燈、秋葉大権現灯籠、弘法大師夜燈が各1基あります。

*この記事は「とんだばやし灯籠めぐり」(2018.3.7 「富田林百景+」の仲間たち)より引用したものです。

関連記事:〈リバイバル・アーカイブス〉「河州酒造家」の石灯籠―松尾大社 2017.1.20

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石灯籠❤(20)

2023年12月29日 (HN:アブラコウモリH )

 

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