つれづれなるまゝに、野ざらし。

馬鹿ばっか大集合。

ボストン美術館 北斎 浮世絵名品展

2014年05月27日 | つれづれ
さて、今週は1泊2日の人間ドック。
胃カメラだけでなく鼻カメラもおぇおぇ言いながら検査をうけてきました。

検査も終了した午後3時。
帰宅する前に気になっていた葛飾北斎の美術展に寄ってみることにした。
否、どうしても行きたかったのだ!

ワタクシと北斎の出会いは、小学校の時に我が家にあった本。
まんが偉人物語。


おかしな浮世絵師がいたって事が強烈に印象に残っており、その作品は後のワタクシの根底に上手く言えない土台を作っているのだ。
ま、その土台はまったく活かせていない。

それはさておき、神戸市立博物館で開催されている北斎展に潜入。

北斎への愛をBig waveで表現するワタクシ。

もちろん内部は撮影できないので、公式ホームページとかその辺から画像拝借。
すんません。許してね。

北斎といえばご存知、版画家である。
版画は何枚もの木を彫り、重ね合わす事で1枚の絵ができる。
ま、現代で言えばポスターとかプロマイドなんで、何枚も同じものができますんですです。
これ豆知識ね。

その版画の中でも有名なのがもちろん、富嶽三十六景・神奈川沖浪裏。

あの有名な作品を目から10cmのところでまじまじと眺める。
絵師、彫師、刷り師の仕事=力の入れ加減までわかる。

大勢の人が並ぶ中、ご存知・赤富士。
ちょうど偶然に人がとぎれ、数十秒間ワタクシはこの赤富士「凱風快晴」を自分だけの物にできた。
その迫力といったら!

北斎を感じた瞬間でした。
いや~。こんなの初めて。

で、滝だったり


妖怪だったり


を見ていたら、あっという間に1時間半がたっていた。

ワタクシの原点を見ることが出来てよかった。
もっと早く見ていたら日本画にも進んでみたかったな。
20年遅かった。ま、今日見れてよかったよかった。

そうそう、あの有名人にも出会えました。

工藤静香さんですよね?