不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

つれづれなるまゝに、野ざらし。

馬鹿ばっか大集合。

2016 西表島の旅

2016年04月28日 | つれづれ
宇宙と地球の隙間から。


4月28日(木)
休みをもらってGWをフライング。
午前3時半に自宅を出発し、神戸空港に駐車。
そんでもってベイシャトルで関空を目指す。
ベイシャトルを使うと神戸空港の駐車場台がタダなのだ。
で、2回目だっけ?3回目だっけ?のジェットスターで那覇まで一直線。いつものエアバスA320。

なお、ジェットスターは持ち込みのアルコールは飲んじゃダメの模様。
取り上げられました。てへぺろ。

那覇についたらJTAに乗り換えて一路、石垣空港へ。
1時間ほどで到着。
逆噴射ゴゴゴゴー。

お久しぶりねの南ぬ島。
蒸し暑い。さすが南の島だ。

長袖を着ている我らはひと目で旅行者とわかる。
バスに乗って空港から石垣市街地へ。
バスの運転手さんが「子供料金ははサービスしとくよ!」と。
そんなサービスあるのか!ありがとう。いきなり八重山の人柄に触れたわ。

さて、軽く昼飯を食う。
やはり沖縄そば。もうこの味に慣れているので久しぶりの美味さに舌鼓!
その後は離島ターミナルを目指して徒歩。

途中であった730交差点。
1972年の沖縄返還後、1978年7月30日をもって県内全域で日本本土同様の左側通行に戻したことに由来する。だってよ。(ウィキペディアをコピー&ペースト)

離島ターミナルについたら、前回来た時にはいなかったこの方と記念写真!

ちょっちゅね~。
なお、石垣市では具志堅用高氏は大変リスペクトされており、CMや記念式典にひっぱりだこ。
新聞紙上でも1面トップに石垣市長とともに掲載されてました。

さて、石垣島の離島ターミナルからドリーム観光の船にのること40分。
ついに着きました大原港。何年ぶり?6年ぶりかな。
来たぞ来たぞ西表島!
実に家を出発してから12時間。
あ〜、遠くへ来たぞ〜!
今夜の宿、ラ・ティーダ西表の人に迎えに来てもらいホテルへ。

格安プランで2部屋予約してあるので、マイサン・長男のきょーたろーと部屋へ。
お?部屋がめちゃ広い。男同士で気楽な感じじゃ。


ホテルの裏手がすぐ海なので散歩へ。
西表の海岸は砂浜と珊瑚の岩。

登ってみたらトゲトゲしい。気をつけないと手を切るね。
夕日が沈んでいく。

あ〜、旅に来たなとまた実感。

なお、ホテルの裏側でヤギとの遭遇。



4月29日(金)
こんな遠くまで来て散髪をされるマイサンの次男・せーたろー。

前髪が目に入ってチクチクらしい。散髪を嫌がるからこんな目にあうのだ。
さて、ラ・ティーダは一泊だけ。
今日はレンタカーを借りているのだ。
と、言っても軽自動車。スーツケースがトランクに入らねぇ。
後ろの席の足元に無理やり突っ込んで出発。
なんて名前の川だろうか。

一面ヤエヤマヒルギの林。手付かずの自然を目の当たりにする。
ワシは写真が下手だな。迫力を収める事ができんわい。

西表島を北へと走って行く。
お、ご存知!イリオモテヤマネコ注意の看板。
島に100頭ほどしかいないらしい。
万一、交通事故を起こしたりしないように超超安全運転で行かないとね。


さて、由布島。

牛車に乗せてもらって海をわたるアレである。

もちろん、乗ってみた。

なお、歩いてでも渡れる模様。干潮でないとズボンがベッタベタになるし、牛のウンコがプカプカ浮いてるから注意。

ご先祖が台湾から来た水牛ちゃん。

の、イメージ。

を、イメージ。


由布島につくと何故かレイをオッサンが掛けてくれる。
オッサンからオッサンのレイのプレゼントである。
嬉しげに記念写真。

なお、このレイは帰る時に返却しなければならない。

島内はいろんな花や木が植えてあり、南国を醸し出している。

海岸もあるし、手作りの造形物も。

コレはたぶんジンベエ。


エラソウに遊んでいるせーたろーであるが・・・・

昔はこんなんだったんだぞ。

(2010年9月撮影)

口ばっかり達者になりやがって

昔はこんなんだったんだぞ。

(2010年9月撮影)
あれ?裏手に建物ができてるな。

さて、由布島から脱出し、昼飯を探していると道渕にあった猪狩家(かまいとぅやー)と言うお店。
またここでも沖縄そば。ちゅうか八重山そば。

美味し!壁には巨大ウナギの魚拓が。
確認者:つるの剛士って書いてある。あ、釣ったのは別人ね。
店の外ではサトウキビを濾して煮詰めている。
にーちゃんがサトウキビをくれた。

かじるなりペッと吐き出すせーたろー。

失礼なヤツだ。たしかに硬い繊維質で子どもにはキビシイもんがあるかな。
ワタクシもかじる。素朴な甘みと青臭さ。これが野生の味だぞぃ。

西表島を半周し、上原港付近で買い物。
そして、本日から泊まる宿へ。

すると、なななんと!
手違いで二日後からしか予約が取れていない。
さらに宿は一杯なのである。
すわ、野宿か?と思ったら、近所のホテルを紹介してもらえた。
祖納という地区にある西表アイランドホテル。

これがまた、いかにも沖縄っちゅうか西表ちゅうか、雰囲気のあるホテル。
ゴチャッっと作りが気温や村の中の立地なんかとマッチして、とにかくいい感じなのである。
部屋からの眺め。隣の家の屋根が広がる。

観光地で見る琉球瓦ではない。スレートである。
この風景もまた旅の醍醐味だ。生活感だ。あぁ、旅に来たな。
近くには小さな商店があり、初めて見る飲み物を買ってみた。

ゲンキクール90円。乳酸菌飲料。

ホテルの前から村を通ること200mほどで

あっという間に海へ!

海があったら入らずにはいられないマイサンズ。

とても広く、遠浅の海。
散歩をする。水はキレイだが海が荒れたあとなのだろうか。
漂着物が気になる。
あー、クリーン作戦したくなるのは職業病なんだろか。

文字はすべて外国語。フやトやロが組み合わさっていて読めねぇよ。ったく。
散歩をしていくとモニュメント発見。
ここは東経123度45分6789秒の子午線が通っているのか。なんと並びのいい数字。

我が市も子午線が通っているんで親近感。

帰ってきたら腹減った。
アイランドホテルの晩飯はちゃんとしている。
が!運ばれる前からがっつくマイサンズ。

美味しかった。
オリオンビールを飲み過ぎて気絶・・・・。


4月30日(土)
今日は浦内川でカヌーを予約してあるのだ。「ウタラ川半日カヌー体験」だってよ。
まるで、ちゃんとしたいっぱしの観光客みたい!
9時半集合なんでレンタカーでレッツラゴー。
っても宿から10分の距離。
ガイドの伊藤さんと研修中のマイちゃんの案内で幅200mの河川へ漕ぎ出す。

向かい風だけでスイスイと水面を走るカヌー。気持ちいい。
普段乗ってるスモールボートの二馬力船も楽しいけれど、人力もいいな。

対岸の浅瀬についたら、いわるゆマングローブの生体を教えてもらう。
マングローブって木は無いのだ。
汽水域に植生する木を総じてマングローブって言うのだ。
ここ、西表島には主にオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギがよく見ることができる。

ヤエヤマヒルギの種を拾ってきた。我が家でも発芽するかな?

1時間ほどの説明を受けてまた浦内川へ漕ぎ出す。
潮は満ちていく方向にあり、水位が上昇していく。

ん?せーたろーよ、オールは?
なんと、カヌーを置いている間に流されてしまっていたのでした。
仕方ない、1馬力で進む。

支流に入り、雰囲気がどんどん出てくる。

ヒルギ達のトンネルをくぐる。

癒されるなぁ。鳥の声、虫の声。カヌーを漕ぐ水の音だけが聞こえる。
ホント良かった。

マイサンズも満足したようだ。

さて、奥地までたどり着くと一旦カヌーを置き上陸。

明治から昭和の時代に炭鉱だった場所を目指す。
マラリアの犠牲になりながら石炭を掘り出した過去。
その頃の船のエンジンの残骸。

トロッコを走らせていた橋脚。
すでに森の一部とかしていた。
先人たちの苦労がしのばれるこの場所。なぜかした天空の城ラピュタを思い出す。


さて、カヌーから帰ってきたら腹減った。
キッチンinabaで昼飯じゃ。

カツカレーを発注。
おおお、大盛り。
さらに美味し。満足じゃ〜。


車に乗ったツイデに星の浜までゴー。
ここは星の砂が取れるのさ。
でも、海があったら浸かってしまうマイサンズ。


どうせ浸かるなら本格的にとホテルに帰ってきて近くの浜へ。
ちょっち寒いが気にしない。

コイツラは元気だ。

どーしようも無いほど。

岩場にはデカいヤドカリが大量にいた。

わたしゃー、まったりマイサンズを監視。あー、極楽。


ここ、祖納という地区の空気感は心落ち着く。

村の人、旅の人。気軽にあいさつを交わす。
ホテルの前でオリオンビールを飲みつつ村のオジーと話す。

オジーは子ども12人いるらしい!子供たちの所にあっちこっち旅に行ってるんだって。
こーゆー事も旅の醍醐味。


5月1日(日)
さて、今日は何をすっぺぃか。
そうだ、昨日行った浦内川を遡り、滝を見に行こう。
の、前に西表島の高級リゾートホテルであるホテルニラカナイ西表島を見学。

まるで宿泊客のように振る舞う。

ここは高級だけあってリゾート感がヒシヒシ。
こんな所にも泊まってみたいもんじゃ。
ホテルの脇の月ヶ浜。
ここは鳴き砂なのかな?歩いているとキュッキュと音がする。
何故か飛ぶせーたろー。

と、その親父。


さてさて、また浦内川に到着。
今日は自力で漕がなくてもいい船外機付きのクルーズ船。

川を登ること30分ほど。
ひょこっとイリオモテヤマネコが顔を出しそうな雰囲気である。
が、船長さんの話では10年ほどこの川を往復してるが、目撃したのは2回だけだそうな。超レアなのね。

まもなく上流の船着場に到着。

そこから山の一本道をあるく。

そんなに険しくもなく、子どもの足でもテクテク登れる。
っちゅうか、子どもの方が早く登っていく。
すれ違う人は山ガールの方からキャバ嬢みたいな格好の人まで。
明らかにレンタルの長靴を履いている人からサンダルのお姉さんまで。
一応、スニーカーくらいは履いていった方がいいぞ。
鬱蒼とした原生林の中を歩くと、熱帯雨林の自然を思いっきり感じることができた。
板根といわれる根っこが特徴のサキシマスオウノキ。


さて、歩くこと30分。
展望台を登ると、そこには!

おおお〜、マリユドゥの滝!
水量すんごいね。日本の滝は細長い印象だけど、ここのは幅もあって迫力がある。

こりゃ絶景だわ。

フムフム。なるへそ〜(ちゃんは読んでいません)
まぁ素晴らしい滝でした。さすが日本の滝100選。


さて、そっから15分程上がるとまた滝があるよと聞いていたので登る。
が、15分じゃ付かない。
30分は歩いただろうか。
突然、目の前が開けた。

カンピレーの滝である。

いや〜、ここもスゴイわ。
細かな岩の段々を水が滑り落ちていく。

川の周りは広い岩場。
大雨の時はここも水浸しになるのか。

登山でほてった頭をクールダウン。
あ〜、気持ちいい。

なお、いくら水がキレイでも飲まないほうがいいですよ。ヨメさん腹痛を起こしていました\(^o^)/

せっかく上がってきたのでもっとユックリしていたかったが、帰りの船の時間がある。
お弁当のおにぎりを食べて下山。

もし西表島に来ることがあったら是非訪れてください。オススメです。


船着場まで到着すると、水中を撮影しているクルーが。
なんでもNHKのBSで放送する番組の撮影隊だとか。

放送日いつかな〜。

楽しかったトレッキングも終わり、荷物をまとめて宿をチェンジ。
今日からはちょっとした手違いで泊まれなかった本来の宿泊先にゴー。

白浜にある海人の宿(うみんちゅのやど)
ここは区が経営してるんかなぁ?
公民館に併設されているのだ。

雰囲気は合宿所みたいなもんかな。
玄関先のベンチで飲むオリオンビールの旨いこと。

ここはワタクシの定位置になった。
ここはとにかく安い!4人で一泊1万円チョイ。(2食付き)
長旅は宿泊のローコスト化が1番重要である。次に飛行機代を抑えることね。

さてさてさて、宿の移動も済んだらレンタカーを返しに行くことに。
そうです。せっかく西表島に来たんだ。運転なんてもうしないぞ!
せーたろーをお供に上原まで15kmほど走る。
おっと、その前に気になってた展望台へコッソリ寄ってみる。

どこまでも続くマングローブの原生林。
またまたまたまた旅に来た感に心躍る。

レンタカーを返したら、宿まではバス。
バス停がある上原港でパチリ。

なんでこんなに笑ってるんだろ。

バスに乗ること30分で白浜まで帰ってきた。

なお、ここは日本で最西端のバス停のようです。


帰ってきたらもう夕方。
宿の周りを散歩する。
宿のとなりは小学校。
新築工事中であった。次に来た時は完成してるかな?

壁画の前で記念撮影。

ワタクシも。

木ねん撮影。

宿の前は海。静かなところである。



5月2日(月)
あー、ええ天気だ。
今日はスノーケルをする日らしい。
が!予約をしたヨメさんは体調不良で寝ている。
きょーたろーはメンドクサがって行かないと言う。
なので、せーたろーとコンビを組んで出発!
しげた丸さんにお世話になります。

船長の操船で一路、船でしかいけない集落である船浮区へ向かう。

舟浮区は、日本の端っこの西表島の、さらに端っこ。
道路が繋がっていなんで、船でしか辿りつけないのだ。
その船浮漁港。


ここは、その昔、イリオモテヤマネコが初めて捕獲された場所。

山猫の存在は知られていて、食用にされていたが、希少価値があるとわかって捕まえられた場所らしい。
そー言えば、コウノトリも昔は喰われていたな。
軽く地区内を散策する。ここもまた独特の風が吹いていた。

その後、小さめのボートに乗り換えて滝を少し見た。なんて滝か忘れたわ。

調べたら、船浮湾の奥にある水落の滝らしい。ふむふむ。

で、いよいよスノーケル。

いや〜、キレイだね。

広がるね。

水族館の中にダイブしたみたいだ。

すぐ真下にサンゴの林。

もー、何がなんだかワカランちん。

あー、南の海に浮かんでるな〜。

魚もよーけおるし。

海と言えども変化はある。

太陽の光がさすとまた雰囲気も変わりますな。

せーたろーも自由に泳ぎまわる。

魚やサンゴは掴んじゃだめだよ。

日本海には残念ながらない風景だ。

おっと、毒のあるオニヒトデ。かっこええ〜。
ふと、目をやると、カヌーに犬が乗っておる。二匹も!

傘をかぶった親父さんと相まって、なんとも南国っぽくてホッコリ気分だ。

ここで、せーたろーに違和感が!
なななんと!前歯が抜けたらしい。

西表の海で乳歯とオサラバなんて。一生の思い出だな。

歯は抜けてもメシは食う。

コワモテの船長の案内で、メチャ面白い海中散歩になりました。


帰ってきて腹減った。
なんだか食い慣れたモンが食いたくなる。

カップラーメンとカップ焼きそば。
UFOはどこで食っても美味い!
食ったら散歩。

西表島の地図に載ってる道のはてまで行ってみた。

普通の民家があり、その先は船着場であった。

潮が引いていた。


5月3日(火)
さて、今日は、いや今日も船浮へ。
待ち時間にヤギへ餌付け。

なお、ヤギは狂暴ではないが、頭突きしてくるので気をつけてね。
ツノ鋭いし。

さて、定期便の船がきた。

プロペラ駆動かジェット推力かきょーたろーと話ある。
気になって船長に聞いたらジェットだった。
船の乗ったら10分ほどで船浮桟橋へ到着するのだ。

天気もよくて気持ちよか〜。
船浮の村についたら、キレイだと有名なイダの浜へ。

おお〜、ウワサどおりの綺麗さ。

歩くと打ち上がったサンゴがカラカラと音をたてる。

昨日は沖からこの浜を眺めたな。
水着持ってくればよかった。

膝まで浸かって一旦満足。

ん?どっかでコイツも連れて来ていた事に気づいた。嘆きの鶏。

イダの浜からの帰り道にあった建物。
これは配水池かなぁ。

村の規模からしたらかなり大きいけど。

夜中にふと目が覚めた午前3時。
外に出てみる。
おおお〜、星空。南半球に近い空なんてめったに見ることはない。
天の川も見えた。
でも、写真には写らない(^皿^)



5月4日(水)
今日はなんもしないぞ。
最近、遊びすぎだ〜。
なのでダラダラする。あー、海に面した岩の形も南国だ〜。

商店でオリオンビールを買って徒歩で海岸をウロウロ。

魚釣りのおっちゃんに「釣れますか〜」と声をかけるも、あんましとの事。
ワタクシも釣り針だけ買って、ミミズを掘ってエサにして糸を垂らす。
もちろん、何も釣れない。
桟橋でごろ寝。

昼飯は宿の近所のレストラン白浜。
おじーとおばーの2人が切り盛り。
「時間かかるよ!」と言われたけどまったく気にならない。時間はたんまりある。
で、また八重山そば。

うまい!
さらにトンカツ。

めちゃボリューミー!うまいうまい!!
モグモグしていると、お客さんがどんどん入ってくるが「ご飯がなくなったからゴメンナサイね」と断られる。
この辺、メシ食うとこはここ1軒しかないのにな〜。

帰るついでにちょっと高台へ。

泊まってる宿の向こうの海。自然が広がっている。大潮も近い。潮がほぼ引いていた。
で、宿に帰ったらまたビール飲みながら釣りバカ日誌を熟読。カップラーメンはおやつ。

あ、そういえばコッチに来てからヒゲをそっていない。
安モンのヒゲ剃りは激痛を伴うのだ。

だいぶ小汚い43歳(6月には44歳)


5月5日(木)
今日はながらくお世話になった海人の宿を発つ日。
西表島ともオサラバの日だ。
あっと言う間だったな。不便で何もなくて素晴らしい大自然の島。
ものすごく強い印象を心に刻み込んでくれた。

西表アイランドホテルと海人の宿。人々も素晴らしかった。
ワタクシの心を写すかのようなどんより天気。

波も高め。
最後の夜に食べたピーチパイン。
部屋の中で熟成させてたら部屋いっぱいに甘い香り。

ちょっとした酸っぱさと甘さが美味しかった。

船で50分も走るともう石垣島。
ずっと西表にいたので、石垣が都会に感じる。
レンタカーを借りて向かったホテルは日航八重山。

さすが、由緒あるホテル。
ちゃんとしてますなぁ。

なお、ワタクシのベッドは奥のソファ。せーたろーは床での睡眠であった。

ホテルに着くなりプール。
ウォータースライダー!

かなり気に入ったのか、マイサンズは何時間ものぼっちゃ滑りを繰り返していた。

知らない子どもともスグ仲良く遊ぶ。子ども同士の特権だ。

夜ご飯はバイキング。
が!メシもソコソコに外に出ていくマイサンズ。

ちゃんと腹いっぱいになったんかいな。
ここでも知らない子どもたちがいる家族にチョッカイを出しすぐに仲良しになっていた。

と、ココでサプライズ。

いや、サプライズじゃねぇよ、ドッキリだ。
ホテルがサービスしてくれたこのケーキ。
ワタクシ、人生の中で一度も「パパ」なんて呼ばれた事ねーーーよ!
おケツのホールがむずがいすぎるわ。


5月6日(金)

朝はいつもテンション低いせーたろー。
金払ってるんだから、せめてジュースくらい飲めよな〜。

さーて、せっかくレンタカーもあるんだ。
石垣島を1周するか。久しぶりだし。
って事で、とりあえず最北端の平久保崎灯台。

別に、なんも無いけどなんだか落ち着くのだ。お気に入り。

そのままグルっと島の北側を走る。
ユニークな形と極彩色で心をくすぐられる米子焼。
お店の裏手におかしな森が作られてる。

完成はまだ先と書いてあったけど、十分楽しい。

よくもまぁ、こんな造形ができるものだ。

完成したらどうなっちゃうのか。


焼き物の次は木工。
これまた、石垣島に来ると寄ってしまうイルモというお店。
ここもまたユニークな造形と色彩でキャッチーな物ばかり。

ここで、我が家用のお土産を買う。
ハンマーヘッドシャークとタツノオトシゴ、そして海藻が我が家のコレクションに加わったのだ。

いひひ。コレを眺めながら旅を思い出しつつ飲む酒の美味いことよ。

着きました、ご存知、川平湾。

ちょうど潮が引いていて、海底が出ている。
砂浜を歩く。水がキレイだ。
コイツも心なしか嬉しそう。

さすが、石垣島を代表する景勝地。
訪れて損はなし!


さて、昼飯。
湾とくっついていると言ってもいいくらいの所にある、川平公園茶屋。

前回、石垣に来た時に食べたら美味しかったので、今回も寄ってみた。
八重山そばと、ワタクシは味噌汁を発注。

こちらの「味噌汁」は具だくさんのお汁と白飯、そしてお新香。これで600円。
うむ〜、ウンマイ!
働く人の昼飯って感じで満足しました。

ホテルに帰ってきたらまたプール。

良かったねぇ。それだけ堪能したら思い残すこともなかろうな(^^)

ワタクシはサッサとレンタカーを返したい。
早く返して早くビールが飲みたいのだ。
返却時間まで2時間はあるが、返しに行く。

の、途中でチョッチ寄り道。
気になってた橋をわたってみた。その先は特に何もなかった。でもいいのだ。寄り道楽しいから。


だんだん陽が沈んでいく。

センチメンタルになって行く。

だって、今夜がこの旅の最後の夜だから・・・・。

最後の晩餐は、近所のマックスバリュで買った惣菜とカップラーメン!

我が家の旅のスタンスと家計を如実にあらわしているな。
貧乏旅行バンザイじゃ〜。


5月7日(土)
午前7時にチェックアウト。
7時半には新石垣空港へ。
お店もまばらにしか開いてない。
朝メシ食っていないんで、アイスクリーム屋のミルミルのメニューにあったハンバーガー。

これ、肉厚で美味しかった。
せーたろーとワタクシはクリームパン。


いよいよ八重山とサヨナラの時。
迎えの飛行機が憎たらしい。

あれよあれよと言う間にお昼すぎには関空へ。

うー寒い。本土は寒い。急いでカバンから長袖を出す。

せっかく関空へ来たのだし、まだ時間が早いから関空バスツアーへ。
関空の管制塔の横を通り、

普通の人は通ったらダメなゲートを潜り

航空燃料貯蔵タンクを見たりして

滑走路の横へ。

飛び立つ飛行機も間近で見れました。写真じゃ上手に撮れないけど。



あ〜、旅はいいな。
旅はいい。
言葉では表現できない、とても感じる事ができる何かがある。
マイサンズも楽しかったとシミジミ言っていた。その言葉から、同じ事を感じ取っていてくれてると思う。
また旅に出よう。そのためにも、また働こう。
ありがとう八重山。
また来ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チプカシ。レトロフューチャー。

2016年04月04日 | ブツヨクキングダム

小学2年生に進級したマイサン・せーたろーが、「お兄ちゃんはニンテンドー3DSを買ってもらったのに、僕は何も買ってもらえない」と泣きながら抗議してきた。
よしよし、そろそろ時計の見方も覚えないといけないし腕時計を買ってやろう。
で、ワタクシもハマっている、やっすいカシオの時計である通称チープカシオ(チプカシ)から選ばせた。
せーたろーチョイスはチプカシの中では高級品の部類であるAE-1200WH-1A。
2,600円ほど。
意味があるんかないんかワカラン窓たち。
絶対行かないであろう世界の5つの時間帯を表示可能!
左の丸い窓はよく見るとアナログ時計の針になっているが、本当によく見ないと時間が読めない。
この、昔の人が考えた未来のデザイン、レトロフューチャーがダサダサかっこいい!
いいチョイスをしたな🤗

ためしにウォッチバンドカレンダーも付けてみた。
さらにダサさのレベルアップでますます気に入ったぞー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消防団退団

2016年04月03日 | つれづれ
本日の日高消防団の初出式をもって、正団員、予備団員を含め丸13年間お世話になった山本消防団を退団いたしました。
消防団なにそれ?面倒くさいと断っていた最初の頃であったが、入団してみると村の人、他地区の人との関わりができた。
この地に住む人間としてマトモになれました。
消防は火災、水害、行方不明者の捜索といった活動で少しは地域のためになれたかとは思いますが、なにより自分が世間を知り、自分のためになりました。
みなさん、お世話になりました。
おおきに!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016 釣り初め

2016年04月02日 | 
ワタクシが持っている2馬力のスモールボート。略してスモボ。
大きな遊漁船はデカボ。中くらいのプレジャーボートはチュウボとでも言いましょうか。
チュウボでめちゃ久しぶりのジギングに連れて行ってもらいました。

事の始まりは、飲み友達のまさぴょんに「また釣り行く時は誘ってーなー」と酔っ払ったイキオイで言ってた所、本当に声をかけてくれた。
船の持ち主と挨拶は交わしたけど名前も知らない(Is it 緊張?それとも)。
ところが話を聞いてるうちに、同じ職場の方のご主人さんだと判明。おっとろっしゃ。何かしらあるもんですな。

さて、意気揚々と津居山から出航!
ワタクシは譲ってもらったリールに貸してもらった(パチる予定の)ジギングロッド。
数年ぶりのジギングにウキウキワクワク。
海は相変わらずキレイだ。素晴らしい。
竹野の猫崎半島手前につくと林キャプテンのグランブルーと良くんのアスリートも見えた。
カッコイイな〜!

(林キャプテン、いろいろすんません。また月曜日にくわしく)


さっそくジグ投入。
ジグジグジグジグとしゃくりまくる。
ん?

まさぴょんのロッドがしなってる。
もうヒットしてるやん。

やったねハマチ!60センチくらい?

くっそー。ワシのロッドにはアタリすらないがな。海の女神様〜、さっきチョコレートをお供えしましたやん〜。


と、ゴン。ゴゴゴ。
きた〜!

この青物の引きぐあい。楽しいねぇ楽しいねぇ。
逃さぬよーおに〜、焦らぬように〜リールのドラグを締めもせず〜。
かなり時間をかけてネットイン。

嬉しいハマチ60センチくらい?


乗せてやった2人に先をこされ、あせった船長もヒット。

ツバスだから顔出しNGだって。

その後はWヒットあり。

また良型のヒットあり。

爆釣タイムあり。
(釣ったらシメて内蔵まで取り出す。さながら場じゃ〜の図)


なんだかんだで、船中ハマチ5〜6本、ツバスは10本以上釣れました。


帰宅するとバッタリ中学校の先輩に出会う。ツバス2本とビール2本を交換。
駐車場前で飲みながら話をしてた間に産みのおかーちゃんに魚の解体しててくれた。

刺し身は明日まで熟成だね。


わたしゃー晩ご飯用に中落ちを丼を作ろっかな。
ハマチ2本とツバス2本分の中落ちを贅沢に使い、身が山盛りメチャ盛りの名づけて激落ち丼にしてやった。

身がブリブリしててうんめ〜。この贅沢こそ釣り人の骨頂!
疲れと良いと満腹感でそのまま座椅子に座ったまま気絶・・・。

船長お世話になりました。
まさぴょん、誘ってくれておおきに!また誘ってね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする