つれづれなるまゝに、野ざらし。

馬鹿ばっか大集合。

大山の夜間登山でごんす。

2013年08月22日 | 

大山登山である。1年ぶり2回め。

今回は同僚・サイガ君が撮影した満月の夜の米子の街が撮りたくて、案内を頼み、一緒に夜間登山に挑戦。
午後6時半に地元を出発。
時間はたくさんあるので、一度行ってみたかった鳥取県の岩井温泉で本日の汗を流す。


ここは入泉料が300円!やすい。
しかし、石鹸とかは無いよ。
温泉は基本的に熱め。
しかしこちとら、生まれた時からじー様に鍛えられた筋金入りの熱湯派。
まだまだ余裕の温度じゃ。
ふと、影になっていた像を見つける。
いやん、恥ずかしぃ~。パイモロですやん。


さて、鳥取市内を駆け抜ける午後8時。
温泉も入ったし空腹絶頂MAX。
これから始まる過酷な未来を予想し腹ごしらえ。

おりゃー!天下一品のこってりラーメン(大)定食850円じゃ。
食い過ぎた。

さて無事に大山寺下の駐車場に到着。
12時まで仮眠してから登ろうかと言っていたが、はやる気持ちから眠れるわけがない!
さらに何やらの動物の鳴き声、車の天上に飛び乗ってくる小動物達に邪魔をされ仮眠は諦めた。

午後11時15分、ふもとの夏山登山口を出発。

天気は晴天。満月がまぶしいぜ。

夜の山の中は、それはもう不気味。
お化けのたぐいならいいけど、野生動物がコワイ。
熊ならいいけど、イノシシならシャレにならん。
アイツらは話が出来ないヤツだ!

大げさに声を出しながら、熊鈴を鳴らしながら、ストックを打ち鳴らしながら登山道の階段を一歩一歩上がっていく。

三合目。


四合目。



満月ではあるが、高木の林の中では暗闇で、ずっと同じ風景が続くような気持ち。
ペースが早いのか遅いのかワカランまま、疲れたら随時休憩をとりながら体を持ち上げていく。

六合目を超えると木も低くなると同時に、気温も下がってくる。
汗だくな我らに吹く風が心地よい。

午前1時30分、とうとう大山頂上に到着!標高1,710m!来たぞ~!!
八合目までは快晴であったが、それ以降は頂上にかかる雲の中に入ってしまい一面真っ白。(ま、暗闇なんだけど。)

ここが頂上だという証拠は設置されてる名盤のみ。


とりあえず、登頂を祝い、プレミアム・モルツで乾杯!


この後、避難小屋で仮眠をとり、雲が晴れるのを待つ。
しかし、結局雲は晴れず夜間撮影は断念。

白々と夜は開けていく。
頂上で待機する我ら。


突然、オレンジ色が辺りを染める。
ご来光の瞬間である。


雲が程よいフィルターになり、太陽の形がはっきりと分かる。ありがたし。


ふと振り返ると満月は西に。



一応の目的は果たした我ら。
後は下山前の腹ごしらえ。


山頂の日本そばはそれはもう美味でありました。


今回の経路を復習し、下山。


八合目まで降りてくると雲もだんだん晴れてくる。
眼下には影大山が広がる。素晴らしい!さっきまであの先っぽにいたのだ。


高度を下げると景色は空中散歩。
あ、なんか見たことのあるヤツが写り込んでいた。


午前8時。
休み休みのゆっくりした下山は2時間ほどで到着。
シャワーで汗を流したら帰るだけ。
帰りに中国地方で猛威をふるうコンビニ・ポプラでジャージーソフトクリームを食す。濃厚でうまし。


さらに、頂上でそばを食ったはずなのに、運動後は異常に腹が減る。
鳥取市内のうどん・ち与志のオープンを店の前で待って食った、まぜたまうどんとイカめし。

絶対、登山で消費したカロリーより、摂取したカロリーの方がおおいな。

そんなこんなで、帰宅して昼寝。
疲れたが、とてもド満足な登山でした。
また行こう!!


あ、頂上では撮れなかったが、八合目で撮った写真。

満足満足(^^)
コメント
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