今更・・・今時・・・トホホ・・・

西表島へ来て　すぐ位に携帯電話を　解約し
携帯から　無事開放された私。

最初は携帯のメールを心配する度に
・・・あ。解約したんだっけ・・・・

休憩時間や　仕事の合間に
携帯をチェックする　職場の後輩を見ると
・・・携帯に　拘束されているのかなぁ・・・・
ふと　そう思うようにもなた　この頃

居場所は　職場か自宅か・・・海の中か。
そんな生活をしていた頃は　これでOKでした。
ところが　行動場所が広がり
・・・・連絡が取れないよぉ・・・・
そんな声もちらほら。
・でも　そんな声にも　耳を傾けずに居たのですが。
台風になり　停電もし・・・・連絡は取れない。
そんな状況が　何回か続くと
やはり・・・・私も　仕方がないかも。
携帯を　とうとう持つことに　なりました。

心境は・・・・トホホ・・・・

一番喜んだのは　両親。
・・・・そうだろ。　台風のとき　困るだろぉ・・・・
両親も連絡が取れずに　困っていたんだなぁ。
ふと　そう思い　反省。

便利だけけれど　携帯が主人にならないように
しっかり　私が主導権を握るように

いつから？

今日は　一年の中で一番のイベント（大げさかも・・・）
西表・大原のお祭りの日でした。
夕方から　地域のイベント・・・踊りから始まり
会場では出店・民謡・・・などのイベント。

その中でも私の中では
獅子舞が　ピカイチ！
踊りや　仕草　歌が
「し～～し　はぁ～　し～し」
シンプルで　解り易い　
獅子の周りで　飛び入りで踊る
おばぁ。子ども達に
ただ　ただ・・・釘付け！

「あぁ・・・獅子は　こうやって　足を前に出すと
伸びをしたように　見えるんだぁ～～」
感心しつつ　見ている隣で
小さなこどもが　
「こわいよぉ。獅子　こわい～～」
泣き叫んでいました。
・・・？？？・・・・・
そう言えば　私も獅子を見て　大泣きしてたなぁ。
ありゃ？？いつから　獅子の中には　人が入っていて
恐くないことに　気が付いたのかなぁ？？？

恐いのは　嫌だけれど
子どもの頃に　感じていた　感覚をなくすのは
なんだか　寂しいかも・・・
ふと　思いました

弱肉強食

西表島に　最近　台湾から迷って飛んできた
ハトが何羽も　見かけるようになりました。

私の職場にも　
1羽が翌日には2羽　その翌日には3羽　と増えました。
どのハトも　みな　飼われていたこともあり
動きも穏やかで　のんびり。
人の足元でウロウロしたり　顔をじっと見ていたり
癒し系のハトでした。

ところが
1週間も経たないうちに
1羽・2羽と見かけなくなりました。
そして　ある朝　何かに襲われ　食べられた
ハトの姿がありました。

西表は空には　ハトよりもはるかに大きな
カンムリワシ。
屋根の上には　弱った生き物を狙っている
カラス。
夜になれば　ヤマネコ・・・

私が想像しきれない程の　ハトよりも
遥かに強い　生き物達が住み
そして　生き物達が生き残るる為に
自分よりも　弱い生き物を　常に狙っているのです。

弱肉強食の世界なんだ・・・
それを目の当たりにして見た朝でした。

確かに癒しの島かもしれない。
でも　自然は常に癒しではなく
癒しの反対に　生き伸びるという　生命の強さ　鋼を
一緒に　持っている
そして　再生という　更に強い力を　持っている。

その力全体を　見ずに　癒しの部分
生きていく故に　相手を食する部分
人は　その部分しか　きっと見ていない・・・・

ふと　そう感じた朝でも　ありました。