olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

弱肉強食

2004-08-02 19:58:07 | 自然のこと
西表島に 最近 台湾から迷って飛んできた
ハトが何羽も 見かけるようになりました。

私の職場にも 
1羽が翌日には2羽 その翌日には3羽 と増えました。
どのハトも みな 飼われていたこともあり
動きも穏やかで のんびり。
人の足元でウロウロしたり 顔をじっと見ていたり
癒し系のハトでした。

ところが
1週間も経たないうちに
1羽・2羽と見かけなくなりました。
そして ある朝 何かに襲われ 食べられた
ハトの姿がありました。

西表は空には ハトよりもはるかに大きな
カンムリワシ。
屋根の上には 弱った生き物を狙っている
カラス。
夜になれば ヤマネコ・・・

私が想像しきれない程の ハトよりも
遥かに強い 生き物達が住み
そして 生き物達が生き残るる為に
自分よりも 弱い生き物を 常に狙っているのです。

弱肉強食の世界なんだ・・・
それを目の当たりにして見た朝でした。

確かに癒しの島かもしれない。
でも 自然は常に癒しではなく
癒しの反対に 生き伸びるという 生命の強さ 鋼を
一緒に 持っている
そして 再生という 更に強い力を 持っている。

その力全体を 見ずに 癒しの部分
生きていく故に 相手を食する部分
人は その部分しか きっと見ていない・・・・

ふと そう感じた朝でも ありました。
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