olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

薪になるか、逸品になるか?

2020-02-11 19:43:27 | DIY

図書館のカフェの仕事中の出来事でした。

ゴミを捨てに行くと、足元に大きな張り紙を見つけました

「つづら 処分」・・・・?

張り紙が貼られている物を見ると あ!!

 

立派な つづらが置いてありました。

え?処分しちゃうの??なら欲しい!!事務所へ直行して話しをすると

「いいの?あれで?」とあっさり我が家へ来ることが決まりました。

大きさは、両手を広げれば抱えあげられる幅と高さです。

それにしても 『ひょいっ』と持ち上げられたので何かが怪しい?

そう感じつつも車へ乗せて帰りました。私なりの、計画案浮かびます。

 

向かいのお家は建具やさんです。無料でもらったのだから、

見積もりを出して修理をお願いしよう。

お店のおじちゃんに声を掛け

「これの修理はどうしたら良い?」と聞きながら

つづらの蓋を初めて開けると

 

蓋の裏にはボロボロの和紙が貼られ

つづらの底板が1枚 きれいに剥がれ落ちていました。

日の下で見れば 見るほど処分の意味が見えてきました(涙)

 

建具やのおじちゃんは

「ありゃ。これ大変だぞ。材質は桐だね。古い物だね〜〜底板がもうダメだ」

全く引き受ける気持ちがないのが伝わってきます。

そして軽い理由がわかりました。底板がない(笑)。桐だからですね。

「修理はどうしたら良いかな?」と聞くと

世話好きなおじちゃんは、一通りの段取りと材料を教えてくれました。

金具は底の部分は取外すこと、漆だとかぶれるのでニスでも良いこと

ヤスリできれいにすること、洗うのは禁止だけど濡れ雑巾で拭くのは大丈夫

「底板ぐらいなら・・・作ってもいいぞ」

お!一歩譲ってくれたぞ。でも・・・

「俺だったら薪にするけどね」

そうでした。薪のお風呂愛好者のおじちゃんです。

 

ひとまず 自分でやりたいように直してみて

お手上げになったら薪風呂にしてもらおう。

 

漆塗りと聞いて、やってみたい方法が思い浮かびました。

ばぁちゃんの天井裏を柿渋で塗ったことがありました。

手軽だし日が経つと色も濃い茶色になってきます。

このつづらも、かなり木目が出てきているし表面もツヤがありません。

全体を柿渋で塗って、蜜蝋で艶出しをしたらどうかな?

金具のサビが強いのと、鉄の金具なので錆転換剤を使って

サビを黒く鉄に転換させたら、見た目も良いかも。

 

あれこれ考える時が楽しい。

あとは実験開始。

出来上がりはいつかな??飽きずに完走できるかな。

明日から開始!そう思った本日。

 

気持ちが先走ったか、朝から体が重く起き上がれず・・・。

起きたと思ったら 立っているのが辛い・・・。

よし 今日は材料を注文しよう!

前向きな気持ちでいられるのが嬉しい。

 

 

 

 

 

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