寅次郎と行く熊野古道の旅 渡瀬温泉 一人ぽっちの温泉

一人ぽっちです。


ノンビリ、ゆったり。

いいお湯、


いい時間です。


・・・幸せ。

寅次郎と行く熊野古道の旅 渡瀬温泉

渡瀬温泉 クワハウス本宮


キャンプ場から歩いて２分程。


源泉掛け流しでは無いものの、天然温泉。


年配の人が二人ほどいるだけで、ひっそりとした雰囲気。


ノンビリ浸かってきます。

寅次郎と行く熊野古道の旅 渡瀬温泉キャンプ場

渡瀬温泉のキャンプ場

温泉が近かったのでここに決定。



実はこのキャンプ場、１５年程前に来たことがある。


職場のバイク仲間８人程で二泊三日の和歌山ツーリングの旅。

途中、仲間がはぐれたりして時間的におしている中で，一人が事故ってしまい宿まで
行けなくなった。



山の中に立ち止まっているわけにもいかず、先に進む。


やがてガソリンも乏しくなり、ここにたどり着いた。


お腹が空いたが食べるものも無く，この周辺にはスーパーも売店も何もない山の中。


疲労感と空腹でみな疲れきっていた。


キャンプ場では大学生くらいの集団が楽しそうにバーベキューをしている。


仲間はお腹が空いて会話もない。



元気を出さそうと

「すき焼きを食べている真似をしよう！！」

とやってみた。


いわゆる「エアーすき焼き」である。


・・・無駄だった。




「あの人たちに何か食べ物を分けてもらおうか・・・・」

「なんとか事情を話して売ってもらおうよ・・・」


ジリ貧状態だったので，そんな冗談交じりな会話も次第に本気になって来た．



最後はたまりかねて、その人達に本当に食べ物を分けてもらいに行ったら，たらふく

食べさせてくれた。


その後、宴会にも参加させてもらい、毛布を貸してくれたり、車の中で寝させてくれたりした。


そんな仲間も職場が解散しバラバラになって会っていない。


そんな懐かしい場所だった。

寅次郎と行く熊野古道の旅 渡瀬温泉キャンプ場

源泉掛け流しのくつろぎの時間を玉砕された私達。

幸いにもこの周辺には温泉が隣接するキャンプ場が数件ある。


車で１０分程の所にある渡瀬温泉のキャンプ場に来た。



時期外れなのでガランとしている。

利用者は車が一台あるだけでテントはゼロ。

車中泊みたい。

温泉の場所を探して良かったらここにします。


ではまた後で。