キッチンリフォームの続きになります。
電動式の重い吊り戸棚を取り付けるために取り付ける壁を合板を二枚重ねにして補強したのが前回のお話し。
吊り戸棚が無い場所は合板一枚分だけ面(ツラ)が低いのとガスレンジ回りは不燃材でないといけないので石膏ボードを貼って下地を作ります。
ボードを貼る前に既存の合板の釘ピッチを見ると今の耐震性を考慮したピッチより随分粗い気がしたので、少しでも耐震性を上げるために100mmピッチで打ち増しました。

石膏ボードに関して電気屋をしている幼馴染から「水回りだから防水ボードやね」と教えられたのでキッチンユニット回りだけは防水ボードを貼ることにしました。
防水ボードは普通のボードの倍くらいの値段で重量も少し重く、その話を幼馴染にしたら仕事で組んでいる防音室のボードはスーパーハードというやつでもっと重いと言っていました。
調べてみたら普通のボードで14.1Kg、防水ボードで17.2Kg、スーパーハードで25.2Kgと普通の倍近い重さ。(12.5mm厚)(吉野石膏HP調べ)
石膏ボードの施工については以前、彼に教わりながら少し貼ったことがあるので、それを思い出しての作業。

石膏ボートはカッターで切り込みを入れて軽く叩くと切れ目に沿って割れてくれます。
切断面は荒れているのでカンナをかけるのと、ボード同士の継ぎ目はその後のクロスを貼る下地調整の為に面取りしなければならず、そのためのボードカンナというのが売られていています。
前回は幼馴染みから借してもらったので今回は2000円程度なので買うことにしました。

ボードを貼る作業はちょっと重いものの切るのも楽で嫌な作業では無いですがで石膏を固めた材料なのでちょっと当てると欠けたり削る度に埃が出るので気を遣います。
継ぎ目の隙間は後でパテ埋めするのですが、どれくらいが許容量なのかが気になってネットで探してみました。
パテでごまかせるとあって割とアバウトな人もいたり、断熱性に関わる事なのでピッタリか1mm程度の隙間という人もいました。
同じ質問を幼馴染みにしたら2mm以下かなと言っていました。
上手い職人さんは別として普通なら速い人は粗くて、慎重にやると仕上がりは良くても時間が掛かってしまう。
下地調整のためのパテで隙間は埋められるため、それ良いことに粗さを気にしない人もいて、「許容量」の範囲をどうとらえるか、ボード貼りだけでなくモノ作りには重要だと思ってしまいます。
自分の場合は隙間があると生理的に受け付けないので、許容量うんぬんよりも隙間が気になって時間を掛け過ぎてしまいます。
これが仕事だったら成功しないタイプの人間なんだろうなと思います。
上手いと言うのは正確でそれでいて仕事が早い。丁寧なだけではダメとよく思います。

石膏ボードをビス留めするピッチですがボードだけなら耐震性から100mmピッチとかにするらしいですが我が家は下地に合板があるため150mm程度にしました。
ここでも慣れた職人さんは目検討で等間隔でビス打ちします。
現場で施主がボードの継ぎ方やビス打ちを見て感心したりゲンナリしたりというを聞いたりします。
有る職人さんがピッチ出しの治具を作っていたのをネットで見つけたので自分も作ってみました。

サブロク板(3尺×6尺)の3尺(約910mm)に合わせて作ったのですが、よく考えたら6尺やカットしたものはピッチが微妙に変わるので使えない。・・・残念。
目検討でやろうかと思いましたが“引き”で見たら微妙にばらついてて絶対に後悔するので面倒でもケガクことにしました。

片隅にある温水器。

壁いっぱに密着していて隙間がほとんどありません。

水を抜いて軽くしても配管が繋がっているので動かすことができません。
内部はステンレスのタンクに断熱材が巻いてあって外見は薄い鉄板。
薄い木をを差し込んで外装パネルを凹ませて隙間を何とか確保しました。

防水ボードを貼っていて気になったのがビスの周囲の膨らみ。

クロスを貼るたのビスの頭はボードの面から少し奥に打つのに、逆に膨らんでしまってはいけません。
アレコレやったり幼馴染みに聞いてみたり。
まだここはキッチンパネルを貼るので問題ありませんが、何故そうなったのか理由が気になります。
原因の一つは防水ボードの紙の影響かと思いました。
それと下地の合板の影響も。
柔らかい下地ならビスがねじ込まれても問題無いものの、合板の場合はビスがねじ込まれるときに表側にササクレ(カエリ)がでます。これがボードを押し返すからかと考えました。
試しにビスを打つ時に合板に少し食い込んだところで逆回転し穴をほがしてやると膨らまないことが分かりました。
ササクレが悪さをしているということで、毎回正回転→逆回転→正回転とやってられないので面倒ですが下穴をあけるようにしました。


買ったボードカンナ。
蓋でカッター刃を押さえる構造。
カッターの刃の出具合は黒い部品を組み替えることで4段階に調整で出来ます。
カンナ掛けするときは「1」~「2」、面取りする場合は「4」と組み替えます。ボードカンナ1個でやるとカットする度に組換えが必要。面倒なのでもう1個買いました。


石膏ボードを貼るとボードのツラ(面)から柱が低くなってしいクロスを貼るのに都合が悪い。
どうしようかと思ったら、そんなところに使う「見切り」というのが有ることを知りました。

建築関連は知らないことだらけ。


暑い室内での作業なので汗だく。
時折プールに入って休憩。

前歯が2本抜けてお間抜けな娘。

ガスの元コックは下側に移動したいので、この部分はガス屋さんの作業のあとにします。とりあえず石膏ボードをカットだけしておきました。

キッチンユニットが取り付く二面の石膏ボード貼りが終わりました。

次は吊り戸棚の取り付けと、キッチンパネルを貼ります。
ではまた
電動式の重い吊り戸棚を取り付けるために取り付ける壁を合板を二枚重ねにして補強したのが前回のお話し。
吊り戸棚が無い場所は合板一枚分だけ面(ツラ)が低いのとガスレンジ回りは不燃材でないといけないので石膏ボードを貼って下地を作ります。
ボードを貼る前に既存の合板の釘ピッチを見ると今の耐震性を考慮したピッチより随分粗い気がしたので、少しでも耐震性を上げるために100mmピッチで打ち増しました。

石膏ボードに関して電気屋をしている幼馴染から「水回りだから防水ボードやね」と教えられたのでキッチンユニット回りだけは防水ボードを貼ることにしました。
防水ボードは普通のボードの倍くらいの値段で重量も少し重く、その話を幼馴染にしたら仕事で組んでいる防音室のボードはスーパーハードというやつでもっと重いと言っていました。
調べてみたら普通のボードで14.1Kg、防水ボードで17.2Kg、スーパーハードで25.2Kgと普通の倍近い重さ。(12.5mm厚)(吉野石膏HP調べ)
石膏ボードの施工については以前、彼に教わりながら少し貼ったことがあるので、それを思い出しての作業。

石膏ボートはカッターで切り込みを入れて軽く叩くと切れ目に沿って割れてくれます。
切断面は荒れているのでカンナをかけるのと、ボード同士の継ぎ目はその後のクロスを貼る下地調整の為に面取りしなければならず、そのためのボードカンナというのが売られていています。
前回は幼馴染みから借してもらったので今回は2000円程度なので買うことにしました。

ボードを貼る作業はちょっと重いものの切るのも楽で嫌な作業では無いですがで石膏を固めた材料なのでちょっと当てると欠けたり削る度に埃が出るので気を遣います。
継ぎ目の隙間は後でパテ埋めするのですが、どれくらいが許容量なのかが気になってネットで探してみました。
パテでごまかせるとあって割とアバウトな人もいたり、断熱性に関わる事なのでピッタリか1mm程度の隙間という人もいました。
同じ質問を幼馴染みにしたら2mm以下かなと言っていました。
上手い職人さんは別として普通なら速い人は粗くて、慎重にやると仕上がりは良くても時間が掛かってしまう。
下地調整のためのパテで隙間は埋められるため、それ良いことに粗さを気にしない人もいて、「許容量」の範囲をどうとらえるか、ボード貼りだけでなくモノ作りには重要だと思ってしまいます。
自分の場合は隙間があると生理的に受け付けないので、許容量うんぬんよりも隙間が気になって時間を掛け過ぎてしまいます。
これが仕事だったら成功しないタイプの人間なんだろうなと思います。
上手いと言うのは正確でそれでいて仕事が早い。丁寧なだけではダメとよく思います。

石膏ボードをビス留めするピッチですがボードだけなら耐震性から100mmピッチとかにするらしいですが我が家は下地に合板があるため150mm程度にしました。
ここでも慣れた職人さんは目検討で等間隔でビス打ちします。
現場で施主がボードの継ぎ方やビス打ちを見て感心したりゲンナリしたりというを聞いたりします。
有る職人さんがピッチ出しの治具を作っていたのをネットで見つけたので自分も作ってみました。

サブロク板(3尺×6尺)の3尺(約910mm)に合わせて作ったのですが、よく考えたら6尺やカットしたものはピッチが微妙に変わるので使えない。・・・残念。
目検討でやろうかと思いましたが“引き”で見たら微妙にばらついてて絶対に後悔するので面倒でもケガクことにしました。

片隅にある温水器。

壁いっぱに密着していて隙間がほとんどありません。

水を抜いて軽くしても配管が繋がっているので動かすことができません。
内部はステンレスのタンクに断熱材が巻いてあって外見は薄い鉄板。
薄い木をを差し込んで外装パネルを凹ませて隙間を何とか確保しました。

防水ボードを貼っていて気になったのがビスの周囲の膨らみ。

クロスを貼るたのビスの頭はボードの面から少し奥に打つのに、逆に膨らんでしまってはいけません。
アレコレやったり幼馴染みに聞いてみたり。
まだここはキッチンパネルを貼るので問題ありませんが、何故そうなったのか理由が気になります。
原因の一つは防水ボードの紙の影響かと思いました。
それと下地の合板の影響も。
柔らかい下地ならビスがねじ込まれても問題無いものの、合板の場合はビスがねじ込まれるときに表側にササクレ(カエリ)がでます。これがボードを押し返すからかと考えました。
試しにビスを打つ時に合板に少し食い込んだところで逆回転し穴をほがしてやると膨らまないことが分かりました。
ササクレが悪さをしているということで、毎回正回転→逆回転→正回転とやってられないので面倒ですが下穴をあけるようにしました。


買ったボードカンナ。
蓋でカッター刃を押さえる構造。
カッターの刃の出具合は黒い部品を組み替えることで4段階に調整で出来ます。
カンナ掛けするときは「1」~「2」、面取りする場合は「4」と組み替えます。ボードカンナ1個でやるとカットする度に組換えが必要。面倒なのでもう1個買いました。


石膏ボードを貼るとボードのツラ(面)から柱が低くなってしいクロスを貼るのに都合が悪い。
どうしようかと思ったら、そんなところに使う「見切り」というのが有ることを知りました。

建築関連は知らないことだらけ。


暑い室内での作業なので汗だく。
時折プールに入って休憩。

前歯が2本抜けてお間抜けな娘。

ガスの元コックは下側に移動したいので、この部分はガス屋さんの作業のあとにします。とりあえず石膏ボードをカットだけしておきました。

キッチンユニットが取り付く二面の石膏ボード貼りが終わりました。

次は吊り戸棚の取り付けと、キッチンパネルを貼ります。
ではまた
ボード貼りは、意外に重いし、
スパン!ときっちり切れて(割って)も、
ぶつけたり、はめる時に擦れて欠けたりして、
凹みますよね・・・
目測でビス打ちして、下地が無くてスコン!ってなると、
凹むし、恥ずかしいし・・・
いつも思うのですが、”これで工期内に終わるのか?”
って思っても、ボード貼りが終わって、
クロスなどの表装工事に入ると意外に早く進みます。
仕上がりの姿が見えてくるので楽しみでもあるからなんでしょうかね?
もう少しです、頑張って下さい。
最近管理人様の記事を参考に
同型のロータリーバンドソーを手に入れました。
何時も色々参考にさせて頂いてます。
バイク弄り、家のリフォーム、牧野フライス、(本社が地元に有ります)色々楽しく拝見しております、
私も5年程前から潰瘍性大腸炎でアサコールを
のみ続ける日々が続いてます。
症状が悪化すると本当に身動きが取れなくなる
難病なのでお体には大事にして下さい。
また来ます。
こんにちは、いつもコメントありがとうございます。
文面からして本職でやってられてんですか?
石膏ボードってほんと扱いにくい部材ですね。
YouTubeで検索してても「名人」とタイトルにあってもカットしてヤスリかけない人がいたりして
結局そのあとのクロスで隠れるから気にしないのでしょうか。
クロス貼りとか最終形に近づくと確かにワクワクしますね。
まだまだ先があるので頑張ります。
ありがとうございました。
はじめまして,コメントありがとうございます。
Tomoさんも潰瘍性大腸炎なんですか。
コメント読ませていただいて、今までのコメントを読んだときとは少し違ってなにか特別な思いがしました。
私は発症してから9ヶ月ほど、二ヶ月ほど前に寛解といわれました。
とにかく腸内環境を整える事を考えて、油ものや刺激物を控えて毎日ササミと魚とオリゴ糖を入れたヨーグルトを欠かさず食べるようにしています。
普通にしていると病気の事を忘れてしまって気を抜いてしまいがちなので、
時折同じ病気の方のサイトを見させて貰ったりして思い起こすようにしながら暮らしています。
お名前で検索したらZX10をいじられてるサイトにヒットしたのですが合ってましたでしょうか。
見させて貰いましたがかなりマニアですね。
バンドソーはよく活躍してくれる良い機械だと思います。
フライス盤もCNC化したりしたいと思ってはいるものの
最近はリフォームばかりで本来の趣味の工作から離れてしまっています。
Tomoさんに負けないようにモノ作り頑張っていきたいと思っています。
これからも宜しくお願いいたします。
痔と勘違いしてた血便から通院になりました。
最初は癌かもと言われ身辺整理で慌てたのもいい思い出です(笑)
私の場合アサコールさえ飲んでれば、症状が治まるので
以後継続して飲んでおります
ドクターには他に方法も有るけど、入院や医療費が高額な割に難病なんで治る保障も
無いし、生活に支障無いので現状このままで様子見ましょうと現在に至ります
気をつけるのは、刺激物の摂取(極端に辛いもの)
のし過ぎ、ビール
あと一番ヤバイのが子供から時々貰う胃腸風邪ですね。(重病化します)
それとストレスと言われてますが、生きて行く以上ナシには出来ないですね。
毎日の薬と、年に1回の難病申請の更新手続き(書類たくさん)が億劫ですがもう慣れました
ホームページはリンク漏れてました、ZX-10を弄繰り回してるサイトで間違いありません。
6畳程度の作業部屋なので、本職の機械の導入が出来ず全部卓上機で
何とか工作をしております
最近はもっぱら特殊工具ばかり製作しておりますが
アイデアが出れば時々オートバイパーツも作っております。
リフォームは昔現場仕事(空調、電気屋)してましたので
私も自分でやります。
ボードは突合せの面は大きく5mm位45度位に面を取って
後でパテで平面を出してました。
クロス屋さん、ペンキ屋さん曰く、引っ込んでるのより
バリなので出っ張ってる方が段取りに手間取るらしいです。
此方こそ、今後とも宜しくお願いします
ホームページの方リンク貼らせて頂いても宜しいでしょうか?
HPとブログをさらに見させていただきました。バイクイジリも特殊工具作りもかなりのハイレベルですね。感心します。
潰瘍性大腸炎ですが、発症してアサコールで治療を行い、その後は再燃もせずに寛解を維持できておられるのでしょうか。
ネットで調べるとは酷い人は大腸全摘、そこまでいかなくても血便が止まなくて長期入院だったり、薬だけで普通にくらせていたりと様々なようにおもえます。
病気だけでなくモノ作りについてもこれからも色々と教えてください。
リンクの件、了解しました。宜しくお願いいたします。
12枚目のビスの写真、心が落ち着きます。
あと30度ほどねじ込んで、溝が十の向きになってれば完璧でした、増し締めお願いします。
こんにちは。
ボチボチですが進めてます。
癒されるツボが凡人ではないですね。
あと30度回すと沈み込みすぎてしまいます。人生と一緒でうまいこといかないですね。