キッチンリフォームの続きになります。
床下をやり直して、カットした捨て貼りの合板を敷き並べたのが前回の事。
お次は床下からの冷気を遮断するために断熱材を入れるのと給排水の工事。
床下に詰める断熱材といえば“スタイロフォーム”
発泡スチロールの板の俗称かと思うくらいメジャーな商品ですが調べたら「ダウ化工株式会社」の商品名でした。
似たようなのが“テフロンで、こちらは「デュポン」の商品名。一般名称はフッ素樹脂。
調べてみたら“ラジコン”は増田屋コーポレーション、“デジカメ”は三洋電機の登録商標ですと・・・、知りませんでした。
取り除いていたスタイロフォームを元の場所に戻してはめ込んでいくのですが、元あった場所が分かるようにマーキングしてたはずが、面出しするのにカンナを
かけたせいで消えてたりと、並べ直す作業ひとつにしても無駄に時間が過ぎ去ります。
一つ一つが要領悪いです。
本来なら給排水や断熱材の施工が終わってから、捨て張りを貼ってフローリングを貼るってのが普通な気がするのですが、
プロと違って経験も無いですし、図面も無く成り行きで進めているのである程度の区切りまでしないと、その先が見えません。
それと仮にでも捨て板の合板を敷いておかないと資材を置いておくスペースが無いので、効率の悪い進め方になってしまっています。
生活しながらのリフォームは面倒でもあります。
部屋の隅っこに鎮座する温水器。無駄にスペースを取るので移動させたいですが、それはまた次回。
とりあえず隙間から冷気が上がってこないようにスタイロフォームをつめます。
これが意外と面倒。
それと温水器の給水パイプから新しいキッチンユニットに水を引くので分岐をどう取るか考えないといけません。
30年くらい使っているので故障も考えられるので、温水器の交換ができるように配管しておかないと・・・そんなことがあるので検討時間が
より長くなってしまいます。
モノ作りが丁寧で上手だった親父はそのせいもあってか色々と構想を練ってしまい過ぎなところが多くありました。
元は資材を置いたりするために増築したこの部屋も、水冷式のエアコンを付けようと給排水がしてあったり、手洗いのシンクや洗濯機を置けるようにと
これまた別に給排水があったりと、数えたら壁に水が2系統にお湯が1系統、それに床に水が1系統、排水は常温排水が3系統、高温排水が2系統といっぱい。
電気なんか壁からいっぱい配線が出てますが、今となってはどこにつながっているのかサッパリ。
仕込みは充実しているのですが、悲しいかな完成していないのが親父の悪いところ。その性格におふくろがいつもぼやいていました。
キッチンユニットのシンクから1mほど離れたところに配水管が二つ立ち上がっているので、これにシンクと食洗機の排水それぞれを繋げることにしました。
土間から立ち上がっている排水管のサイズは40。
この“40”という言い方も配管の世界の「呼び径」という独特な規格で、呼び径が「40」なのに実際の直径は48mm。「30」なら外径が38mm。
建築系に多いインチネジもそうですが、その世界の人じゃないとパッと浮かばないです。
で、その直径が48mmのパイプを1mほど横走りさせないとならないのですが、根太が邪魔で1mのパイプが床下に入れらません。
根太を何本外さないとならなのかと悲しくなりましたが幸い1本ですみました。
段取りというか効率が悪いです。
パイプを通してみると水冷式エアコンの給排水管の真上を通ることが分かったのですが、この給排水管ですが、どうやら“やらかした”みたいで、それぞれのパイプが
寄りすぎていて、どうしようも無い状態でした。
コンクリを打つ時に気付けばよかったのに今となっては厄介な状態です。
使わない給排水管というよりも使えない給排水なので無視して上を通しても良かったんですが
「どうせ使わないからそのままその上を通せばいいやん・・・」という声を遮るように
「いやいやそこは使わないでも、万が一使うことになった時にお前がもっと使い物にならんようにさせたと言われるよ・・・」と悪魔のささやきが声が聞こえてきました。
悩んだ末に後から何とかなるように、寄りすぎないような取り回しにすることにしました。
シンクの方の排水パイプの長さや取り回しがなんとなく分かったのでお次は食洗機の排水。
いざ排水パイプをはわしてみたら何となく勾配が少ないような。
キッチンユニットの一番端に食洗機があって排水の立ち上がりまでの距離が長く、床下の空間高さが低いのでどうしても勾配が弱くなりがちなのですが、実際に状況を
この目で見ると大丈夫な気もする反面、仮に排水が悪いとなると後で床を剥がしてやり直す必要があるだけに躊躇します。
食洗機の排水量を想像しても、経験がないだけにこれと言った確証が持てず踏ん切りがつきません。
なんとか勾配を付ける方法を考えましたが、良い案が浮かびません。
いろいろと考えた末に思いついたのがダメダメな水冷式エアコンの給排水管。
距離が近いので十分に勾配もとれそう。
給水栓のハンドルの下にチョコッと見えるのが常温排水の塩ビパイプ。
こいつを生かすにはこのハンドルを何とかしなければなりません。
でもハンドルの位置を変えるにも高温排水のパイプが立ち上がっていて給水栓を回せません。
嗚呼、負の連鎖。
親父はこれを見てどう思ったのか生きてたら聞いてみたかった。
塩ビパイプの方が柔らかくて動かしやすいと思ったので給水パイプの根元のコンクリートをハツって何とか逃がせないかやってみました。
土間はこれまでの作業の合間に何度も何度も掃除機を掛けて綺麗にしてきたのに、ほこりまみれで悲しいです。
結局、ちょっとハツったくらいではどうにもならないので給水栓をぶった切ることにしました。
元栓を締めても室内に残った水が戻ってくるのでそのまま切断すると水浸しになります。
ホースを繋いで水を抜いて・・・・。
それでもジワジワと水位が上がってきて漏れ出すので口で吸って吐き出して・・・の繰り返し。
何度も何度も綺麗にした土間なのに・・・悲し。
切れた・・・。
けど、勿体ない。
疲れたけど、何よりむなしい・・・・。
給水栓を切るのが勿体ないから最後の手段にしていたのに、結局切るならハツらんでもよかった。
でも取れたからスッキリ。
また掃除した。
綺麗なのが好き。
ネットで給排水の施工についてあれこれ調べたら、食洗機の排水は耐熱性のある塩ビパイプを使う必要があるということが分かったのですが、これが結構高いんです。
給水の方も、昔は塩ビパイプを接着剤で繋いでいくしか無かったのが今は架橋ポリエチレン管というチューブがあって、自由に引き回せるので施工も簡単で主流になっているとか。
ネットの方が安いのと、品揃えが多いので現在注文中。
アンパンマン持ってやって来た。
ということで続きはまた今度。
ではまた
床下をやり直して、カットした捨て貼りの合板を敷き並べたのが前回の事。
お次は床下からの冷気を遮断するために断熱材を入れるのと給排水の工事。
床下に詰める断熱材といえば“スタイロフォーム”
発泡スチロールの板の俗称かと思うくらいメジャーな商品ですが調べたら「ダウ化工株式会社」の商品名でした。
似たようなのが“テフロンで、こちらは「デュポン」の商品名。一般名称はフッ素樹脂。
調べてみたら“ラジコン”は増田屋コーポレーション、“デジカメ”は三洋電機の登録商標ですと・・・、知りませんでした。
取り除いていたスタイロフォームを元の場所に戻してはめ込んでいくのですが、元あった場所が分かるようにマーキングしてたはずが、面出しするのにカンナを
かけたせいで消えてたりと、並べ直す作業ひとつにしても無駄に時間が過ぎ去ります。
一つ一つが要領悪いです。
本来なら給排水や断熱材の施工が終わってから、捨て張りを貼ってフローリングを貼るってのが普通な気がするのですが、
プロと違って経験も無いですし、図面も無く成り行きで進めているのである程度の区切りまでしないと、その先が見えません。
それと仮にでも捨て板の合板を敷いておかないと資材を置いておくスペースが無いので、効率の悪い進め方になってしまっています。
生活しながらのリフォームは面倒でもあります。
部屋の隅っこに鎮座する温水器。無駄にスペースを取るので移動させたいですが、それはまた次回。
とりあえず隙間から冷気が上がってこないようにスタイロフォームをつめます。
これが意外と面倒。
それと温水器の給水パイプから新しいキッチンユニットに水を引くので分岐をどう取るか考えないといけません。
30年くらい使っているので故障も考えられるので、温水器の交換ができるように配管しておかないと・・・そんなことがあるので検討時間が
より長くなってしまいます。
モノ作りが丁寧で上手だった親父はそのせいもあってか色々と構想を練ってしまい過ぎなところが多くありました。
元は資材を置いたりするために増築したこの部屋も、水冷式のエアコンを付けようと給排水がしてあったり、手洗いのシンクや洗濯機を置けるようにと
これまた別に給排水があったりと、数えたら壁に水が2系統にお湯が1系統、それに床に水が1系統、排水は常温排水が3系統、高温排水が2系統といっぱい。
電気なんか壁からいっぱい配線が出てますが、今となってはどこにつながっているのかサッパリ。
仕込みは充実しているのですが、悲しいかな完成していないのが親父の悪いところ。その性格におふくろがいつもぼやいていました。
キッチンユニットのシンクから1mほど離れたところに配水管が二つ立ち上がっているので、これにシンクと食洗機の排水それぞれを繋げることにしました。
土間から立ち上がっている排水管のサイズは40。
この“40”という言い方も配管の世界の「呼び径」という独特な規格で、呼び径が「40」なのに実際の直径は48mm。「30」なら外径が38mm。
建築系に多いインチネジもそうですが、その世界の人じゃないとパッと浮かばないです。
で、その直径が48mmのパイプを1mほど横走りさせないとならないのですが、根太が邪魔で1mのパイプが床下に入れらません。
根太を何本外さないとならなのかと悲しくなりましたが幸い1本ですみました。
段取りというか効率が悪いです。
パイプを通してみると水冷式エアコンの給排水管の真上を通ることが分かったのですが、この給排水管ですが、どうやら“やらかした”みたいで、それぞれのパイプが
寄りすぎていて、どうしようも無い状態でした。
コンクリを打つ時に気付けばよかったのに今となっては厄介な状態です。
使わない給排水管というよりも使えない給排水なので無視して上を通しても良かったんですが
「どうせ使わないからそのままその上を通せばいいやん・・・」という声を遮るように
「いやいやそこは使わないでも、万が一使うことになった時にお前がもっと使い物にならんようにさせたと言われるよ・・・」と悪魔のささやきが声が聞こえてきました。
悩んだ末に後から何とかなるように、寄りすぎないような取り回しにすることにしました。
シンクの方の排水パイプの長さや取り回しがなんとなく分かったのでお次は食洗機の排水。
いざ排水パイプをはわしてみたら何となく勾配が少ないような。
キッチンユニットの一番端に食洗機があって排水の立ち上がりまでの距離が長く、床下の空間高さが低いのでどうしても勾配が弱くなりがちなのですが、実際に状況を
この目で見ると大丈夫な気もする反面、仮に排水が悪いとなると後で床を剥がしてやり直す必要があるだけに躊躇します。
食洗機の排水量を想像しても、経験がないだけにこれと言った確証が持てず踏ん切りがつきません。
なんとか勾配を付ける方法を考えましたが、良い案が浮かびません。
いろいろと考えた末に思いついたのがダメダメな水冷式エアコンの給排水管。
距離が近いので十分に勾配もとれそう。
給水栓のハンドルの下にチョコッと見えるのが常温排水の塩ビパイプ。
こいつを生かすにはこのハンドルを何とかしなければなりません。
でもハンドルの位置を変えるにも高温排水のパイプが立ち上がっていて給水栓を回せません。
嗚呼、負の連鎖。
親父はこれを見てどう思ったのか生きてたら聞いてみたかった。
塩ビパイプの方が柔らかくて動かしやすいと思ったので給水パイプの根元のコンクリートをハツって何とか逃がせないかやってみました。
土間はこれまでの作業の合間に何度も何度も掃除機を掛けて綺麗にしてきたのに、ほこりまみれで悲しいです。
結局、ちょっとハツったくらいではどうにもならないので給水栓をぶった切ることにしました。
元栓を締めても室内に残った水が戻ってくるのでそのまま切断すると水浸しになります。
ホースを繋いで水を抜いて・・・・。
それでもジワジワと水位が上がってきて漏れ出すので口で吸って吐き出して・・・の繰り返し。
何度も何度も綺麗にした土間なのに・・・悲し。
切れた・・・。
けど、勿体ない。
疲れたけど、何よりむなしい・・・・。
給水栓を切るのが勿体ないから最後の手段にしていたのに、結局切るならハツらんでもよかった。
でも取れたからスッキリ。
また掃除した。
綺麗なのが好き。
ネットで給排水の施工についてあれこれ調べたら、食洗機の排水は耐熱性のある塩ビパイプを使う必要があるということが分かったのですが、これが結構高いんです。
給水の方も、昔は塩ビパイプを接着剤で繋いでいくしか無かったのが今は架橋ポリエチレン管というチューブがあって、自由に引き回せるので施工も簡単で主流になっているとか。
ネットの方が安いのと、品揃えが多いので現在注文中。
アンパンマン持ってやって来た。
ということで続きはまた今度。
ではまた