9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について <債務貨幣システム>とは その37

2017年11月08日 | 日記
とあるスナックで

小林
今度は(通貨発行権)について考えてみたいと思います。まず天野統康の本<世界を騙し続けた(詐欺)経済学言論>の p-25

知らされていない通貨の増減

「私が残念なのは、一般市民は銀行がお金を作ることができるのを知らされていないことである。国家のクレジットを管理するものが政府の政策を指揮し人々を奴隷のように握っていることを。」

レジナンド・マッケンナ 元英国ミッドランド銀行会長


教育を受けている一般市民がいとも簡単に操作されてきた根本的な理由は通貨の増減について教えられず、無意識化されてきたことにある。例えば、通貨にまつわる以下の七不思議をご覧いただきたい。


: 憲法に通貨発行権の記載が一切ない

: 法律に民間銀行が通貨を作る行為が明記されていない

: 殆どの国民が通貨がどのようにして作られるか知らない

: 殆どの国民が通貨がどのようにしてなくなるのか知らない

: 殆どの国民が通貨が誰かの借金であることを知らない

: 国民がいくら、通貨が作られたのか知らない

: 中央銀行である日本銀行の株主が公開されていない


そして p-27

図の説明をすると、現在の民主制では右上の中央銀行と民間銀行だけが通貨を作り出す。個人も企業も銀行業が作り出した通貨をグルグル回している。中央銀行の独立性があるために、政府は通貨を作れず、税金や国債で通貨の出し入れを行っている(増減させることはできない)。図の中で我々が教えられていないのは、「通貨の創造と消滅」についてである。


そして p-28

しかし現実の通貨の定義はそれほど難しくはない。通貨とは販売している商品と交換できる「購買力」のことである。それを作り出しているのは主に銀行業だ。現在の社会では「中央銀行が作る紙幣」や「民間銀行が作る預金」が、購買力を持っている。

例えばあなたが国債100万円を自動車販売店に持っていっても車と交換してもらえない。なぜなら、国債は購買力を持っていないからだ。証券や投資信託も同じである。一方、銀行業が作り出している100万円の紙幣や預金は、100万円の自動車と交換してもらえる。自動車販売店に車と交換できる物として、紙幣や預金が認知されているためだ。
認知されている第一の理由は、税の支払いなどの公的な決済の媒体として、預金や紙幣を政府がみとめているためである。

購買力は銀行が通貨として作り、消滅させている

それでは、殆どの人が教わっていない通貨の増減の仕組みについて説明する。通貨の創造というと、紙幣を刷って発行しているように見えるが、実際は、銀行の帳簿上で数字を書き込むことによって新たな通貨を作ったりなくしたりしている。*
また我々の手元にある現金よりも、銀行の帳簿上の通貨である預金のほうが圧倒的に多い。2014年10月の現金と預金の割合は以下のとおり。

: 現金 82兆8065億円
: 預金 1110兆5162億円(代表的な通貨量の指数であるM3から現金を差し引いた金額)

現金と預金は中央銀行と民間銀行の取引によって作られている。購買力を増減させる能力は、銀行業のみに与えられた特権なのである。

政府、自治体、企業、個人は銀行業が作り出した通貨を使い回しているだけだ。

え、日本銀行は公的機関ではないの? という声が聞こえてきそうだが、実は日本銀行は政府の機関ではなく公務員でもない。半官半民の認可法人であり、日本赤十字社と同じ扱いである。ちなみに株式会社でもあり、政府が株の55%を保有している(残りの45%は民間だが株主は非公開)。

通貨発行権は社会最大の既得権であり銀行業に与えられたものだ。それを統括しているのが中央銀行である。そのため必然的に中央銀行には甚大な権力が発生するのである。

* それでは、我々が使っている現金(紙幣や硬貨はどういう時に作るのだろうか?我々一般人や一般企業が、紙幣や硬貨を必要としている額だけ、民間銀行が日銀に申請して発行してもらっている。硬貨は政府が作るが、これも日銀を通して民間銀行が要求した分しか市場に出回らない。そのため事実上、政府は通貨発行権を持っていない。


コー
だから通貨発行権は、政府や議会にあるのではなく、銀行と中央銀行にあるといっていいと思う。

だからはじめから無理なのである。民間の機関である銀行や中央銀行に、国全体のための政策をしてくれと望むのは。

だからはじめから無理なのである。第一次世界大戦後のドイツのハイパーインフレ、1929年の世界恐慌、日本のバブルと暴落、2008年のリーマンショックといわゆる<羊毛刈り>をしないでくれと望むのは。


小林
ま、ここらでコーさん、一服しましょう。最近はどうなんですか、相変わらず(上原ひろみ)を聞いているんですか。


コー
あー、相変わらずYouTubeで(ひろみ)の追っかけをしてるよ。

しかし、これには驚いたね。なんだいこの音楽は。こっちの系統の演奏は聞いたことがなかったからね。

英語がわかれば、よかったのかもしれないけどね。( Running Black Water )てどういう意味なんだい。(走っている黒い水)かい?。


小林
演奏が終わって、字幕のところに( Deepest thanks to Hiromi )と書かれていましたし、最後の最後には、( Hiromi appears courtesy of Telarc International )と書かれていましたから、彼らからしたら、(ひろみ)と演奏できて良かったということでしょう。


コー
小林君、英語わかるの?。


小林
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9.1について <債務貨幣システム>とはその36

2017年11月07日 | 日記
とあるスナックで
小林
このお金の増減が、社会で回っているお金の量が大きな要因になるんですよね、インフレ、デフレで、経済活動で。

コー
そうだと思う。そしてこの(銀行の預金)は、銀行の貸出で増え、返済で減るということだ。

部分銀行制度の信用創造によって。

教科書ははっきり言って、まちがって教えている。

信用創造の説明の部分が。もう何回も言ってきたけど、ここの部分が重要なんでもう一度言ってみるとこうだと思う。

たとえば、金融用語の解説の本の<信用創造機能>のところでは

預金者の銀行預金は、その一部分を除いて融資に回されます。融資された資金は、経済活動の中で利用され、再び銀行に預金されると考えられます。戻ってきた預金も一部を除いて融資され、再び銀行預金に戻るという循環をしています。この繰り返しで、銀行全体の預金残高総額は膨らみます。預金と融資の繰り返しが新しい預金通貨を増やした結果、市中の資金量が増加することを<信用創造機能>といいます。


この「預金者の銀行預金は、その一部分を除いて融資に回されます」 この部分が間違っている。

銀行は融資をするとき、預金者の銀行預金を回して融資をしているのではない。

銀行は融資をするとき、<無から作って>融資をしているのである。

もっとはっきり言うと、借りる側の通帳にただ数字を打ち込むだけなのである。


小林
天野統康 著<世界を騙し続けた(詐欺)経済学原論>のp-176にそのことについて書かれていますね

このような図にすれば、以下のことが理解できるようになる。

: 民間銀行は自らの帳簿上で無から貸出金と共に預金通貨を創造できること

: 一般の預金者から預かった預金を貸し出しているわけではないこと

; いつ通貨が作られるか分かること

: 世の中の通貨は、銀行の貸出によって作られており、それには利子が付く。だれかの資産は誰かの負債であるという、借金通貨システムである資本主義の本質が理解しやすいこと


コー
この点が、恐ろしく重要なんだな。

小林
そうなんですね。たとえば私が100万円を銀行に預けたとします。教科書では預金準備率を10%の時には、私が預けた100万円のうちの10万円を取っておいて、残りの90万円を貸し出すことができると書かれています。じゃあ90万円が貸し出されたあとに、私が銀行に行って預けた100万円を引き出そうとしたら、10万円しか引き出せないんでしょうか?
ほんとうに私の90万円のお金を貸し出しているなら、<市中の資金量が増加することを(信用創造機能)といいます>の部分が間違っているということにならないんですか?増加しないでしょう。わたしが10万円しか引き出して使えないなら、同じじゃないですか。


この点を身近に銀行に勤めている人がいたら聞いたほうがいいと思います。


コー
まーやめたほうがいいと思うよ、なにしろ教科書が間違っているんだから、それ以上の答えは帰ってこないと思うよ。
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9.11について <債務貨幣システムとは> その36

2017年11月06日 | 日記
とあるスナッグで
コー
〈債務貨幣システム・借金貨幣システム〉を理解するためには、天野統康の本を読むのが一番いいと思う。

小林
そうですね、最初はおおざっぱに、理解していっていいと思うんです。まずお金って、10円、500円玉などの硬貨それに紙に印刷された紙幣、そして次が重要な(銀行の預金)、この3つがお金だと理解していいと思うんです。もちろんその他にも、PASMOとかビットコインとか地域通貨とかいろいろあるんでしょうけど、それらは補助的な通貨と考えていいんじゃないでしょうか。
コー
うん、俺もそう思う。ざっくりと考えていいと思う。
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9.11について <債務貨幣システムとは> その35

2017年11月02日 | 日記
とあるススナックで

コー
この<債務貨幣システム・借金貨幣システム>がわかってくると、このシステムは歴史上最大の、<課金制度・課金システム>という事がわかってくる。

しかしお金を払っている側は、その自覚が全くないわけだ。

ましてお金を払う理由があるのかということを、払っている自覚がないものに、考えろという方が無理というものだ。


小林
1743年にドイツのフランクルフルトのゲットーに生まれた、アイヤー・アムシェル・ロスチャイルドとその五人の息子たちは、はっきりと分かっていたんですね、このシステムがどれほどのものかを。


コー
そう、200年前に分かっていたんだな、彼らは。


小林
そして、このシステムを理解してた人は彼らの他にも随分いたんだろうと思います。

天野統康 著 <あなたはお金の仕組みにこうして騙されている> のはじめの方に4人の人の言葉が載っていますね。


ライト・バットマン(元米国下院金融通貨委員会議長

論理と根拠を持って政府が自分のお金を借りていることを正当化できる人間にあったことはない



ジェームズ・ガーフィールド(第20代米国大統領

私たちの国において、お金をコントールする者が産業や商業の頭となっています、あなたが、システムの頂点にるほんのわずかな力ある人間によって、とても簡単に管理されていることに気づくとき、いかにしてインフレや不況が起こされてきたかを知るでしょう



ヘンリー・フォード(フォード・モーター社創業家

国民が銀行制度や貨幣制度を理解していないことは良いことだ
もし国民がそれを理解したら、明日世が開ける前に革命が起きるだろう



レジナルド・マッケンナ(元英国ミッドランド銀行会長

私が残念なのは、一般市民は銀行がお金を創ることができるのを知らされていないことである。そして、国家のクレジットを管理する彼らが、政府の政策を指揮し、人々の運命を奴隷のように握っていることです


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