9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について <債務貨幣・借金貨幣システム>とは その40 根本的問題2

2017年11月13日 | 日記
とあるスナックで

コー
俺は、G・エドワード・グリフィンの本 <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム>の中で、いろいろ分からない箇所があったんだが、ここが一番ひっかっかったんだな。 p-242

あなたが直接、銀行で働かなくてもいい。あなたがどんな方法でマネーを稼ごうとも、出てくるところは銀行で、最終的に銀行に吸い込まれていく。この回路はうんと大きいかもしれないし、小さいかもしれないが、
すべての金利は結局は人間の労働で支払われるという事実は不変だ。
この事実を考えると、金利を返済するに足るマネーが創出されていないという事実よりもさらに驚くべき真実に突き当たる。

人々の労働を足し合わせたものは全部、不換紙幣を創出している人々の懐に入る。

これが、社会の大多数が金融貴族という支配階級のために年季奉公の召使として働く現代の奴隷制である




小林
これが事実かどうかですね。事実だとすれば、<体が震える>なんてもんではないですね。


コー
そうこれが事実だとすれば、この仕組みをわからないで、この仕組みの中で何年も何年も何世代にわたって生きてきた我々は、まさしく家畜生産者に飼われている<家畜>、または養蜂家に飼われている<ミツバチ>と同じなんだなということだ。

だからこの疑問をわからないままにするわけにはいかないと思う。


小林
では一つ一つずつ、関係するような項目について考えていきましょう。

まず我々が使っているお金、それと銀行に預けているお金も全部全部、誰かが借りた借金のお金だということなんですが、どう思いますか?


コー
そうはじめは俺も信じられなかったけど、この<債務貨幣・借金貨幣システム>が日本に導入されて何年になるんだろう。この間、中央銀行と銀行によって(政府ではなく)お金が作られてきたわけだけど、そのお金には全部、利子がついていたと思う。お金が作られてきたということは、その時誰かが借金をしたということだと思う。その借金した人々(企業、国なども)が返済をするとき金利分も払うわけだけど、その利子の合計額は、一体いくらになるんだろう。明治の初めに<債務貨幣・借金貨幣システム>が導入されてきてから。


小林
え、明治の初めから今までですか、そりゃとんでもない金額になるでしょう、利子分だけとしても。


コー
<債務貨幣・借金貨幣システム>が導入されたときは、世の中には借金でないお金が流通していたと思う。でもこの<債務貨幣・借金貨幣シシテム>が導入されてからお金は中央銀行と銀行が創るようになり、そのお金には必ず利子が付いたんだと思う。利子付きのお金が創られてそれがどんどん流通していったと思う。

たとえば、プールがあったとする。この中には普通の水道水が入っている。このプールに青い染料が溶けた水を流していくとする。もちろんあふれた水は排水溝に流れていく。この作業を何日も何か月も何年もずうっと続けていくと、しまいにはプールの水は、青い染料が溶けた水だけになってしまうだろうということだ。

だから、最初は借金でないお金も流通していても、借金としての新しいお金だけがが創られていけば、年月が経てば、借金としてのお金だけになるだろうということではないかな。
エドワード・グリフィンの<あなたがどんな方法でマネーを稼ごうとも、出てくるところは銀行で、最終的に銀行に吸い込まれていく>という意味は、このことを言っているんだと思う。しかもあふれたプールの水は、排水溝を通って、なんと青い水を注ぎ込んでいたところと同じところに流れていたわけだ。


小林
だから私たちのお金は全部、誰かの財布のお金も誰かの銀行の預金も、全部誰かが借りているお金だということですね。


コー
そう、俺もそう思うね。 だからこの言葉は事実だと思う。
G・エドワード・グリフィン著 <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム> p-236

ロバート・ヘンフィルはアトランタ連銀の信用担当理事だった。アーヴィング・フィッシャーの著書に寄せた序文の中で、ヘンフィルはこう述べている。

銀行融資がすべて返済されたら、誰も銀行預金をもてなくなり、一ドルの貨幣も紙幣も流通しなくなるだろう。考えてみると仰天するが、そうなのだ。わたしたちは完全に商業銀行に依存している。流通している現金あるいは信用は、一ドル残らず誰かが借りているはずだ。銀行が人工的なマネーをたっぷりと創出すれば、わたしたちは繁栄する。しなければ飢える。わたしたちには永続的なマネー・システムは全く存在しない。
この事実がはっきりと吞み込めたとき、とてつもなく悲劇的で絶望的な信じがたい状況がみえてくる。
信じがたいが、事実なのである。


小林
やっぱり、体が震えるどころの話ではないですね。
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9.11について <債務貨幣システム>とは その39 根本的問題1

2017年11月13日 | 日記
とあるスナックで

ママ
ところでコーさん、うちの店に来るお客さんで小さな部品を作っている会社の社長さんがいるのよ。その人がね、お金を増やしたり減らしたりするところが銀行だけだったというのは初めて知ったけど、でも自分たちにとってはどっちでもいいんだなと言っていたのよ。お金を作るのが銀行だろうと、国だろうと大した違いはないんじゃないかっていうのよ。それより、国の政策をしっかりとやってもらったほうが大事だというのよ。大きい会社がどんどん海外に行っちゃうでしょう、だから仕事がどんどん減っちゃてどうしようもないって。だから国の政策で税制を考えるとか、中小企業対策をしっかりとってもらうとか、全体の国の景気をあげてもらうとか、なにしろ自分たちのような小さな会社のことをもっと考えた対策をとってもらいたいというのよ。


コー
なるほどね、それはあると思う。国の政策がどういう政策をとるかということは、<債務貨幣・借金貨幣システム>や<公共貨幣システム>でも大事なのはいうまでもないと思う。でもこの貨幣制度の問題というのは、もっと大きな問題なんだと思う。もっともっと大きな枠組みの問題だと思う。

この枠組みが変わらなければ、世の中がどんなに進歩しようが、豊かになろうが、貧しくなろうが、根本の問題は解決しないということだと思う。


ママ
その根本の問題って何なの。


コー
その根本の問題というのはね、この枠組みが変わらなければ、この<債務貨幣・借金貨幣>システムのもとでは、すべての人の富が、一部の銀行家のもとに全部集まってしまうということなんだ。


ママ
ウッソー、またまた信じられない、コーさん!!


コー
俺もまだ半信半疑なんだが、考えていくとどうもそうらしいんだな。


小林
そうですね。わたしもそのことに気が付いたときは、体が震えましたね。


ママ
いやだ二人して、わかんないのは私だけなの?
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