「三浦大根」
【生産地】三浦市、横須賀市
【特徴】首の部分が細くて中太り型の白首大根。長さは60cm程度、重さは3㎏から、大きいものは8㎏にもなる。首まで土の中で育つ中太り型のため、抜き取り作業は重労働。
【食味】肉質は緻密でやわらかく、甘みがあって煮崩れしにくいため煮物、おでんによく合う。また、ポリポリとした歯切れのよさから、なますの材料にも適している。
【来歴】三浦半島では江戸時代(1812年頃)より栽培されており、大正14(1925)年に「三浦大根」と正式に命名された。関東を中心に冬大根として人気があったが、昭和54(1979)年にやってきた大型台風20号により大きな被害を受け、これを機会に、甘くて収穫しやすい青首大根の栽培が盛んになり、三浦大根は衰退していった。
しかし、栽培が減少した今でもその人気は衰えず、年末になると三浦大根を求めて遠方からやってくる人も多いという。現在、大田市場でせりが行われるのは12月中の一日のみで、年末の市場の風物詩となっている。
【時期】12月
*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d14-%e7%a5%9e%e5%a5%88%e5%b7%9d%e7%9c%8c/#i-6 より
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