「お気楽」のお気楽なコメント

山登りや山スキー・競技スキーの話題、日常の出来事を感ずるままのコメントで書き綴ってます。

突発性難聴 治療記 その③

2017年10月29日 | 治療記
その②から続く


突発性難聴になってから今月でちょうど3年。

このブログの治療記も中途半端だったので結びにちょっと記述。
(結構アクセスしてくる方も多いようなので少しでも参考になればと思い書き残します)

入院時の経過及びその後はというと・・・
4000Hzの音域はなかなか回復しなかったものの、その他の音域はほぼ回復しました。
ただ1000Hzが少し回復が遅く、日常の音でかなり聞こえに影響するとこではあったが、
少しづつ回復です。


入院の2週間の期間だけでなく、その後もゆるゆると回復していったので星状神経筋ブロック注射
だけは退院後も別の病院で4ヶ月程度続けてみました。若干の効果はあったのかもしれません。
病院の先生も聴力が回復しているうちは続けた方がいいとのアドバイスでした。

その後は数ヶ月に一度聴力を検査していきましたが、半年過ぎるまで少しづつ回復していったのは
意外でした。

ということで、4000Hzだけは60dbまでしか回復しなかったものの、他の音域はすべて20db
以下まで回復したので、結果としてはまずまずかと思います。やはり4000Hzの回復がイマイチ
だったせいか、少し耳鳴りが残りましたが、日常生活にはほとんど支障はありません。



結びとして、、

何がイチバン効果があったか??効果の感じられた順に書きます。

①やはり初期治療が大切かと思います。
 人間が持っている回復力をアシストしているようなステロイド治療が医学的にも証明されているので
 やはりそうかな・・と感じてます。

②星状神経筋ブロック注射で閉塞感が改善されたような気がしました。
 しかし痛いのを我慢しなければなりませんが、やった価値は大いにあったと思いました。

③高気圧酸素治療はなんとなくですが効いてたような感じはしましたが、即効性はちょっと疑問です。
 明確にどうという感じではないですが、やっておくにこしたことは無いと思います。

④ハリ治療
 新橋の有名な治療院で何度か治療を受けました。やや誇大広告かとも思いましたが何でもやって
 みようかと思い通いました。マッサージも施すので気持ち良く気分転換で回復したような気分に
 させられ、先生の魔法のようなアドバイスで良くなった気分にはなりますが、、病院に入院して
 治療すると言ったら急に冷たい態度になった先生。ちょっとガッカリでした。病院での治療の併用
 もOKとかHPに書いておきながら、それは無いでしょと思い、その後は通うのを止めました。
 何となく精神的な面で勇気づけられましたが、そこまでかなと・・・人間が本来持っている回復力
 をハリ治療の成果という宣伝ににすり替えてるような気もしてしまいました。




【結論】
突発性難聴と診断されたら、すぐに設備の整った病院で入院治療するのがいいかと思います。

自分の入院していた病院は名前は伏せてましたが、都内の「荏原病院」でした。
ここは高気圧酸素治療の設備や麻酔科の先生が非常に知見があり、お薦めかと思います。 

とにかく、すぐに何でもやれることはやってみて後悔しないようにしましょう。


追記
また、くれぐれも変な本は買わないようにしましょう。
必ず治るような方法とか言って書いてる本はニセ・インチキです。
ネットでアフィリエイト目的で色々高額な治療本が紹介されてますが、
お金を損するだけです。
ワラにもすがる思いで買ってしまいがちですが、そんな旨い話は現実には無いと思いますので、
冷静に考えましょう。
コメント (3)
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