茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

東大阪ライティーホール

2007年04月06日 | 気まぐれ日記
 「大阪梅若会20周年大会」に向け明日出発します。
会場は東大阪ライティーホール(大阪府立中央図書館)地下鉄中央線荒本駅下車で
徒歩5分のところです。
午前10時40分開演・入場無料です。
郷土隠岐の出身者の方々はじめ皆様方是非ともお立ち寄りを・・・

 隠岐からのメンバーは明日こちらを出発します。
明日・明後日は時間があれば携帯から投稿しますのでよろしく!

(写真は会場の東大阪ライティーホールです)

島まつり 「しげさパレード」 「しげさ節全国大会」

2007年04月06日 | 気まぐれ日記
 今年も島まつりの時期がやって参りました。
5/12(土)の「しげさパレード」その翌日の「しげさ節全国大会」と隠岐はこの両日
はしげさ節一色に染まります。
立ち上げから関わってきた「しげさ節全国大会」も回を重ねること今年で第22回
を迎えることとなりました。
ということは私も当初は30代後半だったのか~
まさに”光陰矢の如し”の感がありますね。
そうそう!しげさパレード前段で、路上での「ふるさと芸能交流」も面白いよ。

さて今年もエンジン全開で両日は頑張るぞ~!!

遠来のお客さんいらっしゃい!

2007年04月05日 | 気まぐれ日記
 妻が営む居酒屋に遥々ドイツからのお客さんがご来店されました。
キャスパーさんとギセラさん夫妻です。
奥様が日本語が堪能、聞くところによるとお互いドイツ生まれですが現在はスイス
に住んでおられるとのこと。
先月21日~今月11日まで滞在、日本各地を旅行しています。

 妻から連絡があり”折角だから二人に隠岐の民謡を聞いてもらったら”とのこと
待ってました!とばかりに店に行き何曲かを聞いてもらいましたところ、お二人は
大喜びで拍手喝采であった。
なかでも日本の伝統楽器でもある三味線に大変興味をお持ちで、その皮は何の皮で
すか?バチは何でできていますか?糸は?駒は?しまいには値段はいくらですか?
と矢継ぎ早の質問攻め、丁寧に答えてあげると納得の様子でした。

 奥さんがデジカメで撮影され、別れ際にお互い名刺交換、そして妻と唄の女の子
にはスイスのチョコレート、私には何故か?ポケットナイフをお土産にくれた。
私はあいにく何も持ち合わせていなかったが、たまたま三味線ケースにあった千社
札を差し上げたら”OH!日本のシール!”と喜んでくれた。

 考えてみればお互いにもう二度と逢うことはないでしょうが、最後に握手を交わしたときはジ~ンときた。
テレビで観る「ウルルン滞在記」のレポーターの気持ちが少しわかった。
お二人さんいつまでもお元気で!良き思い出になれば嬉しいです。

片栗(かたくり)の花

2007年04月04日 | 気まぐれ日記
 片栗をご存知ですか?花は今が見頃です。
隠岐の島町は大津久(おおづく)地区の山中に「片栗の里」があります。
万葉集に残る・・・
  
もののふの 八十乙女らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花

に詠まれている「堅香子」とは、片栗ではないかと考えられているそうです。

 昔はこの茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていたが、近年は
片栗粉というとほぼジャガイモから抽出したデンプン粉のことを指すようになって
しまったとのことです。

 開花はその地方の桜花とほぼ同時期、子供の頃に山中で駆けづりまわって遊んで
いたときに、何度か見かけた記憶があります。

阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)

2007年04月03日 | 気まぐれ日記
 阿吽の呼吸とはどういう意味か?またまた辞書で調べてみました。

「二人以上で一緒に物事を行うときの、互いの微妙な気持ち。
また、それが一致すること」とありました。
 そもそも阿吽とは・・・
(1)梵字の12字母の、初めにある阿と終わりにある吽。
   密教では、この2字を万物の初めと終わりを象徴するものとし、
   菩提心と涅槃(ねはん)などに当てる。
(2)仁王(におう)や狛犬(こまいぬ)などにみられる、口を開いた
   阿形(あぎょう)と、口を閉じた吽形(うんぎょう)の一対の姿。
(3)吐く息と吸う息。呼吸。
(4)相対・対比など相対する二つのものにいう語。

 かれこれ30年近く一緒にやってきた民謡仲間がいます。
唄・太鼓・踊り(滑稽な)そして三味線の私と・・・
各地での舞台に上がらせて頂く機会があってもこのメンバーでは
それに向けて練習などしたことはありません。
お互い出番前にプログラムの確認はしますが、あれこれと細部にわたっての
細かい打ち合せは一切無しです。
”お前らいったい何を考えているのか!”との指摘を受けそうですが・・・
これが長年一緒にやってきた我々のスタイルです。
特にしげさ節での滑稽な鍋蓋踊りなどの場合は、曲数は未定?その場の雰囲気
によってどうなるのか誰も解りません???と言いながらも三味線担当の私が
キーになります(ザマーみろ!このときばかりは俺が司令塔だ!)
 以前に隠岐での公演の折りに、仲間達と色々細かいところまで綿密に打合せ
して、これなら大うけ間違いなしと挑んだことがありました。
ところが!結果はどうでしょうか?イザやってみると皆が互いにそこの部分が
気になってギクシャクし、大うけどころか大すべりに終わってしまいました。
それ以来やっぱり自然体が一番、その場の雰囲気を素早くキャッチして対応した
ほうが良いということになりました。
まさに俗に言う「阿吽の呼吸」で対処したほうが・・・
 しかし話はここで終わらない!
今月8日の「大阪梅若会20周年大会」には、いつものメンバーに加えて二人の
新人が参加することになった。
いきなり「阿吽の呼吸」は生まれるはずも無く、唄と三味線担当の二人には私の
家まで足を運んでもらい、3人で日々稽古を重ねております。
いつの日か、この若い二人にも「阿吽の呼吸」を掴んでもらうために・・・



エイプリルフール

2007年04月02日 | 気まぐれ日記
 そもそもエイプリルフールとは何でしょうか?
漠然とは解っているものの詳しくは解らない?
そこで!色々と調べてみました、諸説色々ありましたが概ね以下の通りではないか
との私の独断と偏見にて掲載してみます。

 エイプリルフール(April Fool's Day)とは、毎年4月1日には人をからかう
ような、害の無い嘘をついてもよいという風習のことである。
日本語では四月馬鹿または万愚節(ばんぐせつ)ともいう。
また、この風習から4月1日自体を指すこともある。

 起源は、その昔ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを
開催していたが1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を
採用した。
これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし馬鹿騒ぎをはじめた。
しかしシャルル9世はこの事態に対して非常に憤慨し、町で「嘘の新年」を祝って
いた人々を逮捕し、片っ端から処刑してしまったという。
処刑された人々の中には、まだ13歳だった少女までもが含まれていた。
フランスの人々はこの事件に非常にショックを受け王への抗議と、この事件を忘れ
ないためにその後も毎年4月1日になると、盛大に「嘘の新年」を祝うようになっていったという。
これがエイプリルフールのはじまりとのことです。
そして13歳という若さで処刑された少女への哀悼の意を表して、1564年から
13ねんごとに「嘘の嘘の新年」を祝い、その日を一日中全く嘘をついてはいけない日とする風習も生まれた。
その後エイプリルフールは世界中に広まりポピュラーとなったが「嘘の嘘の新年」
の風習は次第に人々の記憶から消えていった。

 ジョークだと感じる嘘はよいが、実害のある嘘はお互いに?慎みましょう。
因みに私はエイプリルフールに関わらず、ときには「嘘も方便」のことわざを忠実に?守っている一人かも???・・・