茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

隠岐の珍味 「亀の手」

2007年04月19日 | 気まぐれ日記
 隠岐の珍味「亀の手」をご存知ですか?
海の岩場に群生しておりその味は超美味で、島の人達は吸い物・味噌汁・酒蒸し等
にして食べます。
最もポピュラーな調理法としては「吸い物」です。
流水でよく洗い、鍋にひたひたになるくらいの水を注ぎ入れ、火にかけてアクをとり、沸騰してから5分前後で火を止め塩で味を調えます。
そしてネギや季節の薬味を飾って出来上がり!ダシがすごく出るのでたったこれだ
けで美味しく食べられます。

 亀の手の呼び名の由来は・・・亀の手に似ているから!(そのまんま?東??)
昔から隠岐の島の伝統的な珍味として知られ、地域の祭りなどには欠かせないもの
として珍重されています。

我が至福のとき 「孫と入浴」

2007年04月18日 | 気まぐれ日記
 昨夜初めて孫と一緒に風呂に入りました。
思い起こせば下の息子がもう24歳になるので、子供と一緒に風呂に入るのは20
何年ぶりだと思う。
身体や髪を洗うのは出来ず、結局娘が洗うはめになりましたが・・・でも嬉しい!
6月になると満2歳の誕生日を迎える孫、この子が嫁に行く頃には80歳に到達
している、う~~ん微妙だなぁ~!でも元気でいたいものだと思う。

 よく孫は自分の子供よりも可愛いと言われるが、それはどうかな?と思う。
私は自分の娘や息子が可愛いから、孫が尚更可愛いと思うのだが・・・
いずれにしても孫がじぃーじやばぁーばになついてくれること、このことが私達
にとっては最高の喜びであり生き甲斐でもあります。

誕生日おめでとう!

2007年04月17日 | 気まぐれ日記
 先日の13日は私の誕生日で多くの方々から祝福をして頂きました。
そして今日は私の親友で大阪の梅若会事務局長を務める若ちゃんこと、野路和宏
さんの○○回目の誕生日です。
1日24時間・1年365日、仕事も民謡も常に奥さんと一緒の彼です。
本当にご苦労さま?でございます。

 調べたところによると、今日が誕生日の有名人は・・・
板垣退助(自由党総理)・畑正憲(ムツゴロウ動物王国)・高見沢俊彦(歌手)
ゴルゴ松本(タレント)・玉城千春(歌手)等々・・・
歴史的な出来事は・・・
1648年 日光の杉並木完成、1895年 日清講和条約に調印
因みに誕生花はローレル(月桂樹)花言葉は「栄光」
誕生石はクリスタルで、宝石言葉は「純粋」だそうです。

 年齢は彼より私のほうが少々先輩のようですが、何はともあれおめでとう
ございます!今後ともよろしくお付き合いのほどお願いします。

ミツバツツジ?

2007年04月16日 | 気まぐれ日記
 毎年この時期になると自宅横の山に、写真のような紫色の花を咲かせる樹があります。
正式な名前が解らずネットで調べたところによると、ミツバツツジではなかろうかと思いますが、
どなたか解る方はおられませんか?
私は今まで山ツツジと呼んでおりましたが。
調べたら日本にはツツジ科の樹が、22属108種分布しており石楠花もこれに属するとのことでした。
我が家の庭(少々狭いですが)の山ぼうしやもみじそして紫陽花なども新芽を出し始めました。
この時期は野山の木々や草花が我先にと新芽を出し始めており、いつもながら植物の生命の営みの
不思議を感じる時期でもあります。

 いずれは自宅の庭もこのブログにて紹介をするつもりですが、今年はまだ手入れが出来ておりません
ので、そのうち紹介しますが期待されずに?お待ち下さい。



もう一度行ってみたい地 「北海道」

2007年04月15日 | 気まぐれ日記
 私の場合もう一度行ってみたい地は北の大地「北海道」です。
平成11年9月19日、利尻島は利尻町民センターでのNHK「民謡をたずねて」
の収録で行ったことがあります。
隠岐の歌姫こと国村千鳥さんの唄、しげさ節・隠岐相撲取り節・隠岐追分の伴奏で
お邪魔しました。
前日(9/18)の午前9時に羽田空港集合のことでしたが、私の場合はその前日に東京
入りして一泊、隠岐の島からさいはての島でもある利尻島はさすがに遠かった。
おまけに?帰路の大阪~隠岐便が欠航となり更に一日延びました。
今、手元にあるそのときの行程表を見ていますが・・・


9/17(金) 隠岐~出雲~羽田 (東京泊)

9/18(土) 羽田~稚内~~~~利尻港 (利尻島泊)

9/19(日) リハーサル・本番   (利尻島泊)

9/20(月) 利尻~稚内~羽田~伊丹 (大阪泊)

9/21(火) 伊丹~隠岐が天候不良のため欠航 (大阪泊)

9/22(水) 伊丹~隠岐 (午後に帰宅)

以上、5泊6日の長旅に?やっと終止符を打ちましたが、他の出演者の方々と一緒
に宗谷岬の突端に立つ、日本最北端の地の碑の前や利尻空港での記念写真を撮った
良き思い出は強く印象に残っております。

 北の大地「北海道」宗谷岬の「日本最北端の地」と聞けば何となくロマンを感じ
もう一度行ってみたいなぁ~と思います。
出来ることなら来年3月の定年退職を機に、妻と二人レンタカーで一週間くらいの予定で、
のんびりと北海道を巡ってみたいと思ってはいるものの、果たして先立つものの
懐具合がどうなることやら?・・・



ブログへのコメント

2007年04月14日 | 気まぐれ日記
 昨日は我がブログ史上?と言ってもそんな大層なものではありませんが、コメント数が最高を記録しました。

お寄せ頂きました皆様方、本当にありがとうございました。

大変に嬉しい出来事でした、コメントの数が多いということはそれだけ遣り甲斐が

あり、大いに今後の励みにもなります。

今回は還暦という人生節目の年ともいえる誕生日でもあり、これだけ多くの方々か

らコメント・メール等で祝福を受けた誕生日はありませんでした。

これを励みにして今後も自分なりに努力していきます。

これからもどうかよろしくご指導並びにお付き合いのほどお願い申し上げます。

                           
                                   合掌

桜の花に想う

2007年04月12日 | 気まぐれ日記
出逢いあり 別れもありて 桜花 早や還暦を 迎えし我が身 (お粗末!)

 日本人はどうしてこんなに桜の花が好きなんでしょうか?
パッと咲いて潔く散るさまが日本人の気質に合っているから?
それとも人生のそれぞれの節目ともいえる、入学・卒業・入社・退社の時期には
ここぞとばかりに爛漫と咲き誇るから?
いずれにしても日本人と桜花は切っても切れない関係だと思う。
私の場合は毎年この花見の時期に誕生日を迎える、昭和22年4月13日生まれ
の世に言うバリバリの団塊世代だ。
長年勤めた職場を去る日も近い、地方公務員の退職は満60歳に達した年の年度末
(3/31)に退職との規定がある。
早い話が?来年3月末で終わりです、4月からは来なくていいよということです。

 同期の桜?も何人かは早期退職に踏み切ったが、私はしぶとく?今日まで土俵際
?で残っております。
同期の桜の殆んどの者は言う”自分は何も趣味が無い毎日することがなく困った”
と言いますが、ところがドッコイ?おいらは違う!?趣味である民謡を長年やって
きたお陰で、何もすることが無いなどとは間違っても言えないことだ。
むしろこの日が来るのを楽しみにしていました。
民謡を頑張って続けてきてよかった~まさに民謡バンザ~イ!といった気持ちだ。

 いつもこのブログを見て下さっている皆様方、私は明日は人生の節目でもある
還暦を迎えますが、まだまだ気持ちは夢見る少年?でもあります。
これからもよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。

 隠岐の桜も私の誕生日を祝うかのように?今日・明日が満開です。
いつも読み逃げ(失礼)されておられる皆様へ、出来ましたら今日こそコメントを
お寄せ下さいますようお願いします(我が儘で申し訳ありませんが・・・)
尚、お寄せ戴いた方の中から抽選で3名様に?とって隠岐の情報を差し上げます。



「華」のある人

2007年04月11日 | 気まぐれ日記
「華」のある人ってどういう人?華やかなこと?派手な人?
よく使われている言葉ですが、漠然としていてはっきりとは説明できない。
あの人の舞台は華があるとか、同様に唄・三味線・踊りなどでも確かに華を感じる
人はいます。

 思うにそれはその人の実力だけでは無く、生まれながらにして兼ね備えている
何かがあるのでは?つまりその人が持って生まれたもの(天性)では?
解り易くプロ野球でいえば最近引退した新庄だと思う。
彼よりも実績を残した選手は山ほどいるのに、これだけ世間の注目を集め羨望の
眼差しで見られた選手が過去にいただろうか?
長嶋・王・野村・落合はじめ、その他過去からの超一流選手とは違った魅力が彼
にはあった。
俗に言う「華のある選手」だったと思う。

 私は先日お邪魔した「大阪梅若会20周年大会」で華のある人を発見しました。
初めて見かけた女性で三味線を弾いていました。
勿論その人の名前も知りません。
縦三味線にひっそりと寄り添い脇を努めていましたが、なんともいえない華やかな
雰囲気を醸し出していた人でした。
あくまでも私の想像ですがまだ舞台経験は浅いと思います。
たまたま?容姿も美しい女性でしたが、単にそれだけでは無い「何か」を備えてい
る人であり、凄いオーラを感じる人でした。
彼女の師匠は私がよく知っている方ですので今後は彼女に注目して見て行きたい
ものだと思っています。

 舞台に立つ限りは誰しも「華のある舞台人」を目指すであろう。
でもそれは死に物狂いで稽古を重ねても会得できないものかも知れない。
単に自分の実力だけでは計り知れないない何かがある。
う~~ん!奥が深いですねぇ~・・・



「しげさ節」の碑

2007年04月10日 | 気まぐれ日記
♪忘れしゃんすな 西郷の港 港の灯影が 主さん恋しと 泣いている

 隠岐の代表民謡といえば「しげさ節」ですが、そのしげさ節の碑が何処にあるのかご存知でしょうか?
実は西郷港の目の前にあるビューポートホテルの裏にあります。
碑には二人の女性が踊っているさまのほか、「しげさ節」のルーツなどが記されていますので、隠岐にお出での節は是非ともご覧下さい。

 この碑と一緒にカメラに収まれば「しげさ節」の唄・三味線が上手くなりますよ
と言いたいところですが・・・???

今回の「秘密兵器」

2007年04月09日 | 気まぐれ日記
 今回の「大阪梅若会20周年大会」に向け、私の手で発射?した秘密兵器です。
唄の和田久子(向って左)と三味線の磯貝祉鶴(ちづる)です。
大阪城公園での満開の桜の下、「花も恥らう乙女」の年頃は過ぎた?とは云うも
のの民謡界ではバリバリの若手です。
お陰さまで会場の観客の皆様方や関係者の方々にお褒めの言葉を頂きましたこと
自分のこと以上に大変嬉しく感じております。
 民謡に限らず何事も経験第一であり、今回のような貴重なる経験を積み重ねて
将来に向け大きく羽ばたいて欲しいものです。
更に欲を言えば桜の花のように「舞台でも華のある女性になれ!」と願うばかり。

「ローマは一日にして成らず」勿論のこと「民謡も一日にして成らず」