茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

木撥

2007年04月22日 | 気まぐれ日記
 木で出来た撥です。
皆さんは見たことがありますか?
私が子供の頃に父が使っていたことを覚えています。
どうして今どき?木の撥を持っているの?と思うでしょうが、実は某先生との話の
なかで”昔は木の撥で弾いていましたねぇ~”と昔話をしていたら、後日その先生が送ってくれました。
詳しいことは分かりませんが、材質は樫の木で撥先の部分はツゲの木では?と思います。
使ってみると手にはピッタリ馴染み、音色もそこそこですが舞台ではねぇ~???
でも珍しいので大切にしております。

 皆さんも各人それぞれが、重さや撥先の堅さの具合等々色々と気を遣っていることと思います。
何かと参考のために各人の「私の撥へのこだわり」を発表?仕合いませんか?
思うに・・・色々なこだわりがあって面白いのでは???

 次の機会には私の「勝負撥!?」を紹介します。