
午後からの行先は、本日のメインである彼岸花の見学の為、先ずは上勝町市宇の棚田に向かった。
元々、モグラやネズミから畦を守る目的で、毒性を持つ彼岸花を田畑の畦道に植えるようになったらしい。
その為、彼岸花が咲く初秋の棚田は風情があって絵になるのだろう。
①上勝町(市宇地区) 棚田の彼岸花
ここは昨春5/22にウォーキングで訪問した場所である。

ここは、お月見や吹奏楽など趣向を凝らした観光イベントの多い棚田である。

[棚田に縁取りを描いた彼岸花が目立つ]

農作業のオバサンとしばらく話した。
先の土日に稲刈りをしてしまいました、と申し訳なさそうだった。
今年の彼岸花は、例年より斑で少ないらしい。
いつもは畦にビッシリと生え揃っているらしいが、これも猛暑の影響だろうとの事だった。

[真っ赤なバックの彼岸花が、次の主役のコスモスを引き立てる]

[彼岸花にコスモスが加わり、秋の風情満載]

[畦道を縁取る赤い彼岸花]

[山間の棚田にビビットな赤が映える]

[昨春にも見られたマツバギクの花だ]

[来月には、コスモスが主役になる]
ここの棚田が最も撮影し易い。

今年の彼岸花は、満開に咲くと、直ぐに陽に焼けたように白くなってしまうらしい。

撮影後は下に引き返して、棚田の定番地となっている上勝町樫原地区の棚田に向かった。
②上勝町(樫原地区) 棚田の彼岸花
ここは3~4度目になり、棚田の定番地である。

[ちょうど稲刈りの最中だった]

[彼岸花に囲まれた棚田の刈り取り]

[ここは訪れる写真家も多いようだ]

[中央に紅白の彼岸花があった]

[山間の樫原棚田に秋の一日]

[縁起の良さそうな紅白の彼岸花]

[棚田と彼岸花をパシャリ]

[正に、棚田を彩る彼岸花]

[秋の風情漂う棚田の一日]

[最後に、上勝の秋を撮る]
更に▲山犬嶽登山口を過ぎて奥山に分け行り、府殿地区の棚田へ向かった。
③上勝町(府殿地区) 棚田の彼岸花

[暗い山間を抜け、開けた府殿地区の棚田に到着]

[石積の畦に咲く彼岸花]

彼岸花は、満開から一週間程度で終わる、短い命である。

花が枯れた春夏に生えた葉っぱで養分を蓄え、花が咲く秋には葉っぱが無いのが特徴である。

[府殿地区の集落を遠望]

[府殿集落に向かう途中]

[映画「人生、いろどり」のオープニングシーンで撮られた、険しい棚田]

[やや彼岸花が少ない]

ここで上勝町の棚田見学を終え、今度は彼岸花の大群落で有名になった勝浦町星谷地区に向かった。
◆勝浦町(星谷地区) 土手の彼岸花
上勝町に比べ、やや下に開けた町合いになる勝浦町では、棚田は少なく、星谷地区の土手に植えられた彼岸花の大群落が有名になったようです。

[広い駐車場もある]

[ここは、花言葉「情熱」がぴったりの大群落]

彼岸花もこれだけ真っ赤に咲いていると写真も撮りづらく、記念写真となりました。

[遅れていた彼岸花が満開]
ここは県道から見えない為、人出が少なく穴場である。

[土手が真っ赤な絨毯の大群落]

[▲中津峰山(左)や▲稼勢山(右)を見上げる]

[帰りに立ち寄った道の駅]
コロナ禍の為か、道の駅も早々に店終いのようだった。
今日は日帰りで、山越えの往路を帰った。