那賀町平谷を出発し、国道193号線を南下して霧越峠方面に向かった。
名だたる酷道193号線、この峠を通るのは初めてである。
通るクルマが少ない為か、道の中央に苔が張り付いている。
平日で対向車もなく、予想したよりは走りやすかった。
[霧越峠に立っている開通記念碑、▲鰻轟山が奥に見える]
ここ霧越峠が▲鰻轟山の登山口になっているようだ。
この山は、しばしば遭難者を出す山で有名である。
[▲鰻轟山の登山口になっている霧越峠]
狭いのは那賀町側で、海陽町に入ると急に道幅が広くなっている。
海陽町の「轟の滝」へは、国道193号線から途中で分かれて西側奥へ入って行く。
16時過ぎと遅くなって観光客も少なく、手前の駐車場にも2~3台のクルマしか停まっていなかった。
暗くなる前にと急いで「轟九十九滝巡り」の滝ウォークに出発した。
まずは最初に、右側奥に早くも現れる「轟本滝」に向かった。
[最初に向かった轟本滝の入口]
[「本滝神社」鳥居の奥に見えてきた轟本滝]
[ここで居ても滝しぶきが飛んでくるほどの迫力である]
壁岩の奥に進むと、一気に滝しぶきを浴びる。
[豪快な滝しぶきを浴びながら、一心不乱に念ずる若手の修行僧]
身体が直ぐに濡れるので、修行僧のいる正面までも行けなかった。
カメラにも一瞬で水滴が付くが、防水ではないのでこれ以上撮影しにくい。
[大岩の割れ目の奥で、豪快に落ちる轟本滝]
[豪快な滝しぶきに驚いた轟本滝]
[時間も無いので、「轟九十九滝」巡りに向かった]
轟本滝から約1500mの遊歩道が整備されており、往復2時間程度の滝ウォークである。
[轟本滝の上流から流れ落ちる「轟九十九滝」の全体案内板]
[まず最初に現れる二重の滝]
[左右から豪快に流れ落ちる二重の滝、絵になる優美な滝である]
[合わさった滝が豪快に流れ落ちる二重の滝]
[豪快かつ優美な二重の滝]
さらに上部へ登って行く。
[二重の滝を上部から眺める]
登って行く度に、あちこちで滝の流れが見られる。
[名も無き滝も多くある]
[船滝周辺は新緑が輝く]
[丸渕の滝の上部]
[大きな滝壺に豪快に流れ落ちる鳥返の滝]
その後しばらく歩いて標高を上げた末、「九十九滝」最後の滝になる鍋割の滝が現れた。
[鍋割の滝の上部に轟神社の奥の院、鍋割神社がある]
鍋割神社の手前から最後の滝「鍋割の滝」を撮影した。
[豪快に流れ落ちる、最後の滝「鍋割の滝」]
[水量十分の鍋割の滝]
鍋割神社の奥にも少し遊歩道は続いていたが、これより奥に滝はないようだ。
[鍋割神社の奥には、もう滝はないようだ]
最初に現れた「轟本滝」の豪快な水しぶきには圧倒されたが、滝の流れの美しさは変化に富んだ「二重の滝」が優れていた。
最後の「鍋割の滝」も豪快な流れの滝であったが、撮影場所が限られていたようだ。
この鍋割の滝を最後にUターンして駐車場まで戻り、山奥から一転して海岸沿いの海陽町宍喰を目指した。
[海陽町の中華料理店で食べた五目焼そば ¥1000]
海陽町内で夕食後、以前も入った道の駅「宍喰温泉」で入浴(¥600)した。
その後は、明日予定している由岐~日和佐の海岸線ウォークに備えて、道の駅「ひわさ」に移動し、そのまま車中泊にしました。
[道の駅の駐車場から見えるライトアップされた薬王寺]