7月8日(月)八王子市にある学びの多様化学校いわゆる不登校特例校(小・中)を議員有志で視察しました。
八王子市が今までにない不登校対策として市長が設置し紆余曲折あり20年たったそうです。
システムとしてはまず教育センターやまゆり教室に通った後に高尾山学園に転入する2段構えのかたちになっています。
転入は毎月なので4月に76名だった児童生徒は年度末は倍以上になるそうです。
また、市教委とも連携していてとても充実した支援体制になっています。
不登校も全国的に増え続け、東京都でも各自治体で学校型や分教室型などが今後予定されているので参考になると思います。
時数は2割削減され、授業中は教室ではなくプレイルームなど自己責任でそれぞれの居場所に行って良いそうです。
市立なので教員の異動は通常校と同じですが市の職員を含めて通常校の3倍の教職員が手厚く配置されています。
学力や社会性、福祉的支援、医療的支援が必要に応じて受けられる体制になっています。
登校を安定させるための自己肯定感の醸成などで定着率も高く卒業後の進路も安定しています。
民間出身の黒沢校長のマネジメント力も大いに関係していると推察します。
通常校でできる不登校未然の防止の方法なども伺いましたが現状ではなかなか難しいのかなと思いました。
いずれにしても増え続ける不登校対策は急務なので簡単ではないですがいろいろな方策をみんなで考えていかなければならないですね💦
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