1月8日(水)の朝日新聞に国分寺市の東恋ヶ窪浄水所で有害物質(有機フッ素
化合物)が検出されたとの報道がありました。
上水道は東京都の管轄ですが、有害物質とのことなので、市では公害担当のご
み対策課長に電話しました。
課長が東京都に確認したところほぼ新聞記事と同じでした。
東恋ヶ窪浄水所には東村山浄水所から水が送られてくるが、足りない分を5つの
井戸からのくみ上げて補充している。今回そのうちの1つが検査基準をオーバー
したとのこと。
検出された物質はペルフルオロオクタンスルホン酸とペルフルオロオクタン酸で、
アメリカでは水質管理の目安を70ナノグラム/1リットルにしていますが、東京都
は独自に35ナノグラムを超えない方針を決めています。国は目標値を決めてお
らず今年の春に決めるようです。
去年の6月にこの物質が101ナノグラム検出されたあとくみ上げはやめています。
原因は地下深くからくみ上げているのでよくわかりませんが、府中や国立でも検出
されているので、この地域全体の問題だと思います。
そもそも湧水はどこを流れているのか定かでなく、上流にかつて工場などがあった
としてもその影響ははっきりとは解明されていません。
とりあえず今はとめていますが、かつては高い基準が出たり下がったりしていたそう
で、いつからかははっきりとはわからないそうです。
飲み水なので慎重な上にも慎重に対応していただきたいと思います。
国分寺市でもホームページで東京都のホームページにリンクする形で情報提供する
ようです。正確な情報提供をお願いしたいです。
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