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本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
おすすめ情報発信します。

飄々とした表具

2020年08月20日 | 芸術
今日は朝から細見美術館へ行ってきました。

「飄々表具 杉本博司の表具表現世界」
気になっていた展覧会です。

    

ポスターにもなっている華厳の滝を配した表具。
滝は写真だそうですが、まるで水墨画のよう。

    

アメリカの自然史博物館の動物たちの写真も掛け軸に。
軸に使われている生地の柄に英文字が入っているところが洒落ています。

この掛け軸のある第一展示室は撮影OKでした。

そして、一番気に入ったのがこの軸。

    

アンディ・ウォーホールが京都の老舗旅館に泊まった時に、ちょこっと描いた絵。

    

なんとキャンベルスープ缶。
サラッとと描いてあるだけなのに、なんとなくいい。

撮影はできませんでしたが、そうめんのことをサラッと描いた掛け軸もよかったです。

坂本龍一のメリークリスマス・ミスターローレンスの楽譜も軸になっていて、クリスマスらしく緑と赤の掛け軸に…。

杉本博司さん独特のセンスで、本来なら掛け軸にしないような写真や絵などを配してありました。
芸術というかデザインやなあ~と感じました。

掛け軸、こだわらず色んな題材のものをあしらうのはいいですね。
飄々とした表現にほわっとする展覧会。

    

それにしても京都、暑いです!
それゆえ朝一番に行動開始、平日の朝イチの美術館は空いていて、ソーシャルディスタンスを気にすることもありません。
ゆったりほぼ貸し切り状態で鑑賞しました。

コロナ禍のため中止延期となっていましたが、再開。
9月6日まで会期延長となっていますので、ご興味のある方はぜひ。

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