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本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
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ルリユールという仕事

2014年04月30日 | 小説
図書館で、ルリユールという聞きなれない言葉がタイトルとなってる本が気になって見てみると…。
ルリユールとは傷ついた本を修復したり作ったりする仕事のことでした。

本大好きの私、内容が気になり借りて読んでみました。

 「ルリユール」 村山早紀 

ほおずき通りという昭和の香りがする古い商店街へやってきた中学生の瑠璃。
今年むかえる叔母の初盆のために他の家族より一足先に商店街のおばあちゃんの店を訪れたのだが…。

       

その後、瑠璃はルリユールを仕事にしている謎めいた女の人と出会い仲良くなっていく。
本を読むのが好きな瑠璃は本の修復に興味をもつようになる。

物語の中では、ボロボロになった図鑑が見事によみがえったり…ルリユールの仕事ってスゴイ。
傷ついた本にまつわるそれぞれの人の色々な思いが物語を通して伝わってくる。

ルリユールは本を修復するだけでなく、人の心も修復する素晴らしい仕事なんだと思いました。

本と人への愛情を描いたちょっとファンタジックな物語です。

村山早紀さんの本は「たそがれコンビニ堂」など他にも何冊かあるようなので、読んでみたいなと思ってます。

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