趣味の写真帳

過去に撮影した蒸気機関車から最近撮影した電気機関車まで、鉄道写真が中心ですが時々鉄道以外の話題も...

桜咲くお寺を訪ねて/広徳寺

2018-04-18 07:00:00 | 古寺巡礼
 光厳寺から更に東へ車で10分ほど、秋川を渡った反対側の山裾に位置する広徳寺を訪問。
 こちらは境内が広く、大きなお寺です。
 臨済宗建長寺派とのことで、そう言えば何となく鎌倉の建長寺に似た雰囲気です。
 
 山門の前では早速綺麗な桜(染井吉野?)が出迎えてくれました。 


 山門を潜ると大きくて立派な総門が目に飛び込んできます。
 手前の桜は大島桜でしょうか...


 総門の先にはこれもまた大きくて立派な本堂です。


 山門、総門、本堂と全て茅葺き、正しく古刹と呼ぶに相応しい佇まいですね。

 本堂の左手には花付きが今一つでしたが、大きな枝垂れ桜も咲いていました。


 ここ広徳寺には銀杏の大木が2本あり(2枚目の写真で総門の向こうに少し見えています)、秋にも訪問してみたいお寺さんです。

 廣徳無霊禅寺
 2018年4月3日(火)撮影
 
 残念ながら三ヶ寺とも御朱印は頂けませでしたが、あきる野市には他にも桜が綺麗なお寺が幾つかあるようです。

桜咲くお寺を訪ねて/光厳寺

2018-04-16 07:00:00 | 古寺巡礼
 龍珠院から東へ直線距離にして2Kmほど、車で10分ほどの所にあるお寺さんですが、山道が狭くて対向車が来るとすれ違うのが大変そうです。(幸い対向車には巡り会いませんでした)
 それもその筈、ここにはその昔戸倉城という山城があったのだそうです。
 戸倉城跡地に隣接して、と言うか昔は戸倉城の一角だったのでしょう、足利尊氏の創建と伝わる光厳寺が建っています。

 山門の前の染井吉野は満開でした。


 小さなお寺ですが、落ち着いた雰囲気です。


 戸倉城址の斜面には大きな山桜が1本、丁度見頃でした。
 ただ、朝方は逆光になり撮り辛いですね。


 幹回り5m以上、推定樹齢400年、東京都の天然記念物だそうです。 


 鷲峯山光源寺
 2018年4月3日(火)撮影

桜咲くお寺を訪ねて/龍珠院

2018-04-14 07:00:00 | 古寺巡礼
 少し時間が経ってしまいましたが、4月3日に東京都あきる野市のお寺を三ヶ所巡って桜を愛でてきました。

 最初は龍珠院です。
 昨年の春、我が写真の師匠はなみね氏から龍珠院を撮影したフォトブックを頂き、今年は是非行ってみようと思っていたお寺さんです。

 朝5時過ぎに自宅を出発、6時半頃に到着しましたが既に数人のカメラマンが撮影中。
 到着時は曇っていましたが、徐々に晴れてきて良い撮影日和になりました。

 染井吉野、枝垂れ桜、ミツバツツジ、菜の花、芝桜...正に百花繚乱、春爛漫です。


 斜面に立つ枝垂れ桜、彩りを添えるのは黄色い菜の花と白いユキヤナギ、そして紫などのミツバツツジ。


 枝垂れ桜をアップで...
 遠方にはミツバツツジでしょうか、紫色が見えています。


 奥多摩の桃源郷ですね。 


 ご住職やその奥様と少しお話しをさせて頂きましたが、枝垂れ桜と染井吉野は例年咲く時期が少しずれているのに、今年は珍しく一度に咲いたとのこと。
 良いタイミングで訪問出来ました。

 天照山龍珠院
 2018年4月3日(火)撮影

仁和寺の仏様

2018-01-31 07:00:00 | 古寺巡礼
 昨日は上野の国立博物館平成館で開催中の「仁和寺と御室派のみほとけ」展を見に行ってきました。


 展示の目玉は何と言っても仁和寺観音堂の群像が再現されているところでしょうね。
 この部屋だけは写真撮影が許可されていますので、何枚か撮影して来ました。

 全部で三十三体の仏像が安置されています。
 千手観音とその脇侍で三体、千手観音の従者二十八部衆(二十八体)、そして風神と雷神の合わせて三十三体です。


 中央の千手観音菩薩立像です。
 正面から見ると脇侍がお花の陰になってしまいます。


 千手観音の向かって左側の脇侍が不動明王


 右側の脇侍が降三世明王


 仁和寺の仏様だけで無く、御室派の寺院の仏様も沢山展示されていて見応えがありましたが、残念ながら撮影は出来ません。
 それらの中には、8年前に訪問した明通寺からも深沙大将と降三世明王が来ていました。両方とも身長2.5m程ある巨大な立像で圧倒されます。

 2018年1月30日撮影

南魚沼市の関興寺

2016-11-23 07:00:00 | 古寺巡礼
 新潟県南魚沼市の関興寺(かんこうじ)、帰省の帰り道で紅葉が目に付いたので、フラッと寄ってみました。
 関興寺は、「雲洞庵の土踏んだか、関興寺の味噌舐めたか」というフレーズで有名だそうです。
 雲洞庵の土踏んだか、は知っていましたが、関興寺の味噌舐めたか、は初めてでした。(^^ゞ
 その由来についてはこちらをご覧下さい。

 緑から赤へ移り変わる紅葉、過渡期も綺麗ですね。


 本堂前には枯山水の庭園があり、その名は臥龍の庭。
 庭と本堂の間には蓮鉢がいくつか置いてありました。これを見てしまうと、初夏にも来て見たくなります。 


 苔むした石仏。


 本堂と、綺麗に黄葉した銀杏。


 ご本尊は釈迦牟尼佛とのことです。


 2016年11月11日(金)撮影

「平安の秘仏」展

2016-10-14 07:00:00 | 古寺巡礼
 先週、連れ合いと二人で、現在国立博物館で開催されている「平安の秘仏」展を見学して来ました。




 滋賀県甲賀市の櫟野寺(らくやじ)に伝わる仏像20体が一室に展示されている、それほど規模の大きくない展示会でしたが、目玉である丈六の十一面観音菩薩座像は秘仏で、お寺の外で展示されるのは初めてとのことです。
 例によって展示室内は撮影禁止ですので、図録の写真を...


 櫟野寺というお寺は行ったことがないばかりか、名前も知らなかったお寺でしたが...
 甲賀市の十一面観音?
 まてよ、朧気な記憶を頼りに探してみると...この本↓に書かれていました。つまり、名前は忘れていたのでした。

 白洲正子が道に迷って、大きな櫟(いちい)の木を目当てに櫟野寺を訪問し、住職が「忍者の作った迷路なので...」と説明する下りは覚えていました。
 ちゃんと十一面観音菩薩の写真も載っていたのですが、こちらはすっかり忘れていました。(^^ゞ

 本堂は昭和43年に火災で焼失したそうですが、本尊は収蔵庫に保管されていて無事だったとのこと。
 こんなに立派で美しい仏像が焼けずに残っていて、本当に良かったと思います。

 丈六の十一面観音菩薩の他にも、薬師如来座像や地蔵菩薩座像、毘沙門天像など、なかなか良い仏像がありました。
 ただ、展示仏の大半を占める立像は手首から先が欠けているもの、あるいは肩の付け根から腕がないものなど、痛々しい姿の仏像も多く、地方のあまり有名でないお寺では修理するのも大変なのかなぁ、と感じた次第です。

 ミロのヴィーナス像も上腕半分しか残っていませんが、仏像の腕が無いのは何とも...
 ついでに、大昔に撮影したミロのヴィーナス像の写真も貼っておきます。(1972年3月にルーブル美術館で撮影したものです)




 ルーブル美術館内では自由に写真撮影が出来ました。
 日本の博物館や美術館、お寺や神社は大抵写真撮影禁止ですね。(国立博物館には写真撮影可能な展示物もあります)
 もう少し自由に撮らせて欲しいものです。

 

極楽山浄土寺

2016-06-26 07:00:00 | 古寺巡礼
 今回の旅行で一番行きたかったお寺が、この浄土寺浄土堂でした。
 もう何年も前から阿弥陀三尊像の写真を見ていて、是非とも実物をこの眼で見たいと思っていましたが、やっと念願が叶いました。
 西国25番清水寺を出てから約30分、到着したのは16時50分で何とか閉門前に入る事が出来ました。

 浄土寺には同じような形・大きさのお堂が二つ、対面するように建っています。
 こちらは奥にある浄土寺本堂(薬師堂)です。
 その名の通り薬師如来あるいは薬師三尊が祀られていたものと思われますが、指定文化財一覧表の中に薬師如来あるいは薬師三尊の名前が無いので、本堂の火災で焼失してしまったのかも知れません。
 堂内は拝観出来ませんでした。


 ところで...古来、四方仏と言って、東方に薬師如来、南方に釈迦如来、西方に阿弥陀如来、北方に弥勒菩薩を配する考え方があります。(配置される仏様には諸説あるようです)
 この考え方では、薬師如来は私たちをこの世に送り出してくれる仏様、現世に於いて私たちを救ってくれる仏様が釈迦如来、そして西方浄土(来世)で私たちを迎えて下さる仏様が阿弥陀如来です。
 なお、弥勒菩薩はお釈迦様が入滅後56億7千万年後に現世に現れ、私たちを救って下さる仏様ですが、その頃果たして太陽系が存在しているか?...なんて野暮な話は止しましょう。(爆)

 その考え方通り、薬師堂は境内の東方に西を向いて建っています。そして、境内の西には阿弥陀三尊を本尊とする浄土堂が東向きに、薬師堂と向かい合う様にして建っています。


 堂内へ入ると、阿弥陀三尊像の大きさに先ず圧倒されます。 
 阿弥陀如来の高さ5.3m、観音菩薩と勢至菩薩の高さ3.7mで、写真で見ていた印象よりもずっと大きなものでした。
 普通、左観音・右勢至と言われるように、阿弥陀如来の左側(拝観する人間から見ると右側)が観音菩薩、反対側が勢至菩薩ですが、ここの阿弥陀三尊像は右側が観音菩薩、左側が勢至菩薩とのことです。
 何故反対になっているのでしょうかね???

 広い堂内ですが、台座に載る阿弥陀三尊像しかありません。また、仏様の背丈が高いので、天井は無く屋根裏が見えていますが、これには色々と訳があるようです。
 阿弥陀三尊の背後にある透かし蔀戸(しとみど)から差し込む西日がお堂の床を照らし、床で反射散乱された光が堂内の屋根裏や壁に当たって跳ね返り、仏様を間接的に照明するように工夫されているので、余計なものがあると床面積が減って反射光が少なくなり、仏様が十分に照明されなくなってしまうのでしょう。

 この日は高曇りでやや弱い光線でしたが、夕陽に照明された阿弥陀三尊像はこの世のものとは思えない神々しさ、美しさで、正に極楽浄土の様子を表しているように感じました。
 ちなみに、仏様が一番良く照明されるのは7月末頃、梅雨が明けて太陽高度が高い夕方が良いとの事でした。太陽が真西に沈むお彼岸の頃ではないんですね。

 自分達がこの日の最後の拝観者で、埼玉から来たと伝えると、わざわざ遠方から来て頂いたので、阿弥陀三尊のお顔が最も綺麗に見える場所をお教えしましょう、と坊守の女性が17時を少し過ぎているのに、もう一度堂内へ招き入れてくれました。

 2016年6月8日(水)撮影

 堂内は残念ながら撮影禁止ですので、阿弥陀三尊像の写真はありませんが、代わりにパンフレットの写真を載せておきます。

西国霊場第25番 御嶽山清水寺

2016-06-25 07:00:00 | 古寺巡礼
 26番一乗寺から25番清水寺までは車で小一時間の行程。
 最後はきよみず登山道を登りますが、車ではなく徒歩だと結構な登山になります。
 車の無い時代は足腰が強くないと参拝出来なかったでしょう。

 駐車場のすぐ前に立つ仁王門。
 結構新しそうだと思ったら、昭和40年の台風で全壊し、建て直されたようです。


 大講堂に祀られている十一面千手観世音菩薩。


 大講堂から根本中堂に続く階段を登る途中で、大講堂を振り返り見る。


 根本中堂です。 


 ご本尊は十一面観世音菩薩ですが、秘仏とのことです。
 ただ、平成29年11月にご開帳があるようです。


 拝観を終えたのが16時20分頃、ここからこの日の最後の訪問場所、浄土寺までは約30分の行程です。
 浄土寺は17時に拝観終了となってしまいますので、急がねば...

 御嶽山清水寺のHP

 2016年6月8日(水)撮影

西国霊場第26番 法華山一乗寺

2016-06-24 07:00:00 | 古寺巡礼
 圓教寺が予定より早く拝観出来たので、次の浄土寺へ行く前に寄り道する事に...
 西国霊場は27番圓教寺が西の端で、WEBで調べると26番と25番が比較的近くにあるので、これらを拝観する事にしました。

 で、やって来た26番一乗寺です。


 階段を上ると左に常行堂があり、更に階段を上ると左に三重の塔があり、階段の上に本堂が見えて来ました。


 本堂の舞台から...三重の塔と、その奥に常行堂の屋根が見えています。


 ご本尊は聖観世音菩薩


 本堂の奥に開山堂などの建物も有りましたが、時間の関係で先を急ぎました。

 一乗寺についてはこちらをご覧下さい。

 2016年6月8日(水)撮影

西国霊場第27番 書冩山圓教寺

2016-06-23 07:00:00 | 古寺巡礼
 姫路城の北東に位置する書冩山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)← 早口だと「しょしゃざん」が正確に発音出来ません。(笑)
 西の比叡山とも称される広くて大きな天台宗のお寺ですが、今回初めての訪問でした。

 麓の駐車場(山陽自動車道の高架下でした)に車を停め、ロープウェイで山上へ...


 ロープウェイを降りた後は、摩尼殿まで山道を歩いて登るか、あるいは摩尼殿近くまでマイクロバスに揺られるかの二者択一です。
 往きはマイクロバスに乗りましたが、よくぞこんな細くて急な山道を走るものだと驚愕!

 マイクロバスに乗ると見られない仁王門です。(帰りに撮影)


 京都の清水寺を彷彿とさせる壮大な掛造りの摩尼殿を下から見上げます。


 摩尼殿の舞台。


 ご本尊は如意輪観音です。


 更に山奥へ歩を進めると、三つの大きなお堂がコの字型に並んでいます。
 正面が食堂、右が大講堂、大講堂と対面するように左に常行堂がありますが、24mmでは全部入らない...
 常行堂では映画撮影の準備がなされていました。
 此処ではNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」の撮影も行われたとのことです。


 更に山の中を巡って奥の院にやって来ました。


 苔むした石段、手摺りも何も無いところが良いですね。
 階段上奥に見えるのは不動堂です。紅葉の頃は綺麗でしょうね。


 こちらは開山堂、開祖性空上人が祀られています。


 帰りの山道の途中から姫路の街の方角を見ると...姫路城も見えていました。
 どこだか分かりますか?

 真ん中に写っている小山の左側、ちょうど山の稜線が踊り場状に平になっているところの奥に、姫路城の天守閣が写っていますが、バックの建物に溶け込んでしまっていて、分かりにくいですね。 

 拝観に要した時間は2時間半ほどでした。
 書冩山圓教寺のHP

 2016年6月8日(水)撮影

東国三社参拝/息栖神社

2016-05-24 07:00:00 | 古寺巡礼
 東国三社参拝、最後は神栖市の息栖神社です。
 こちらは香取神宮、鹿島神宮に比べると規模が小さい神社で、訪れる人も少ないようですね。

 一の鳥居は利根川から引き込んだ水路にあります。(写真省略)
 その鳥居の両脇には井戸があって、その中には四角と丸の瓶(男瓶、女瓶)があり、こんこんと清水が湧き出ていたそうですが、現在は清水が湧き出している様子は無く、鯉が悠々と泳いでいました。

 一の鳥居を背にして写真を撮ると、二の鳥居、神門、本殿と並んで見えます。  


 本殿はほぼ西南西の方向を向いており、正面が富士山の方向になっています。
 三社それぞれの向きが90度ずつ違っているわけですね。やはり直角二等辺三角形の配置も意図して作られたものなのでしょうか...

 本殿の手前左手には三笠宮崇仁親王参拝記念で植樹された「みや桜」、満開の時に見て見たいと思いました。


 2016年5月16日(月)撮影

 東国のパワースポットを巡ってきましたが、果たして御利益があるでしょうか...

 息栖神社の案内は神栖市観光協会のホームページにあります。


東国三社参拝/鹿島神宮

2016-05-22 07:00:00 | 古寺巡礼
 東国三社参拝、二番目は鹿島神宮です。
 ここは剣聖塚原卜伝でも有名ですね。

 樹齢数百年の杉の木で作られた鳥居を潜ると、直ぐに朱塗りの楼門があります。


 楼門を潜って右手が本殿ですが、楼門と本殿の向きが直角になっているというのも珍しいですね。
 本殿はほぼ北北西を向いていて、丁度香取神宮と反対向きです。
 従って、富士山は本殿に向かって右手の方角(やはり本殿に対して90度ですが、香取神宮とは反対向き)となります。


 境内は杉の古木が沢山あります。 


 奥参道の木漏れ日...


 本殿~奥宮~要石~奥宮~御手洗池~本殿と回ると、アップダウンもあり、結構良いウォーキングになりました。
 それだけ神宮の森が深いということですね。

 鹿島神宮のHP

 2016年5月16日(月)撮影

東国三社参拝/香取神宮

2016-05-20 07:00:00 | 古寺巡礼
 5月15日と16日には東国三社を参拝して来ました。
 東国三社とは、香取神宮、鹿島神宮、息栖神社の三つの神社のことで、香取神宮は千葉県香取市、鹿島神宮は茨城県鹿嶋市、息栖神社は茨城県神栖市にあります。
 地図上でこの三社を直線で結ぶと、ほぼ直角二等辺三角形になるんですんね。
 また、この三社は富士山(昔は関東平野の何処からでも富士山はみえたのでしょう)の方角を基準に出来ているという説もあるようです。

 創建当時の人が富士山の方角は分かったとしても、直角二等辺三角形になるように三社を建立したと言うのは真実なのか、あるいは後から測って偶然そうなっていたのか...
 ピラミッドの大きさ(高さや辺の長さ)にも一定の比率(黄金比)、あるいはπ(円周率)が使われている言われていますが、そんなものは偶然で、後世の人間が後から当てはめたものに過ぎない...という論旨の本を昔読んだことがありました。(「黄金比は全てを美しくするか?」-最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語-マリオ・リヴィオ著(ハヤカワ文庫NF377))
 さて、この三社の場合はどうなのでしょうか... 

 今日の写真は、三社の中では以前に一度参拝した事が有る香取神宮です。

 朱塗りの大鳥居。
 晴れていましたが、鳥居を潜って森に入ると空気はヒンヤリしてどことなく神聖な雰囲気です。


 総門を裏から撮影。逆光に銀杏の若葉が綺麗でした。


 本殿はほぼ南南東向きに建てられており、富士山は西南西の方角ですから、丁度参拝するときに左手の方角(本殿に対して90度)に富士山があることになります。
 
 珍しく人が途切れた時にパチリ。


 新緑は綺麗でしたが境内には何の花も無く、写真的にはちょっと寂しかったですね。

 2016年5月15日(日)撮影

圓蔵寺

2015-11-29 07:00:00 | 古寺巡礼
 東北の古寺巡礼、最後は柳津町の有名な古刹、福満虚空藏菩薩圓藏寺です。

 会津柳津駅の南、只見川に面した崖の上に建っています。
 紅葉はここでも最盛期を過ぎていましたが、何とか間に合っているでしょうか...


 対岸にある瑞光寺公園からの眺め...


 境内には程良く紅葉した木が未だいくらか残っていました。


 本堂の舞台。


 奥の院へ続く道...庫裡を囲む白壁と紅葉の組み合わせ。
 ここは圓蔵寺の中でも一押しの撮影ポイントですが、残念ながら紅葉はもう終わりでした。


 反対側から...柔らかな光線でした。


 2015年11月13日(金)撮影