趣味の写真帳

過去に撮影した蒸気機関車から最近撮影した電気機関車まで、鉄道写真が中心ですが時々鉄道以外の話題も...

仁和寺の仏様

2018-01-31 07:00:00 | 古寺巡礼
 昨日は上野の国立博物館平成館で開催中の「仁和寺と御室派のみほとけ」展を見に行ってきました。


 展示の目玉は何と言っても仁和寺観音堂の群像が再現されているところでしょうね。
 この部屋だけは写真撮影が許可されていますので、何枚か撮影して来ました。

 全部で三十三体の仏像が安置されています。
 千手観音とその脇侍で三体、千手観音の従者二十八部衆(二十八体)、そして風神と雷神の合わせて三十三体です。


 中央の千手観音菩薩立像です。
 正面から見ると脇侍がお花の陰になってしまいます。


 千手観音の向かって左側の脇侍が不動明王


 右側の脇侍が降三世明王


 仁和寺の仏様だけで無く、御室派の寺院の仏様も沢山展示されていて見応えがありましたが、残念ながら撮影は出来ません。
 それらの中には、8年前に訪問した明通寺からも深沙大将と降三世明王が来ていました。両方とも身長2.5m程ある巨大な立像で圧倒されます。

 2018年1月30日撮影


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10 コメント

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国立博物館。 (ZAITO)
2018-01-31 07:31:07
駅に大きなポスターが貼られているので、開催期間中に行きたいと思ってました。
佐倉さま。の写真を見てもっと行きたくなってしまいました。
限られた場所とはいえ、仏さまが撮影できる機械は滅多にないのですね。
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降三世明王 (狂電関人)
2018-01-31 10:53:40
佐倉さま

この仏像は初めて見る形式(笑)です。

阿修羅と不動明王の性格を兼ね備えていて、
しかも仏様を足蹴にするその迫力に圧倒されます。。。これはD5の威力でしょうかね(爆)
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Re:国立博物館。 (佐倉)
2018-01-31 15:34:08
ZAITO様

 こういった展示会は大抵撮影禁止ですが、今回は珍しいですね。
 新聞記事で読まなかったら、知らずにカメラを持たずに行くところでした。(^^ゞ
 開催期間中に展示仏の入れ替えがあるようです。
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Re:降三世明王 (佐倉)
2018-01-31 15:45:29
狂電関人様

 ○○王、○○天など、密教にはいろいろな仏様が居ますね。
 不動明王は結構有名ですが、降三世明王はあまり知られていないかもしれません。
 明通寺の降三世明王は一見の価値があります。上野にいるうちに是非どうぞ。(笑)
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仏像 (tamura)
2018-01-31 19:26:00
今でも京都へは年に何度か行きますが、いつも花とか紅葉だけで、、、(笑)
仏像はそのうちと思っていますが、こういう展覧会なら関連する仏像も一度に見られるというのが良いですね。
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仁和寺と言えば (枯れ鉄)
2018-01-31 21:05:36
仁和寺と言えば、先ずは仁和寺の法師が思い出されて、仏様は影が薄い(笑)
次に思い出されるのが、仁和寺の桜でやはり仏様は影が薄い。
でも、立派な仏様がおられるのですね。
京都人なんて、こんな程度です(汗)
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仁和寺の仏様 (semitaro)
2018-01-31 21:18:20
佐倉さんの写真に触発され、私も仁和寺の仏様の展覧会行って来ました。東博内に観音堂の再現(裏側も含め)は見事ですが、実際は大変暗く(特に古美術の展覧会)各仏像の彩色や仏像の持物は丁寧に見ていかないと分かりません。こうして写真で見るとはっきりわかり、個人撮影は賛否ありますが、図録とはまた違って、私は意義があると思っています。
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Re:仏像 (佐倉)
2018-02-01 09:40:36
tamura様

 京都へ行っても仏像の写真を撮れるところはほぼ無いのでしょうね。
 記憶力が低下したのか、仏像を(人間も?)一度見ただけではお顔もお姿も直ぐに忘れてしまいます。
 展覧会なら図録や絵はがきもあり、こうして写真も撮れると、忘れっぽい人間には有り難いことです。(笑)
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Re:仁和寺と言えば (佐倉)
2018-02-01 09:46:47
枯れ鉄様

 いつでも行けると思うとなかなか腰が上がらないもので...さいたま人も同じかも知れません。(^^ゞ
 仁和寺は徒然草の法師で高校時代から知っていて、通りかかった事は何度か有りましたが、拝観した記憶がありません。(忘れてしまっているのかも知れませんが)
 桜の時期に一度行ってみたいお寺さんですね。
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Re:仁和寺の仏様 (佐倉)
2018-02-01 09:56:04
semitaro様

 コメントを有り難うございます。

 会場は結構混雑していて、薄暗い中で細部までゆっくりと観察するのは難しいですね。
 写真を何枚か撮ってきて、後でじっくりと見ました。
 国宝の公開は年2回以下、延べ60日以下とか、照度150ルックス以下とか、いろいろと制約がありますが、これは光による劣化を防ぐためで仕方ない事なのでしょうね。
 図録はある決まった方向からの写真が多く、自分で撮れれば興味のある部位を拡大したり、好きな角度から撮れるので自分としては大いに意義ありです。
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