記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

お絵描きアプリで絵を描いた

2013-02-12 11:14:01 | カメラ&ガジェット
iPad2を所有してもうすぐ2年になります。思えばこいつを一刻も早く入手しようと、ハワイに行く妹に友人のぶんも買い付けを頼み、妹が出発する当日が3月11日で、彼女のハワイ旅行がポシャったのは良い思い出です。良くないか。全然良くないな。妹、ごめん。

結局その後普通に日本で購入したわけですが、iPadってお絵描きにとてもマッチしたデバイスなんですよね。なのでお絵描きアプリがあるととりあえず入れてみて、娘とちょこちょこと描いて遊んだりしてるわけです。

で、今回入れたアプリがちょっと楽しかったのでご紹介。

FiftyThree, Inc.
posted with iTunesLinker at 13.02.12


ブログ友達のpapricaさんのエントリで知りましたよ。

早速チャチャっと描いてみたのがこれ。









アプリ自体は無料なんだけど、無料で使えるツールは万年筆みたいなDrawというやつだけ。その他のツールは170円也。でもこのDraw、勢いよく描くと線が太くなり、描いてて気持ちいい!あまり上手くなくてもそれっぽく見えるのがいいわー(笑)絵の具のも入れてみようかなーと思ってます。円安でアプリの値段が上がらないうちに決断しないと!


おまけ)他の紹介記事
iPad持っててよかったぁ、iPad欲しいなぁと思わせてくれるアプリ「Paper」(動画)
" Courier " の開発者が手がけた iPad スケッチアプリ " Paper "


愚痴)
それにしてもgooブログがiframeタグ使えないってのはホントに糞仕様としか言えないなあ。引っ越すのがめんどくさくて使い続けてるんだけど、いい加減どうにかしてほしい。

つるプルな水餃子の皮の配合を見つけた!

2013-02-11 10:33:57 | 料理
前にも水餃子の皮作りには挑戦したのですが、そのときはもっちりとした皮にはなったものの、美味しい中華料理店で食べるつるんとしてぷるぷるの皮にはなりませんでした。

過去の挑戦:水餃子を皮から作る水餃子リベンジ

どうしたらいいのかなーなんて思いながら研究なんてすっかり忘れてました。で、先日手打ちうどんの話があがりまして、自分でうどんも手打ちしてみたんですがどうもイメージしているようなつるつるの讃岐うどんみたいな食感にはならないなと。そのときに、ふと思い出したんです、冷凍の讃岐うどんにはキャッサバ粉が入ってると前にもやしもんで読んだことを。そして、うどんがつるんとするなら餃子の皮も同じ効果が得られるだろうと思いまして、先日キャッサバ粉を中華系スーパーで買って来た次第であります。ちなみにキャッサバ粉というのはキャッサバという木の根っこ(イモ)からとれるデンプンで、タピオカの原料にもなります。

で、どれくらいの割合で入れるのが良さそうか調べてたらこんな実験をされてる方が。
必見★タピオカで手打ち讃岐うどんエンテのドイツ徒然
これを参考に配合して作ってみましたらですよ、すんごいのが出来た、出来ました。つるんつるんでぷるっぷる、そしてモチモチ。これはお金がとれるレベルです。餃子一本でお店出してもいけんじゃね?ってくらい美味しいのができましたよ。

もったいぶってても仕方ないので、配合をご紹介しますね。

【皮の配合】
・強力粉 100g
・薄力粉 120g
・キャッサバ粉 80g
・塩 小さじ2
・水 160cc

【作り方】
1)まず粉だけを混ぜ合わせ、塩は水に溶かします。

2)HBで作る場合、うどん生地モードにして粉、塩水の順に入れてスイッチを押すだけ。
  手でこねる場合は粉に少しずつ塩水を加えてこねていきます。より詳細なこね方などはAll Aboutの記事を参考にすると良いと思います。

3)HBで作ると、完成のアラームが鳴ってもきれいにまとまりません。手でこねてもなかなかまとまりにくいようですが、そこは頑張ってまとめます。HBからボロボロになった生地を出して、手で集めて丸め、追加でこねましょう。



4)乾かないようにラップなどに包み、室温で1~2時間休ませます。

5)生地を休ませてる間に中に包むタネを作ります。タネの配合はお好みでどうぞ。
  僕は豚ひき肉・白菜みじん切り・ネギみじん切り・ショウガ・中華だしの素・水を混ぜてゆるめのタネにしています。美味しそうなレシピをながめていると、お肉は塊肉をたたいて作ると食感がいいとのこと。たしかに美味しそう。今度試してみます。

6)生地を棒状にしてからスケッパーなどで切り分けます。僕は24~32個に切り分けます。

7)打ち粉(強力粉)をしてからめん棒で伸ばして皮にします。

8)皮が出来たら片っ端からタネを包みます。

9)その間に大量のお湯を沸かします。生麺を茹でるのと同じで、お湯が少ないとすぐデロデロになってしまうので注意。

10)餃子を投入します。茹で時間は皮の厚さにもよりますが、トータルで10分前後。
   途中、餃子が浮いてきたらすくい上げて氷水でしめ、それからまた湯に戻します。

11)最後にもう一度氷水でしめてから、熱いお湯に入れていただきます。
   つけダレはシンプルにお酢とお醤油を1:1で混ぜたものがオススメですが、お好みで薬味など入れてください。

さあ、今夜は餃子パーリーでフィーバーだぜ!


おまけ)
タピオカはよく知られる丸いプルプルしたアレですが、この原料となるキャッサバ粉は他にも白いタイ焼きに使ったり、今回のようにつなぎに使ったり、さらには米ぬかを吸着する性質を使って無洗米に使用したりと実はかなり用途は広いようです。(タピオカ@Wikipedia


おまけ2)
もっちりした皮は焼き餃子にしても美味しいです。本場中国では、焼き餃子は余った餃子を翌日に食べるときに焼き餃子にするとかなんとか。
※人気の焼き餃子レシピ
出来た☆ジューシーな焼き餃子
☆ほっぺが落ちちゃう 餃子☆


おまけ3)
もやしもんは菌が見える農大生とその仲間とのキャンバスライフが描かれたマンガ。面白い上にけっこう勉強になります。雑学好きの方に特にオススメ。
もやしもん(1) (イブニングKC (106))
講談社




ちなみに件の話はこちら。5巻のP.149-150です。



感想文「孟嘗君」

2013-02-09 08:18:37 | 本の感想
面白かった!Amazonさんからオススメされて、評価も高いので1巻だけ買ってイエローナイフ滞在中に読み始めたらはまりました。

孟嘗君は戦国四君子として各国の宰相(総理大臣)を務め古代中国で活躍した人物です。紀元前350年頃の生まれ。太公望が活躍した時代から600年以上後、秦の始皇帝が中国統一を果たす100年ちょっと前のお話。太公望が助けて周が王朝を立ててからだいぶ経ち、周王朝には求心力が亡くなり群雄割拠する春秋・戦国時代と呼ばれる時代に移ります。

この物語は孟嘗君・田文が生まれるところから始まります。「5月5日に生まれた子は背が戸の高さまで伸びると親を殺す」といういわれがあることから、田文の父、田嬰は妾の青蘭に子を殺すように言いつけます。5月5日。僕の誕生日でもありまして、世が世なら僕も殺されていたかもしれなかったんですね、くわばらくわばら。さて、そんな無茶な言いつけに背き、青蘭は僕延という側用人に田文を託し、そこから田文の波瀾万丈の旅が始まります。

その後養父となった風洪という人が前半の主人公になるんですが、この風洪さんがとにかくかっこいい。剣の使い手にして洞察力に優れ、天運に恵まれていて彼が運んだ荷物は盗賊に襲われないと商人から重宝され、出入りする家は財が倍に膨らむ福の神と称されます。女性にはモテモテで会う人みんな惚れさせ、さらに勇気もあり捕われた人を助けるため敵の屋敷に単身乗り込み見事に救出。文句なしなスーパーマンなわけですが嫌らしくなく、ホントにとにかくかっこいいんです。こんな男に僕もなりたい!

そして風洪、田文の周りに現れ物語を彩る天才達もまたかっこいい。始皇帝が中国統一を果たす礎を作る商鞅、孫氏の兵法で有名な孫びん、そのライバル龐涓、田文の実父田嬰など多士済々。さらに田文に付き従う友人や食客達がまた曲者揃い。有名な鶏鳴狗盗※のエピソードでは声真似の名人と盗みの名人しか出てきませんが、他にも色々な能力を持った人達が出て来て田文を助けます。そしてこれらの人と人の絡みがすごいです。忘れた頃に再び登場して味方になったり仇となったり、「えっ!ここで出てきちゃうの?!」みたいな感じで話を盛り上げます。まあ、都合が良過ぎるとも言えなくもないですが、そこはそれで、物語ですから楽しまないといけません(笑)

全五巻と決して短いお話ではありませんが、一気に読み切ってしまいました。中国史に興味ない人でも楽しく読める本だと思います。すっごいオススメ。

孟嘗君(1) (講談社文庫)
講談社



※鶏鳴狗盗
秦に来た孟嘗君が秦王に命を狙われたため国外脱出することにするのだが、国外に出るためには許可が必要。王妃にとりなしてもらおうとするが、そのためには狐白裘(狐の皮のコート)を欲しいとねだられる。しかし狐白裘はすでに秦王に捧げてしまったため、盗みの名人が宝物庫に忍び込んで盗み出し、無事にとりなしてもらい許可をもらうことに成功する。王の気が変わらないうちに国外に脱出しようとするが、函谷関の関所についたときは夜、鶏が鳴かないと関所は開かない。そこで今度は声真似の名人が鶏の鳴き真似をし、函谷関の鶏を鳴かせることに成功、無事に関所を通過して脱出するという故事。
転じて、1)にわとりの鳴きまねをして人を欺いたり、犬のようにして物を盗んだりする卑しい者のこと、2)つまらないと思われる芸でも役に立つことがあるという意。

イエローナイフでお食事(1)

2013-02-07 11:26:47 | 旅行
イエローナイフは狭いので、食事処も限られています。今回は事前に調べた中で割合評判が良かったBullocks' Bistroをご紹介。

Bullocks' Bistro
3534 Weaver Dr. Yellowknife, NT  (867-873-3474)

現地で知り合ったご夫婦を誘って行ってきましたよ。誘った手前、入れなかったらまずいと予約の電話をしたら「いいからおいでよ!」って。そういう難しいことは受け付けてません。ホテル(ダウンタウン)からは少し距離があるので、冬場はタクシーを使うのが無難です。バンクーバーもそうですが、流しのタクシーというのは基本的にいないので、ホテルや空港の前にいるタクシーか、迎車を呼ぶのが基本。迎車料金はかかりません。出先でも頼めばすぐ呼んでくれます。お店へはタクシーで5、6分ほどで到着。

建物は開拓時代のものをそのまま使っているそうです。


中はあまり広くなく、20人くらいで満席。18時くらいにはかなり混んできていたので、行くなら早めが良さそうです。愛想がいいんだか悪いんだかわからないお姉さん二人で切り盛りしています。






店内は落書きというか、お店に来た証だらけ。写真やら名刺やら自分のアドレスやら。なぜかブラジャーやお金も。










日本人もご来店。黒山剛志さん、見てるー?


せっかくだから僕も来た証を。


ビールは冷蔵庫に入ってるやつを勝手に選び、店員さんに開けてもらいます。



今回選んだのはユーコン準州の地ビール。普通でした。

お料理。メニューを持ってきてくれたときに、その日に用意できる魚の種類を教えてくれます。この日はレイクトラウトとアークティックチャー(北極イワナ)とあと何か。魚と一緒に調理方法も選びます。3種類あるんだけど忘れました。グリルと何かにしましたが、来た物は違いがあまりわかりませんでした。聞けばそれぞれの魚にあった調理方法も教えてくれます。

まずパンが来ます。ま、普通です。


メインのアトランティックチャーのグリル。どどーん。

でかいです。

こちらはレイクトラウト。


どちらも少し甘いバルサミコ酢みたいなソースがかかっていて美味しかったです。アトランティックチャーは、サーモンを「これアトランティックチャーやで」って言われて出されてもわからない気がしないでもないです。美味しいんだけどね。

味もいいし雰囲気も楽しめてオススメのお店ですが、お値段が少し高め。アトランティックチャーのグリルはたしか$40くらいしました。これに消費税とチップ(15%くらいが標準)がのります。あと、量が多いので2つを3人で分けるくらいがちょうどいいかも。タクシー代もかかるしね。でも一度は行ってみるといいと思います。


おまけ)
予約するときは
"Do you have a table for (人数) from (時間)?"
って聞くとちょっとかっこいいって教わりました。かっこよく予約したい人は使ってみてね!


にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ←参考になったと思ったらクリックしてね

イエローナイフ市内観光

2013-02-06 13:56:47 | 旅行
オーロラ鑑賞は夜なので、日中はヒマです。そのためにオーロラビレッジでのアクティビティや市内観光が用意されています。ただ僕はもぐりのツアー参加者なので市内観光には登録していませんでした。なので一人で見学。

イエローナイフ市街は狭いので徒歩で十分回れます。今回は下記を見て回りました。
・観光案内所
・博物館(Prince of Wales Northern Heritage Centre )
・ノースウエスト準州議事堂
・スーパーマーケット(街に1つしかないらしい!)

おりしも晴天に恵まれたのでいざ出発!本日の気温は-24℃!


観光案内所まではホテルから歩いて5分くらい。せっかくなので一人で記念撮影。


入ってすぐにオーロラ情報などが掲示されています。






ここでは北緯60°を越えた証明書を発行してくれるらしいです。いらないからお願いしませんでしたが、欲しい方は係の方にきいてみましょう。
主にお土産の販売と剥製などが展示されています。見学所要時間、10分。



ウルヴァリンの剥製。爪がシャキーンって伸びたりしないタイプ。

そこから博物館に向かうつもりが、目指す建物を間違えて議事堂に到着。ちらっとだけ中を見て撤収。

なんかそれっぽいと思ったんだけどなあ。






改めて博物館へ。途中、カナダの国旗、州旗が掲げられていました。


遠くに見える茶色いかまぼこ状の建物が博物館。


ここはなかなか楽しかったです。入館無料。入るとコートを預かってくれます。ていうか勝手にかけます。さすが極寒の地。


いくつか小部屋に別れていて、テーマが設定されています。なんとなしに部屋に入るとシロクマさんの標本が。


ん?

アザラシ食べてる!


血が生々しい!ここまでリアルにする必要があるんでしょうかね。

他にもバッファローやベルーガ、カリブーなどのジオラマ標本が。


こちらは鷲のジオラマ作成中。


ベルーガは先住民の貴重な食料だったようです。


別の部屋では先住民の暮らしぶりや移動手段などが展示されていました。




鉱山マップ。色々な鉱物が採れていたみたいです。


1Fには子どもが遊べるスペースもあります。

コスプレもできます。

のんびり見て回ってたら1時間くらい経ってました。さらりとまわっても20分くらいはかかるかな。

スーパーマーケットは写真を撮らなかったのですが、しょぼかったです。寒くなくてもイエローナイフには住みたくないなと思ってしまいました。なぜかアイスが充実していたのが面白かった。こんだけ寒いのにアイス食うか、と。冬場はゆっくり歩いても溶けなくていいから安心、ってそういう問題じゃないだろうし。

トータルで2時間ほど外出して、いい気分転換になりました。てくてく歩くのは寒かったけど。

イエローナイフの観光スポットは近郊も含めると他にも色々あるようなので、長期滞在される方はこちらを参考にされてみてはどうでしょう。
イエローナイフの見所(オーロラ情報局)


おまけ)
イエローナイフには信号がメインストリートであるフランクリンアベニューにしか設置されていません。貴重な信号のショット。

関係ないけど、フランクリンアベニューと言えば五反田のハンバーガー屋さんですよね。


おまけ2)
ナンバープレートがシロクマ型。世界でも珍しいとかここだけとかなんとか言ってたような。



おまけ3)
車屋さん。これで車の善し悪しをどう判断するんだろう。でもラジオでも「○○モータースへ今すぐ!」みたいに流れてました。行く人がいるってこと?



にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ←参考になったと思ったらクリックしてね

イエローナイフ、オーロラビレッジのアクティビティ

2013-02-02 10:50:59 | 旅行
オーロラ観賞用施設であるオーロラビレッジですが、他にも色々アクティビティがあります。日中のオーロラビレッジに行くためにはこのアクティビティに参加することが必須。せっかくだから見学したいし、往復の交通費を引いたと考えればアクティビティもそんなに高くないかな、という強引な理由で自分を納得させて犬ぞり体験($95)に参加してきました。

お昼過ぎにホテルを出発。バスからは夜に行くときと違って周りの景色が見えるので、それをベースにガイドさんが色々説明をしてくれます。先のエントリーに書いた鉱山の話や、でっかい湖があるとかなんかそんな話をしていました。(←よく覚えてない)

30分ほど揺られて無事到着。当日は結構激しく雪が降っていて写真が暗い雰囲気になってしまいましたが、快晴だと日焼けがえらいことになってた恐れがあるのでちょうど良かったのかも。でも晴天の写真が撮りたかったなあ。



到着すると、ほとんどの方が犬ぞり体験希望者なので、まず犬ぞり体験の順番が案内されます。いくつかの班にわかれ、指定の待機スポットに分散。僕たちは第一班でしたので、犬舎に早速連れて行ってもらいます。保健所かよってくらいキャンキャンと鳴き叫ぶ犬達。犬は走るのが好きなので、「俺に走らせろ!」と叫んでるらしいです。

ここにいる犬の犬種はシベリアンハスキーとアラスカンハスキーの2種。シベリアンハスキーは体力とパワーに優れているのですが少しアホの子が多いことで有名です。アラスカンハスキーはそこにコリーなどの賢い子の血を混ぜた犬種だそうで、犬ぞりでは先頭に賢い子を、後ろに行くに連れて脳みそ筋肉なパワー型を置くという配置をするそうです。犬ぞりでは声で犬に指示をするので、賢い子に先頭を行かせてアホについて行かせるのだとか。でも見た目はシベリアンハスキーの方がかっこいいよね。

僕たちが行ったときはそりが3台あり、順番に出て行きます。一周は約10~15分くらいかな。一度に二人ずつ乗りましたが、4人くらいは乗れるようになっています。僕たちは二巡目だったので犬舎の横の焚き火の前で待機。



ヒマを持て余す人達の対応は生後6ヶ月のワンコ、ノリちゃんがしてくれます。





お兄さんは適宜、薪割り。



順番が来たので搭乗。カメラを渡すと何枚か写真を撮ってくれます。適当に撮った感じなのにいい雰囲気!さすが!







そして出発。車高が低いせいもあってか、意外にスピード感があります。木々の隙間を縫って疾走するワンコ達!操縦士のお兄さんが "Go on boys!!" とか声をかけ続けます。時々勢い余って "F●●kin' " とか言いかけて口をつぐんでました。あかんて。



凸凹道も気にせず、走る、走る、走る。



あまり勢い良く走ったせいか、前のそりに追いついてしまったので少し休憩。



そしてまた走る!







最後尾にいたせいもあり、カメラはちゃんと構えても上手く撮れないので、頭上に掲げて適当にシャッターを押しまくりました。



犬ぞりが終わったあとは、帰るまで自由行動。
凍った湖の上の雪を払って、「おお、本当に凍ってる」って喜んでみたり、焚き火でマシュマロを焼いたり。





日本ではメジャーか知りませんが、こちらでは焼きマシュマロはバーベキューの王道です。薄く茶色くなるまでじっくりと炙り、中がトロトロになったところをいただきます。マジで美味しいから!子どものときから大好きです。火に近づけ過ぎると黒く焦げるんだけど、その焦げの香りもまた良かったりするんですよねえ。



アクティビティでは他にスノーモービルもあります。ちょっと楽しそう。



スノーチューブ(タイヤ型の浮き輪みたいのに乗って滑り台を降りてくる)とかカンジキ体験というのもあったのですが、寒いし疲れたしでトライしませんでした。根性なし、、、。あとはダイニングホールで本を読んだり頂き物のカップラーメンを啜ったりしながらのんびりと過ごしました。楽しかったので参加して良かったです。お値段なりかは各自でご判断を。


おまけ)
アクティビティではありませんが、夜のオーロラ鑑賞の合間に寒中実験が催されます。オーロラが出ない場合の暇つぶし、と思って頂いていいでしょう。
・濡れタオルを振り回すと凍るか
・凍ったバナナ・豆腐で釘は打てるか
・シャボン玉は凍るとどうなるか
・熱湯を空中に放り投げるとどうなるか
などを実演してくれます。結構楽しかったですよ。







極寒の中で熱湯を空中に放り投げるとどうなるかについてはYoutubeでも見られます。



にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ

イエローナイフでオーロラ観てきました(2)

2013-02-01 11:58:21 | 旅行
オーロラ探検隊出発!と意気高く、8:45PMにホテルを出発、目指すはオーロラビレッジというオーロラ見学施設。ここには待機場所としてティーピーという原住民の移動式住居を模した物と、ダイニングホールという食堂、土産物屋さんがあります。ダイニングホールでは毎晩、夜食として日替わりスープとパンが出されます。



味は、まあまあ美味しかったです。パンに塗るように用意されているハチミツとマーガリンを混ぜたやつが好きでした。

このオーロラビレッジまではホテルから約30分。道中にオーロラビレッジでの過ごし方や凍傷、フラッシュ撮影についての注意事項などをガイドさんが説明してくれます。道路がでこぼこなのでえらく揺れます。バスの前の方はそうでもないのですが、後ろの方は悲惨。乗り物酔いしやすい人は前の席を陣取るか、酔い止めが必要かもしれません。道路がでこぼこなのは永久凍土のせい、という説明がありました。土が基本的にずっと凍っているのだけど、たまに少し溶け、また凍るときに形が歪む、ということだそうです。なんでそんなところにみんな住み始めてしまったのかというと、イエローナイフはかつて金の採掘が盛んな街だったそうです。現在はダイヤモンドの採掘が主流のようです。

そんなこんなでオーロラビレッジに到着。初日は施設や観測できる場所などの案内をされます。気温は-25℃前後。外に数分もいると鼻の穴の中が少しずつ凍るのがわかります。施設を周り終えるとあとは自由行動なのですが、オーロラ出るまで基本的にやることありません。ボーっとオーロラを待って寒空の下で天を仰ぎ見続けるか、ティーピーの中でぼけーっとするかのどちらかです。寒いのは苦手なので基本的に後者でした。同じツアーの方々としゃべったり、本を読んだり。







時々、暖炉の薪をくべにおじいさんが来ます。



基本の滞在時間は9:00PM~1:00AMなんですが、12:00AMまでに延長申請(有料・$25)をすると2:30AMまでいられます。さらに$20で3:30AMまで再延長も可能。初日は雲が出ていたので可能性はかなり低いと判断し、延長はせず。2日目は雲は少しあったものの晴れ、翌日の天気予報も曇りだったのでここしかないと延長しました。

延長した人達はダイニングホールでオーロラの出現を待ちます。もちろん外で待ってもいいんだけど。本を読みながらうつらうつらしかけていた2:00AM頃、ガイドの方の
「いま、オーロラが出ています!」
という声で一気に目が覚めました。事件が発生したときの詰め所にいる記者のごとく、みんな一気に外に駆け出します(例えが分かりづらい?)。僕は慌ててジャンパーのチャックを上げるのに少し手間取りましたが、外に出て空を見上げれば、そこにはゆらゆらと揺れるオーロラがありました。それは写真やテレビで見るのとは違う、色のついた雲のような生き物のような何かが、常に形を変えて動きゆらめいていました。やっと見れたという喜びとその美しさにただただ感動し、しばらくカメラも構えず眺め続けました。後で聞いた所によると、その瞬間は最高レベルの明るさだったようです。本当に本当に綺麗でした。


Nikon D7000 SIGMA18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM/ISO1600/18mm/F2.8/1.6s

しばらく眺めて心を落ち着けてから、おもむろにカメラのセッティング。三脚のネジがどこかにいってしまい(おそらくバスの中で落としたんだと思う)、完璧に固定しきれないという状態でありましたが、まあそれっぽい写真を撮ることができました。


Nikon D7000 SIGMA18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM/ISO1250/18mm/F2.8/0.5s


Nikon D7000 SIGMA18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM/ISO1600/18mm/F2.8/3.0s


Nikon D7000 SIGMA18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM/ISO1600/18mm/F2.8/1.0s

オーロラは15分くらいみんなを楽しませて、見えなくなってしまいました。日によってはずっと出続けることもあるらしいのですが、まあ見れただけで十分とします(笑)しかし15分くらいずっと外にいましたが、興奮のせいか寒さをまったく感じませんでしたね。人体って面白いなと改めて思いました。逆にこれ以上長く出現し続けたら凍傷になる人が出ていたんじゃなかろうかと思うと、15分はちょうど良かったのかもしれません。

3日目は満月だったので満月とオーロラで撮りたかったのですが、残念ながら厚い雲に覆われてオーロラは全く見えませんでした。結局、トータルで13時間以上滞在して見られたのは15分だけ。見られたことはすごくラッキーだったんだなと思わずにはいられません。快く送り出してくれた奥さんに改めて感謝!今年も良い年になりそうだぜ!


おまけ1)
オーロラを撮影するにあたって、事前に色々と調べてきましたので、その内容と結果のご報告。
1)とにかく寒いので、バッテリー消費が激しくなりがち。そのため、いかにカメラを冷やさないかということに執心しなければいけません。僕がカメラに施した防寒対策は下記の通り。
・フリースのネックウォーマーをダラーショップ(日本の100均)で購入し、レンズ部分などを出してカメラを覆う。
・貼るカイロをバッテリー部分に貼付ける。
あまり外にずっといなかったこともあって、上記対策でまったく問題ありませんでした。

2)キンキンに冷やされたカメラを暖かい室内に持って入ると、一瞬で結露します。ダイニングホールで眺めてたら、ダメにしちゃってる方が何人かいらっしゃいました。一眼レフで、レンズと本体で結構するだろうに、、、。対策としては大きなジップロックを用意し、部屋に入る前にジップロックに入れ、しっかりチャックしておくことです。気密性の高いカメラバッグなどでも大丈夫です。とにかく急に暖かいところに生で出さないことが肝要です。

3)オーロラの明るさにもよりますが、設定をISO3200、F2.8以下、シャッター15秒くらいを目安と聞いていたのでそのままやったら明る過ぎてしまいました。満月の前日だったので月明かりが強過ぎたみたいです。最終的には写真の下にある数値に設定しました。カメラって難しいですねえ。そこが面白いのですが。

4)オーロラを撮るにはピントを∞に合わせる必要がありますが、暗いとAFが効きませんので手動設定する必要があります。ただ、簡単にずれてしまうのでセロテープなどを持参し、明るいところで∞に合わせたあとテープで固定してしまうのがいいでしょう。暗いのでとにかくできる限りの設定は明るいところであらかじめやっておくことが良いと思われます。

5)参考にしたサイトはこちら。
オーロラ情報館
ナヌックオーロラツアーズ
イエローナイフ オーロラ情報局

これからオーロラを撮りに行こうという方の参考に少しでもなれば幸いです。


おまけ2)
深夜にホテルに戻り、泥のように眠るわけですが、"Don't Disturb" の札を掛け忘れると朝8時過ぎにタオル交換で起こされるので忘れずにかけないといけません。(結局、隣の部屋の人を起こしにきた音で起きてしまいました。)



にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ

イエローナイフでオーロラ観てきました(1)

2013-01-31 19:29:13 | 旅行
1月24日(木)~27日(日)の3泊4日でイエローナイフにオーロラを見に行ってきました、一人で。娘は妻に見てもらい、そのために妻は有給休暇をとってくれたという、僕にはもったいないくらい出来た奥様であります。いやー、いい奥さんで良かったなー。最高だわー。

さて、バンクーバーからイエローナイフへは直行便がありません。なので、エドモントンというところを中継して向かいます。今回使ったのはWESTJETというカナダのLCCです。LCCといってもとても評判はいいところで、実際サービスも普通の航空会社となんら遜色ないレベルだったと思います。スッチャデスさん美人だったし。



1時間半ほどでエドモントン到着。最初に見えたのは農家だけでしたが、少し離れたところに民家が密集していました。どっちも雪で真っ白。寒いのね。

エドモントンでは乗り継ぎはせず、ただ40分ほど機内で待っているだけ。バンクーバーからエドモントンに行く人が降り、エドモントンからイエローナイフに行く人が乗ってきます。待ってる間にちょっとでもエドモントン空港内を探検しようとしたらダメって言われました。残念。

エドモントンからさらに1時間半ほどでイエローナイフに到着。もうこのへんになると、湖も川も真っ白に凍ってます。最高気温が-20℃とかですから、そりゃ凍りますわ。





空港にいた他の会社の飛行機のマークがかわいくて素敵でした。



誘導員の方とか寒そう過ぎて見てるだけで凍えてきます。
空港につくと、タラップを人力で押して飛行機に接続させます。寒過ぎて機械だとうまく動かないんですかね。



みんな「うひゃー、さみー」って感じに降りて行きます。実際、寒いです。



空港建物に入るとシロクマの剥製がお出迎え。アザラシさん、逃げて!



ここからツアー会社のバスに乗ってホテルに移動。

今回は飛行機・ホテルとも個人手配で行ったのですが、現地でのオーロラ見学はツアーを利用しました。
理由としては
・ホテルのすぐそばでは見られない(レンタカーを借りるかツアーに参加するかする必要がある)
・ツアーだと防寒具が借りられる(耐極寒使用のごっつい防寒着が用意されています)
というのがあります。
利用したツアー会社はオーロラビレッジという日本の会社です。結論としては利用してとても良かったです。

今回泊まったホテルはイエローナイフインというところ。たぶん、イエローナイフではいちばんハイグレードのホテルなんだと思います。ビジネスホテルと大差なかったですが、悪くはなかったです。Wifiも飛んでるし。



僕の部屋はこんな感じ。



到着したのが昼過ぎで、お昼を食べてから少し昼寝をしました。出発は9時前だし、見学は夜1時までありますからね。オーロラ見学の話はまた次回。


にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ

友達がフルマラソンを完走して感動した

2013-01-22 21:23:27 | Weblog
なんか色々書きたいことたまってるんですよね。パンツで電車乗ったり、ピザストーンでピザ作ったり、うどん打ったり美味しい水餃子の皮ができたり、その他色々あるんですが、池波正太郎の剣客商売って本を前に友達が絶賛してたのでうっかり読んでみたらすっかりはまってしまって、他のことが手に着かないまま今日に至る感じです。いやー、ホント面白いですよ、剣客商売。大先生みたいな、ああいうおじいちゃんになりたいですね。

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)
新潮社


で、本題なんですが、タイトルのまんまでして。いやね、僕の周りで他にもフルマラソン完走した人は何人かいるんですよ。でもみんな社会人になってから知り合った方達で、なんていうんですか、「ああ、そういう走るのが好きとか得意とかストイックとか、そういう種類の方々なのね」という線引きをしていたというか、まあ僕とは人種が違いますわね、って感じだったわけですよ。

ところがですよ。件の友人は僕たちが中学1年生のそれこそまだ毛も生えてないような時期から知ってる奴でして。その後も縁が腐り切って高3のときには僕の後ろの席で一緒に授業妨害をし、大学も同じ専攻でプライベートもつるんでとそれこそ四六時中一緒にいたんですね。もちろんそんなですから僕の現在の人格形成に多大な影響を及ぼしているわけで、すぐに服を脱ぐだとか笑いのためなら身体をはるとかいうのは全部こいつのせいです。

その童顔と少年の心を忘れない様から、僕らからピーターパンと呼ばれていた友人も気がつけば36歳、アラフォーに足を踏み入れており、去年は二人目の子どもも生まれて二児の父になってるってだけでもうびっくりというか感動しちゃってたんですよ。ああ、すぐにチンチン出したり、大学生にもなって木登りして木から落ちたあいつも二児の父親かあと。俺も年を取るわけだなあと。

で、彼はそんなマラソンなんてするタイプのやつじゃなかったんですよ。一緒にゲームして酒飲んで暴れてバカやってたどこにでもいるバカ学生だったし、大人になってからもまあ大体そんな感じだったと思うんです。なのにフルマラソンを完走しちゃったと。正直申し上げまして本当に感動したわけですよ。素直にすげえなって。俺等の仲間の中からフルマラソン完走するやつ出ちゃったんだ、って。もしかして俺にもできるんじゃないかな?って思っちゃいました。まあ走るの嫌いだし、ダイエットしなくても最近大丈夫だし、ていうか最近はちゃんと筋トレしてるし、マラソンはいいかなーなんて思う一方で、トライアスロン(短い距離のやつね)に少し興味があるので、そのためにも走ろうかなーなんて少し思ってみたりしました。

何にしても、感動をありがとう。俺はちょっと、いやすごく嬉しかったんだよ。

そんな気持ちを記録に残しておこうと思いまして、ちょっと書いてみました。さ、録り溜めたドラマ見て寝ようっと。

おまけ)
そいつのフルマラソン後のレポート

バンクーバーの日本食スーパーの売上げ増のために、無い知恵を絞ってみた

2013-01-10 11:39:00 | バンクーバー・雑感
はじめに)今日のエントリはすごく長いですが、皆さんのご意見をうかがいたいので読んでいただけるととても嬉しいです。

先日、バンクーバーに引っ越してくるときにお世話になった引っ越し屋さん「QIC」の社長さんと一緒に食事をしました。色々と現地情報を教えていただいて引っ越しだけでなくお世話になっているのですが、実は日本食スーパー「すず屋」も経営してらっしゃるそうで。Facebookでやけにそこのスーパーを推してるから何かご縁があるとは思っていたのですが、まさか自分の店だとはね。そら、推しますわ。

食べながら色々と話してたらFacebookやTwitter、ブログの話になりまして。で、社長さん曰く、「Facebookではある程度認知してもらいアプローチできるようになったけれど、そうでない人達にアプローチするにはどうすればいいのかなあ」とのこと。そこでつい、最近読んだ話を受け売りでとりあえずえらそうに講釈たれてしまいました、ごめんなさい。お話したのは、ストック型のメディアであるブログやホームページに価値のある情報をのせて、検索したときに上位に来るようにするしかないんじゃないですかね、ということでした。

この辺についてご興味ある方には是非とも下の2冊の本を読まれることをオススメいたします。どちらもKindleで買えるから、在庫切れの心配もなく世界中どこにいても読めるんやでー!(Kindleデバイスを持っていなくても、スマホやタブレットがあればKindleアプリがあるのでそちらをご活用ください)

素人の顧客の意見は聞くな 永江一石のITマーケティング日記
永江一石
プチ・レトル


MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 (宣伝会議)
田端 信太郎
宣伝会議


さて、別れてから僕なりにもう少し真面目に考えてみました。
まず、ネット商店ではない店舗においてネットが果たせる役割は、
1)検索でヒットして認知してもらう(ストック型、ブログ・ホームページ)
2)セール情報などを発信する(フロー型、Facebook・Twitter)
という2つがあります。具体的には、1でお店の存在、所在地、営業時間、取り扱い内容を伝え、2でセール情報や休業予定などを伝えます。僕がお伝えしたのは1を充実させましょう、ということですね。

でも充実といっても何をすればいいの?というところをすず屋さん(日本食スーパー)の例で考えてみましたのでこちらで展開してみます。「ご本人にメールしろよ」という話なのですが、せっかくだからここに晒してみて他の方々のご意見もきけたらなーと。「こういうのはどう?」とか「素人がバカ言ってんじゃねーよ」というのも含めてご意見いただければ自分の勉強になりますので、是非。


まず、アプローチする相手について考えてみます。すず屋さんはバーナビー市というバンクーバー市の隣に位置する市にある日本食スーパーです。ネット商店ならいざ知らず、海外の一商店が一生懸命日本在住の日本人にアピールしても1円も得しません。狙うのはバーナビー近郊、広くとってもバンクーバー全体(バンクーバー市だけでなくリッチモンド市、バーナビー市など
隣接する市を含めて大きい意味でバンクーバーと称しています)がいいところでしょう。

その中で、日本食に興味がある人、となるとさらに絞られてきます。まずほとんどは日本人、あとは中国人、少数のカナダ人、というところでしょうか。となると当然、バーナビー近郊に在住の日本人がメインターゲットになります。ただ、日本食スーパーというのは非常に少ないので、バーナビー近郊の日本人ですず屋を知らない人はおそらくほとんどいないでしょう。つまり、彼らに一生懸命お店の場所などの情報を伝えてもあまり意味がありません。
(FacebookやTwitterのフォロワー以外にセール情報を伝えたい場合は、セール情報をホームページに掲載してその旨を店頭に掲示し、ホームページを見てセール情報をチェックする習慣をつけてもらいます。)

ということは、
A)バーナビー近郊ではないがバンクーバー在住の日本人
B)バーナビー近郊の日本人以外
をターゲットにして何をどう伝えるかを考えていく必要があります。

では、それぞれについて具体的に考えてみます。

A)
まずバーナビー近郊ではないがバンクーバー在住の日本人にアプローチしたいとしましょう。僕がまさにその日本人なのですが、残念ながら知り合いの店であるにも関わらず僕は依然としてすず屋さんに行く予定はありません(ごめんなさい!)。なぜかと言えば遠いから。近くに日本食スーパーがあるので、どうしてもそちらに行ってしまいます。

なので、来てもらうためには相当のフックが必要になります。具体的には他店に置いていないものを入荷するしかありません。例えば現在、日本で人気らしい「まるちゃん正麺」なんかどうでしょう(単に僕が食べたいだけw)。こういった「いま日本で流行っている!」というものはちょっと遠出してでも試してみたいものです。また、お弁当に入れる用の冷凍食品は、こちらの学校は給食がないので毎日お弁当を作るお母さん達のニーズはかなり高いと思います(実際に聞いてみたところ、欲しいけど売っていない!という声あり。値段にもよりますが、、、)。もちろん輸入許可の障壁は大きいのでしょうがトライする価値はあるかと思います。可能であればわざわざ行く人も結構いるでしょうし、そうなればついで買いも見込めます。そうした差別化をホームページ上でアピールし、同時にFacebookやTwitterで拡散してもらうことで店舗の認知と集客の両方を狙います。

また、来てもらうだけでなくこちらから赴くという方法がとれるなら実はそれがいちばんでしょう。買い物ってでかけるのが手間ですし、届けに来てくれるならこんなにありがたい話はないわけで。多少配送料がかかっても、ガソリン代+手間賃と思えば払う人はお年寄りを中心に多いと思うんですよね。一定額以上で配送料無料とすれば顧客単価増にもつながりますし、地球規模で言えば個人個人が買い物に行くより環境にも優しいし、法的な縛りがなければ是非トライしていただきたいところです。その場合、ホームページ上でのオーダーが可能である必要があるのは言うまでもありません。またその情報を定期的にフロー化して拡散することも重要です。

ちょっと実現が難しそうな上に他の日本食屋さんが真似したらそこでおしまいなのであまりいい作戦ではありません。要するにあまり一生懸命アプローチする相手じゃないってことですね、残念ながら。個人的には是非導入してほしいですけどね!


B)
日本人以外へのアプローチについて。やはりこっちが本命です。パイが大きいので集客増を狙うなら絶対ここ。
ホームページを拝見すると英語ページもあるので、日本人だけを相手にしてるわけではないのが伺えますが、僕はこれは中国語ページも加えるべきだと思います。バンクーバーにはすごい数の中国人が住み着いていて、しかも彼らの何割かは英語を話せません。話せる人達も、母国語のページの方がとっつきやすいことは間違いないでしょう。中華系スーパーに行けば日本製品やパチモンの日本製品が並べられているところを見ると、日本製品に対する需要は確実にあります。ここで、「中華系スーパーに置いてあるのは必ずしも日本製じゃないよ!」というのを糾弾しつつ、「でもすず屋に置いてあるのはどれも正真正銘の日本ブランドだから安心!」とアピールすることで(しなくてもわかると思うけど)、一定層に効果があると思われます。

パクり損ねるとこんな悲しいことに。でも日本人以外はわからないよなあ。

さらに、置いてある商品について英語および中国語での説明をつけると、購買意欲向上が期待できます。特にレンジでチンする唐揚げ粉(←愛用しています!)とかCookDo!系の混ぜるだけで一品ができるものは、海外仕様のものも一部ありますがそうでないものもまだまだ多くあります。イチオシ商品については中国語への翻訳を他の日本食スーパーさんと協力して、ホームページに掲載したり店頭でメモを添付したりすると面白いかなあと。もっと言えば、日本食のうち外国人に食べやすそうなレシピを紹介して「材料はうちで手に入りますよ!」というのも和食の裾野を広げる意味でもトライしてほしいなあなんて思ってます。

上記の情報を充実させた上で、バーナビーの和食レストラン(日本人経営じゃないちょっと違う感じのところも含めて)にチラシを置かせてもらうと、「ちょっとサイトを見てみるかな」となるのでは。


ざっとこんなところでしょうか。全否定も含めご意見あれば皆様から幅広く頂戴したいと思いますので是非!
あと、バンクーバーに住んでいる方、お知り合いがいる方はQICすず屋をよろしくね!


にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ