オフィス・ヤハのトホホな日々

エホバの証人の一プログラマが聖書研究と自転車の趣味等を徒然なるままに

スペイン高速鉄道大惨事

2013年07月28日 | 日記


    スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステラで7月24日に起きた高速鉄道事故は、その瞬間を捕えた動画が公開されて、その衝撃がより一層増したように思われます。

    報道の初期段階で、NHKが招いた解説者が、ハイブリッドシステム2両目の高重心を指摘したそうですが、どうやら玄人筋にはそれが最も当を得た要因だったようです。

    当然のことですが、直接的には、狂気の沙汰とも言えた2倍以上の速度超過がなければ、この大惨事は生じなかった訳ですが、監視カメラのビデオを見た印象では、2両目の電源車両さえなかったら、このスピードでもコーナーをクリアできちゃったんじゃないの?って思います。


スペインの高速列車 AVE S730
客車両の低重心と前後の機関車両のアンバランスが気になります

    つい先日起きた、サンフランシスコ空港でのボーイング777型機着陸失敗の大惨事もそうですが、事故の真の原因がどこにあったのかが一番知りたいところです。しかしながら、この種の出来事というのは、得てして派手な映像報道で賑(にぎ)わした後は、相当日数が経過した後の事故調査委員会の発見した重大事実などは、余程注意していないとまず見逃してしまいます。

    しばらくは、このスペイン高速鉄道とサンフランシスコ国際空港事故を忘れ去ってしまわないようにしたいと思っています。個人的には、やはり先日のルマン24時間レースでの、アラン・シモンセン選手の悲劇についても、納得ゆく結論を得るべく調査の手を緩めないようにしたいと思っているのです。