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窯周りの小物と初焼成

2011-05-01 | 陶芸
自作窯を焼成する為の必要な小物を買い集めました。

まず一番の助っ人、バーナーです。



風呂釜用の灯油式の物が、比較的安価に出回っているので流用します。

燃料は全て薪で!と言いたい所だけど、薪で焼成となると、大変時間が掛かり(3日間以上)、おそらく薪の量も我家で使う薪ストーブ一年分以上必要になります。

今回の窯作りは、焼成まで全て一人で完結出来る事(焼成完了まで15時間以内)を念頭に置いているので、薪と灯油のハイブリット型にしたんです。

これは窯の内部温度を測定する為の器具、熱電対。



1300度以上でも溶けないように、白金で出来ているので非常に高価(数万円~)な物です。

こちらは温度計。



予算の都合でアナログの中古品を購入しました。

窯内の底に家の前の海から取ってきた砂を引き、内壁面には土と木灰をよく練った泥を塗りつけ、内張りとしました。



煙突も取り付け完成。



左右に散らばっている板が蓋。



窯内に焼成する作品を並べていきます。



焼き上がりに満足してない以前の作品達も、二度焼きの窯変期待で少々置いてみる。



その上に先日作ったアサヒキャスターの蓋を並べ、隙間は泥で目張り。

真ん中の白いポチは熱電対(温度計)の差込口。



完成しました!

快晴予報の翌日を待ち、いよいよ焼成します。



翌朝4時20分灯油バーナー点火!



さぁー初の試み、いかに??

最高到達温度1250度、15時間以内の完成を目指します。




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