さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

さっちゃんと父 ~ あとがき ~

2008年11月24日 15時35分35秒 | 実家の想い出

「さっちゃんと父」は32話で終了致しました。
途中、あまりの閲覧数に驚いて話が書けなくなった
こともありましたが、なんとか最後までこれました。
読んでいただいた皆様方、本当にありがとうございました。

 

   

 

       あ と が き 

 

私のブログは、まず第1の目的に、この父を無縁仏にすると

いうことを前提に立ち上げたものでした。

一人っ子で長男に嫁いだからには仕方ないのだけれど、かなり

の後ろめたさ?冷たさ?をぬぐい切れませんでした。

 

そして、第2の目的「着付け道」「看病記」「ピカピカの1年生」

に続いて、私の自伝でした。気になっていること、思い残すことなく

書いてすっきりして、これからの残りの人生を楽しもう、と思うもの。

そしてこの自伝は、子供達と夫に私を知ってもらうためのもの、

言わば、家族へのラブレター兼、遺書です。

 

幼い子供達を残して突然倒れてそのまま逝かれた知人、

もう少しで正月という時に二人の子を置いて逝った母子家庭の友人、

そして、乳飲み子を残して事故で亡くなった子供のクラスの父母達。

また、逆に、折角育て上げてきたのに突然の交通事故で

お子さんを無くされた親御さんたち。

幾人もの人たちを見送ってきて、常々思うのです。

 

生と死は隣り合わせ。

いつ自分がその仲間になるやもしれません。

 

私は自分のこと、家族にほとんど話してきませんでした。

私にはもうひと組の親、産みの親達がいます。

彼らのことは、ここでは秘密にしておきます。

知らないこと・定かでないこと多すぎますから・・・。

けれど、きちんと知りたいと思うのです。今となっては不可知。

だから子供達には、私というルーツを記したのです。

 

今は、達成感に包まれています。

やっと、新しく本当に前に進むことができます。

 

 

 

人はどんどん変わってゆくのです。

良い方へ行ったなら幸せ!

悪い方に傾いたとて、前向きな姿勢を持つ。

自分の心しだいで幸せになれるものだと思っています。

 

最後に、私のブログを読んで頂いた方々、応援して

頂いた方々、すべての方々にお礼申しあげます。

本当にありがとうございました。

何かを少しでも感じて、ご自分の人生に

役立つことでもあれば、最高に嬉しく思います。

 

 

2008年11月24日(月) 記.

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さっちゃんと父 ★ 32 ★ | トップ | 家紋 15 ≪藤紋≫ »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
azuちゃんへ♪ (obichan)
2008-11-26 22:03:09
こんばんは。いつもコメントありがとう!
誰かとぶつかると飛んでしまうことあるみたいよ。

≪私は自分好みの自分探し・・・≫

そうね、まだ若いもんね。まだまだこれからだね。
私もそのころはいっぱい悩んでたわね。着付け講師時代まっただ中!
大阪の厳しいおばちゃんたちにもみくちゃにされてたですよ。
よく切り抜けてこれたもんだわ!(笑)

azuちゃんもいろんな経験を積んで、素敵な女性になって自分を見つけてくださいね!

≪帯ちゃんはそのままでいいかな?・・・そのままで素敵だもん≫

ありがとう!そんなこと言われるとテレちゃうなっ!
でもまだ満足してないのよね。まだまだ頑張るわよ。

azuちゃん、人生はゆっくり少し振り返りながら進むと
いろんなこと見えてくるよ。ほどほどに頑張ろうね。
返信する
お疲れ様でした (azu)
2008-11-26 18:02:41
一度コメいれたのですが上手く送信できなかったみたいです

私は途中から拝見して帯ちゃんの魅力に引き込まれました
なんかふぉわんとした雰囲気がすごく好きです

私は長女でいつもいい子でいようとしてきました
最近それをやめたらすごく楽になりました
悔いの無い人生を送りたいと思う今日この頃です

帯ちゃんのお父さんへの思いすごく伝わってきました
お父さんをこんなに思っていることが供養だと思います
これからは帯ちゃん自身を大切にして下さい

私は自分好みの自分探し・・・
帯ちゃんはそのままでいいかな?・・・そのままで素敵だもん

これからも応援しています
返信する
ぢゃいさんへ (obichan)
2008-11-26 11:31:35
2度目のコメントありがとうございます。

1度目は、18話めの≪父の看病≫8月の時でしたね。
まだお父様ご健在でしたね。
そうでしたか。。あれから間を於かずお父様逝かれたんですね。
お父様といっぱいお話されましたか?思い残すことなく出来ましたか?

なかなか解かってってもできないことありますからね。
そういうときはどうか、思い出してあげて下さい。
そして、後は自分が幸せになること、楽しく過ごすこと、
笑顔を絶やさないことを目標にしましょうね。それが供養に繋がります。

何という不思議な縁なのでしょう!
私とよく似た境遇の方にこのブログを読んで
もらえて、コメントを頂けるなんて、感無量です。

ありがとうございました。よろしければ、またいつでもお越しくださいね。
返信する
何度も (ぢゃい)
2008-11-26 00:14:12
さっちゃんと父を読んだ後、コメントを打ち込んでは送信できずにいました。
私も養父母に育てられました。
母は私が結婚した13年前に、その後12年間同居した父は今夏、他界しました。
私は次男の妻になったのですが、嫁にいきました。
お墓は嫁ぎ先の家名でたてましたが、両親に入ってもらいました。

さっちゃんと父32文中の
【お母さんよりお父さんの方が…】
という思いを日が経つごとに実感しています。

さっちゃんと父…いろいろと考える時間をもらいました。
ありがとうございました。
返信する
忠太さんへ♪ (obichan)
2008-11-25 13:30:36
どなたか言わずともしてくれる親族がいるなら
良いでしょうけど、そうでなければどこそこの
お墓に入れるとか記したもの残しておく方がよいでしょう。
でなければ葬儀を担当したお寺さんが無縁仏をまつるという話もあります。
返信する
お疲れ様でした (忠太)
2008-11-25 11:42:58
(僕も無縁仏かな…)と思う今日この頃、自分のことは自分で決しておかなければならないのでしょうか。面倒ですね。
返信する

実家の想い出」カテゴリの最新記事