さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

令和の典拠

2019年05月03日 12時52分52秒 | 日記

「令」

全訳 漢字海』より抜粋

一)動詞:命令する、号令する

二)接続詞:し-めば。 も-し

三)名詞:①命令。②法令。③官職名。④年中行事。⑤季節。⑥詞や曲の題名。⑦姓。

四)形容詞:①立派な。美しい。よい。②他人の親族につける敬称。


【説文】命令を下す。

【釈名】「令」は「領」である。物事を理領させ(=了解)させ犯させないのである。

[日本語用法]現代の俗用として「齢」の略体として用いることがある。「年齢」


  

 

今回、政府から発表されたのは、形容詞としての使われ方のようです。

平凡な私たちからすれば頭に即浮かぶのはやっぱり「一」の

動詞の意味「命令する、号令する」だったのではないでしょうか。

 

この令和の典拠が、万葉集の一節「初春令月、気淑風和」で

初めての国書からと話題になったようですが、

(えっ?そうなん?)と私などは思った次第でして・・・


  


ガラパコス速報には下記のような記事があって参考になりました。

新元号「令和」に込められた本当の意味をガチ解説した東大教授の文章がすごい

 

ある東京大学教授は、「令和」には、原典である「万葉集」に

書かれた意味を踏まえて、はじめて真の解釈が成り立つとして

「権力者の横暴を許せないし、忘れることもできない」

という意味が込められていると解説しているとのこと。

 

 

また、下記にあげるコアランさんのyoutubeも大変参考になりました。

 

令和の典拠は万葉集の他に漢籍の礼記も~マスコミが伝えないもうひとつの意味。

 

 

で、この方に興味がわいてブログにも寄せて頂きました。

全く同じ思いがコアランさんのブログ「明日にかける橋」にありましたね。


~平成31年4月4日の記事より引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~

首相の記者会見を聞いていると、どうもほとんど知らないような気配を感じる。

専門家が持ってきた案を、中途半端でいい加減な知識でテキトーに決めた、
といったところか。

そもそも日本の伝統というのは外国から輸入したものをカスタマイズすることにある。


すでにカスタマイズされた国書から漢字を選ぶより、
新たに漢籍から漢字を選んで現代的にカスタマイズすることのほうが伝統に則していると思うが……。


また、平成31年4月2日の記事には漢書に

『礼記』経解篇の「發號出令而民説、謂之和」

意味は「号令を発して民がよろこぶ、これを和という」であって、
権力者と民衆の理想的な関係を示したものだ。

 

 とあります。なるほど、とこちらの方が私にはしっくりきました。

 

              

 

 今日で令和元年3日めですが、そういうことにワクワクはしてもあまり興味がなく、

意識が低い人が多いので、反対もなく受け入れが早いとかネットでみかけました。

確かに平成よりは早く馴染んでると自分でも思います。

普段の生活が忙しくて、一気に変化するものでもないので今まで通りじゃあないかな。

 

ともあれ今日は結婚記念日。私が休みだったので、

朝起きたら丁寧な挨拶を我が夫のまーちゃんからされました。

「これはこれはおめでとうございます。これからもよろしくお願いします。」と。

 

 

 

 

 

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