goo blog サービス終了のお知らせ 

さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

御訪問者の皆様へ

ようこそ、いらっしゃいました♪ いつも御訪問頂きありがとうございます。 訳あってコメント欄閉じていますので、《おしゃべり広場》は閲覧のみとなっております。 本年もよろしくお願いします。

      

家紋 22 ≪茶の実紋≫

2009年12月06日 14時52分00秒 | 家紋

 

茶の実紋
(ちゃのみもん)

橘紋からの転化とされる

 

茶はツバキ科の常緑低木。

中国南東部の山地や、チベットと高原の高知が原産地。

枝は細かく分かれ、葉は互生し革質であるがあまり厚くはない。

濃緑色で光沢があり、先のとがった長楕円形で、鋸葉を持つ。

 

茶の実紋は橘紋に似ているが、

実の背後の三つ葉や実の頂点の小点がない。

種類も橘紋とほとんど同じで、

果実の数によって分類される。

一つ茶の実、向こう茶の実、浮線茶の実など一果のもの。

対(むか)い茶の実、違い茶の実、割り茶の実の二果。

三つ盛り茶の実、三つ寄せ茶の実、などは三果。

また、輪違いは四果で、五つ茶の実まである。

 

これは茶道数奇者の用いた紋か。

藤原氏系の良文流の堀江氏、秀郷流の松村、赤堀氏、

支流の室田、鵜飼、太田、米野、他、菅原氏流の土田氏、

伴氏流の伴氏、新田流の村上氏。

 

 

           
石持ち地抜き茶の実       違い茶の実 

 
丸に茶の実
 

           
片折れ茶の実        三つ茶の実         三つ葉茶の実

  

 

    家紋の由来

 

いつもお世話になっている↑↑家紋ワールドさんです。

ありがとうございます。

 

 

 

茶は周代(紀元前1122~771)のころ

すでに用いられていたといわれ、

魏(ぎ)・晋(しん)の時代に煎茶が盛んだったと伝える。

唐代に入って磚茶(たんちゃ)〈団茶〉〕ができ、
 磚茶と団茶は違うようなので参考にリンクしてます。

今日の緑茶の形は宋代、紅茶は明代に始まったという。


日本に茶が渡来するのは、

奈良期の聖武天皇のころ中国からだといい、

平安初期に最澄が唐から茶の種子を持ち帰った

のが栽培のはじまりと伝えている。

 

茶道が最も盛んとなったのは15~16世紀。

茶道とは茶の湯の道のことで

数寄道(すきどう)とも呼んだ。

古くは寺院で茶湯(さとう)と称したのを、

一般俗家では茶の湯と呼んだのに始まる。

数寄とは茶ずきの略。

 

 「茶の実」の写真→ここ

 

 

 

 『日本家紋総覧コンパクト版』:編集 能坂利雄 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンク