新シリーズを始めています。
我が家の息子たちが、小学生のころの思い出語りです。
今は、ゆみちゃんの話・・・
子育て中の皆様の参考にでもなれば・・嬉しいです。
そうでない方は、どうぞ笑ってやって下さい。
”笑う門には福来たる” ・・・なあんてね。
第5話 『 ゆみちゃん 』
「なあなあ、ゲームしよう!し~たい人この指と~まれ!」
「ゆみもぉ、ゆみもぉ、よしてぇ~。」
「信也もする~!」
「うん。いいよ。まことの次やで、負けたらかわんねんで。」
「ほんなら、ゆみ、それまでお絵かきしとこ~っと・・♪」
「おねえちゃん、信也も、する~!」
「あかん!これ、ゆみのんやから、貸したらへん。」
・・・おんやぁ、ただならぬ気配・・・
「ええもん!こっちのん使うもん!」
・・・小さいのにできた子やなぁ・・・
「あかん ! ゆみ、今から使うねん。」
・・・おいおい、それうちのんやろ・・・
とうとう、ゆみちゃんそこらへんのクレヨン握りしめて、
貸そうとしなくなりました。
ゆみちゃんは、最初のころ自分のものは自分のもの、人のものは
貸してと言えば、自分のもの(流石に持って帰りはしないけど)、
特に自分より弱い者に いけず (=意地悪)するようでした。
弟の信也くんに対しては、家で母親からよ~く叱られるようで、
だんだんお姉ちゃんらしくは成りつつありましたが・・
他の友達、特に男の子で逆らわない子・泣き虫な子
に対しては徹底的に いけず してました。
この年ぐらいの女の子にある独特な陰険さをどう直していくか・・
男の子のみの我が家では、最初、正直いって戸惑ってましたね。
私が幼い頃にはあまり湧かない感情でしたから・・・
話は元に戻しますが・・
弟へのいけずに対しては、ゆみちゃんの母がたしなめました。
「ゆみ!何ゆうてんのん。お姉ちゃんやろ。弟泣かしたらあかんやん。
ちゃんと遊んだらんとぉ。」 ・・・いいぞぉ、さすが母親、ガンバレ~・・・
しかし、信也くんがその場を離れてゲームの方へ行ってしまった
ので、ゆみちゃんそのままひとりでお絵かきをしています。
・・・おいおい、信也~。君の打たれ上手なお陰で
お母さんのお叱りが意味なくなったんじゃないの?
本当にお利口さんなんだから ・・・
信也君はちゃんとゲームの順番に入り込ませてもらったようです。
しかし、信也君流石に弱い!すぐ負けちゃいました。
さあ、次はマーくんの番です。そこへゆみちゃん、何時の間にやら
そばにいて、ゲームコントローラーを奪ってしまいました。
「次、わたし ゆみの番 やで~
」