新シリーズを始めています。
我が家の息子たちが、小学生のころの思い出語りです。
今は、ゆうちゃんが小学1年生のとき、入学式の次の日の話・・・
子育て中の皆様の参考にでもなれば・・嬉しいです。
そうでない方は、どうぞ笑ってやって下さい。
”笑う門には福来たる” ・・・なあんてね。
第2話 『 地震・雷・火事・おかん 』
「先生が寄り道したらあかんって言ってはったのになぁ~、
わたし、一回帰らなあかんで~って忠告してんけどね、
聞きやれへんねん!! 何回も言うたんやけどぉ~・・」
お兄ちゃんのマーくんの時代にはなかった事態でした。
初めての家へ忠告に来るなんて、寅年の女の子は
凄くしっかりしてるなあ!
「ありがとうね。ほんでなんて言ってやったの?」
「ほっといてんか!って言われてん。」 ・・・だろうなあ
このころ私たちが住んでいたマンションは、西側の道路に
面した方にベランダがあり、その反対側が玄関になっていて、
玄関を出た通路から、グランドのある公園が見降ろせました。
そして、そのもひとつ向こうのほうに中学校が見えていました。
マンションの駐車場の出入口から出た、幅3mほどの道を
渡ればそこが公園でした。
私は早速、公園へと行かざるをえませんでした。
別にいいやん!と思う方なんですが、こっちこっちと案内して
くれるS川女子の手前、ついて行かざるを得ませんでした。
昨日、先生も寄り道すな!っていってたし・・・
このS川女子、絶対私が叱るまで帰らんやろな~。
仕方なくなく・・
「こぉ~~ら、まことぉ
ゆう
なに寄り道してんねん。さっさと帰らんかぁ~
ちゃんとランドセル持って帰らんと、盗られてしまうでぇ
まことんちのお母さんも待ってるしぃ、
ランドセル置いてから遊びにおいで。」
私は大声出せるところでは、思い切り声を出して子供たちを
叱っていました。本当に自分の子のように叱ります。
うちへ遊びに来る子は特別なニックネームがない限り、
基本的に、名字・名前どちらかの呼び捨てでした。
そうやって、親(大人)と子供の立場をしっかり解らせていました。
・・・・・・・
あ、もしかして私のイメージ違う・・・って思いませんでしたか
これが、子供が小学生時代の私の叱り方のひとつでした。
「お泊りいってくるわ。」
ゆうちゃんが珍しく車で出かけたようです。
高校の後輩が神戸で一人暮らし、し出したらしい。
一年間の研修が終わって、移動になったとのこと。
それより何より・・・ 神戸 である。
ハハーン さては おディと だなあ
ちょっとカマかけたろ。
「慎重に車運転しなあかんで。彼女にけがさせたらあかんからね。」
「ほ~い そうするわ。じゃ、行ってきま~す。」
バレバレやん。きみィ~。