「主治医が見つかる診療所」 TV東京昨日放送分より
この時期、気になる症状の話をしていたのでメモっとこう!
人間の肌は皮脂膜・角質・セラミドなどのバリアに覆われていて、
水分の蒸発を防いだり、外部の刺激から肌を守っている。
乾燥すると皮膚のバリアーが崩れ、わずかな刺激もかゆみと感じる。
≪かゆみの原因≫
1.アレルギー性・・・アレルギーによるかゆみ
2.刺激性・・・衣類・髪の毛・汗などに触れることによって起こるかゆみ。
3.乾燥性・・・冬に多い、乾燥肌に よるかゆみ
かゆみは、間違った対処をしていると危険な状態になってしまう。
掻きつづけることで、かゆみを感じる神経がどんどん伸びてしまう。
伸びた神経はもとにもどりにくいので、悪循環におちいって、深刻な事態をまねく。
≪かゆみ予防、衣食住≫
衣
静電気・・・人間の体に蓄えられている。(指先で感じる静電気4000ボルト)
綿が静電気起きにくい。
革靴が電気をにがす、
パチパチを防ぐには、霧吹きでひと吹きするだけで、
静電気を放出してくれる。
食
こんにゃく・・・肌によいセラミドが生いもの皮の部分に
多く含まれている。
住
≪部屋の乾燥≫
加湿器は自分のそばにおくのが良い。(湿度50%~60%にたもつ)
お湯をはった洗面器をおいておく。
観葉食物などをおく。
≪かゆみの対処法≫
保護フィルムをかゆい部分に貼る。(皮膚の掻き壊しを防いでくれる)
かゆい部分に、保湿クリームを塗ってラップをまいたり、
保冷剤で冷やすのもよい。(保冷剤は常温の方が良い)
≪正しい入浴法≫
1.洗い方・・・ごしごし洗わない。(健康な角質まで落としてしまう)
手で優しく洗う。手の届かないところは柔らかい布で洗う。
冬場なら、石鹸は少なめで、使うのは週1回でよい。
(汚れはほとんど水溶性(汗・ほこり等)で、湯で落ちる)
2.温度・・・湯船に浸かるのは、38~40度、15分以内。
(セラミドは水に溶ける性質を持ち、高いほど、長いほど解ける)