のんびりまったりおばばな毎日

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3人育児奮闘中のつもり@横浜

気骨の判決

2009-08-16 | みるを楽しむ
NHKの「気骨の判決」というドラマをみてた
戦争のために真実を曲げずに戦った判事がいたことを知って
どこかほっとしたのと大多数の意見の中に法律というのは
無力であるのかと悲しくなりもした
選挙という制度と軍部との関わりは矛盾したものであり、
それを天皇の意思としてすり替えて自分の判断ができなくなっていた
国民が一番の被害者であり、加害者でもある。
そんな時代だったのだと言ってしまうのは危険のような気がする。
自分の意思はどこか、本当にこれであっているのか、
常に立ち止まって確認していくことが必要だろう。
私自身の意思をまた自分が確認していかなくてはならないのも
どこかもどかしいが、探りながら進むしかないのだから。
    
気骨の判決では必死に司法を守ろうとした判事の話。
そして当時は必死に議会政治を守ろうとした政治家たちもいた。
政党を政治家みずからが解散し、翼賛会になだれ込んでいく状況の中で
司法から、議会政治から、歯止めをかけようとした人もいたということ。
本では自民党の前身ともいえるらしいが、忘れてませんか自民党さん

ちなみにNHKでは戦争の証言を集めているらしいです。
2011年を目指して戦争証言を未来に伝えていくとか。
ネットなどでも応募できます。
貴重な証言をぜひ送ってほしいですNHK戦争証言プロジェクト